2025年11月27日
先日文フリに出展した際に、ある方に「またブログを書いて欲しい」と言っていただけて、嬉しかったので書いています。単純。
退職金が振り込まれた。3年も働いていないのに退職金が出ること自体なかなか恵まれていると思うのだが、そこそこの金額で嬉しい。このお陰でお金の心配をすることなく、退職後の有休消化旅行を楽しむことができたので。
今日振り込まれることは中退協からの葉書で知っていて、日付が変わるタイミングや通勤電車などで銀行のアプリを開いてみたのだが、なかなか振り込まれない。不安になった昼過ぎにようやく入金が確認できて安心した。いつも悪い想像ばかりするので「伝えていた口座が間違っていて、○○万円を丸ごと諦めなければならなくなった自分」まで並行世界に誕生したところだった。
お金は使うことも貯めることも好きで、多分人より好き。27歳にしてはそこそこ貯金のある方なんじゃないかと思っているが、どうせ然るべきタイミングで追い抜かれるのも知っているし、都内在住の同性愛者にはマイカーだのマイホームだの子供の学費だのは縁がない話な気がするので、貯める必要もないのかもしれない。
なんでも追い抜かれる。これまでもずっとそうだった。そこそこ器用だから大抵のことはできてしまうが、怠け者なのですぐに追い越される。私を、待たなくていいよ。
今日はフィルメックスで映画『女の子』を観る予定だったので、ありがたくフレックス制度を利用させていただき、いつもより早めに退勤した。せっかちが祟って早く有楽町に着いてしまったので、劇場近くのクリスピークリームドーナツでドーナツとコーヒーを頂く。思えば退職金が入ってから初めての出費はこれだった。身の丈に合っている。
映画はまずまずだった。いや、嘘かも、あんま好きじゃなかった。最近俳優として話題作に出演している9m88は確かにハマり役だったけど、先日観た『ダブル・ハピネス』の方が何倍も面白かった。
監督自身の生い立ちが反映された脚本らしいが、それにしても不幸物語すぎるし、展開の緩急が奇妙だった。トキシックな関係から離れられない母親、絶望へ道連れにされる子供たち、経済的余裕のなさからくるドン詰まり感。途中、主人公の一晩の反抗も結局不発に終わる。抑揚があまりないかと思えば急に展開が進むし、そのテンポ感に乗り切れず。
あの家庭の閉塞感は身に覚えがあった。「早く離婚してよ」と言い放つシーン、自分も同じことを母親に言ったなと思い出した。子供はいつも残酷である。
いや、好きなところもあったんですけどね。主人公の住む家の内装よかった。撮影方法も好きなところがあった、特に成長した主人公の表情を窺うようにジリジリとわざとらしく寄るカメラ。そして、cuntyな友人、安っぽく同情を寄せ付けない悪人の死亡シーン。悪人が分かりやすく更生しないのも、監督自身の怒りを感じていい。
そういえば、主人公の父が「やってらんねえ」と吐き捨てるシーン、英語字幕では「It sucks to be a good person」みたいな風になってた気がする。ちょっとニュアンスが違うのでどっちなんだろうと思った。英訳のほうがはまる気がした。
アーーーーー、言いたいこと言います。
優しいだけの人は好きになれないが、だからって自分に優しくしてくれない人ばかり好きになることもない。
でも自分がそういう人ばかり追ってしまうことも知っている。そういう星の元に生まれているので。
映画が終わって、後ろから「あ〜あんま面白くなかったなあ」と呟く声が聞こえてウケた。言ってよいこととダメなことがある。大人の俺が言っちゃいけない事言っちゃうけど、そういうことを劇場で言ってしまう人の映画体験って何なんですか。
そういえば、人が個包装された飴を、そのまま口に運ぶ様子が苦手です。ビニールをガサガサやる音も、飴が前歯に当たるときのカツンって音も嫌だ。そして何より、その時にしかない口の使い方があってキモい。
帰りの電車で思ったこと:
・真ん中に前歯がある人初めて見たかもしれない
・翠って美味しいと思ったことがない
今日の最寄駅、ビジネスホテルのシャンプーの匂いがした
帰りの電車であれこれ仕事関連のメールが届いてきた。3週目にして少し仕事に疲れ始めた。早いだろ。
