ザ・ライフ・オブ・ワタシ

平凡の中の華やかを

4月30日

 「西向く侍(にしむくさむらい)」と頭で唱えないと未だにどの月が小の月か分からない。「西(=二、四)」だから今月も今日で終わり。3月末に留学先から帰ってきて、既に一ヶ月以上が経ったのに、日々を惰性で過ごしてしまっている。家の中にいてもできることはあるはず。

 起きてすぐに友人と電話する。11時ごろに起きてから1時過ぎまで、計2時間以上話していて自分でも驚いた。イギリスの寮にいた頃は自室があったので好きなだけ人と通話できたけど、実家では部屋がないので家族の目を気にして話さなければいけないのが嫌だなと思う。贅沢な悩み。大学のクラスもアルバイト先も同じ子なので、あれやこれやと話題が沢山。久々に家族以外の人と(実際会ってではなくとも)会話をすることができて、とても満足。早くアルバイト先に復帰したいけど、緊急事態宣言に準ずるはずなのでまた一か月延期になりそう。

 Instagramのフィードを見ていると、大好きなミュージシャンのLelandが前年Eurovision優勝者のDuncan Laurenceの新曲に携わっていることを知る。

 彼はTroye SivanやAllie X、Dayaなどへの楽曲提供で少しずつ頭角を現し始め、今ではSelena GomezやBTSなど大物への提供も数々こなす人気ソングライターに。自身もシンガーとして活動している。LGBTQのミュージシャンとしても知られている。まだ人気が出る前から注目していたミュージシャンだったのでとても嬉しい。


 夜は8時45分から倉木麻衣のライブ映像配信を観る。昨年留学に行く直前にわざわざ京都まで足を運んだツアーの東京公演の映像だった。かれこれ小学生の頃から10年以上ファンをやっている。YouTubeの生配信は視聴者がリアルタイムでコメントすることができるのだけど、大好きな倉木麻衣ライブ配信中に人種差別的なコメントをする人がいて悲しくなった。報告ボタンを押してからはコメント表示をオフにして見ないようにしていた。ライブ映像自体はなぜだか一番聴きたい「渡月橋 ~君 想ふ~」など一部がカットされてしまっていたけど、懐かしいセットリストで何だか会場にタイムスリップしたいみたいだった。

 弟が使わなくなったNintendo Switch本体とソフトをメルカリで出品するのを手伝った。発送自体は彼が自分でしに行ったのだけど、購入者とのやり取りなどは自分が行うことに。あるソフトを購入した方の態度が今までになく悪くて「あとで低評価にしてやろうか」と思ったけど、イライラをそのまま返すのも大人げないので問題なく進めば高評価のままでいいかと思う。

 課題を消化する合間に、先日申し込んだ在宅アルバイトの試験概要をチェックする。英語で250ページのガイドラインを読んでからテストに臨むこと、とあり早々に諦める。5月のアルバイトも何やら無くなりそうな雰囲気で休業補償に頼るしかないのだけど、課題をこなしながら250ページ読み込む余力はとてもない。テストを受験することなく放置しておくのも気がかりになってしまうので適当に回答すると直後に不合格メールが来た。自ら自暴自棄になってやったことなのに、「Failed」の文字を見てちょっと不機嫌になったところで午前4時になってしまったので、今日もこんな遅くに床に就いた。

 定期的に見つけた曲やそのときに聴きたい曲を集めたプレイリストを更新している。いつ更新するかは完全に気分次第なのだけど、自粛生活で新しい音楽探しが捗りすぎてしまい、3時間越えになったので2つに分けてみた。よかったら自粛生活のお供に聴いてみてください。