人事に「メールアプリは個人の携帯に入れておくといい」と言われて入れたが、今のところいいことがない。海外の取引先から時間を問わずメールが来ているし、上司が深夜帯まで働いてることもリアルタイムで分かってしまう。おまけに部署の誰もスマホにメールアプリなんて入れていなかった。セキュリティ的にも大丈夫なのか。
昨日、わんぱくで買ったさけるチーズがまるまる家に残っているのが楽しみ。満腹で結局1本も食べられなかった。飲みたいビールはお金がもったいないので買わない。
2025年5月24日〜27日
5月24日(土)から27日(火)まで、オーストラリアはシドニーへ旅行をしてきた。片道10時間半、実質滞在時間は約2.5日のショートトリップである。
これまで旅行をしてもなかなか記録をつけることが少なかったのだが、せっかくのオセアニア!たまにはブログでも更新してみる。
そもそもの旅の目的はAnohni and the Johnsonのコンサート。パートナーも自分も彼女たちの音楽を好んで聴いていて、ツアー日程が出るたびに「またアメリカか」「またヨーロッパか」と落胆していた。そんな彼女たちがオーストラリアで公演をするニュースがあったのは2月末。発売日はアナウンス翌日というスピード感、ややメルカトル図法に騙された形で「オーストラリアなら近いのでは?」と意気揚々とチケットを購入したものの、片道10時間半もかかる距離だと知ったのはその後だった。
実は、オーストラリアに行くのは2回目。通っていた高校がブリスベンの高校と提携を結んでおり、夏の交換プログラムで1週間半ほどホームステイしながら現地の高校へ通ったことがあった。10年前、私にとって初めての海外渡航はオーストラリアだったのだ。
……と言ってももう10年になるし、スケジュールに自由もなかったのであまり覚えていることはない。毎晩のように連れて行かれたHillsong Church、サングラスがないと目が痛くなる夏の日差し、ホストマザーがくれた冷凍ミートパイの美味しさ、通じない「シーディー(シーじゃない、スィー)」。
そして、なんと言っても今回はパートナーとの初めての海外旅行!いわゆる「成田離婚」なんて言葉があるくらい、パートナーとの海外滞在にはトラブルがつきものというが、いかほどのものなのか。また、彼は私の英会話力を買い被っているところがあるので、それがバレてしまうのではないかという恐怖も感じながらの旅行だった。結果、前者はみんなの言う通りで、後者は杞憂に終わった気がする。
5月24日(土)
朝6時55分の便に乗るため、早朝4時にアパートにタクシーを呼び、羽田空港まで向かう。これまで定額料金というものの存在を知らず、その便利さに感動!2人で割れば電車との差額を考えても、昼の便で行くより安いし、何より現地で遊べる時間が増える。タクシーを電話で配車したときの「5分以上遅れると通常料金になりますのでご注意ください」という言葉が恐ろしく、マイペースなパートナーをなんとか急かす。
羽田空港には少し早く着きすぎてしまった。私のせっかちさをパートナーに揶揄されながらも、なんだかんだですぐ搭乗時刻に。初めてのカンタス航空!出発時刻は遅れたものの、定刻通り18時にシドニー国際空港に到着。10時間半のフライトは内田樹『新版 映画の構造分析』を読んだり(読み終えた!)、ZINEに向けた文章を書いたり、うつらうつらしたりしていたら案外早く過ぎた。高揚感もその速さに一役買ってくれたのだと思う。

機内でペンを借りて入国カードもバッチリ記入。入国審査を華麗にすり抜けたものの、カルーセルで長めの足止めを食らい、さあ検疫を抜けましょうというところでパートナーが「入国カードがない」と騒ぎ出す。結局再度書き直し、ようやく空港へ(後でポケットから出てきた)。せっかちな私は急いでシティーの方へ行きたい気持ちだが、彼は半日吸えていない煙草を吸いに一旦外へ。
プチトラブルはありつつも、ようやく空港を抜け、ホテルのあるCircular Quay駅まで電車に揺られる。Opal Cardという交通系ICを事前に作っておくとよいと聞いていたのだが、改札までのエスカレーターにしきりに「クレジットでも乗車できます」と書かれていたので、試しにタッチしてみると行けた。なんだ!いらないじゃん、Opal Card!
そうして電車に乗っていたところ、Central Station直前で電車が停車。せっかちの私に追い討ち。車掌さんの強めなAussie Englishに辟易しながらも、そのアナウンスの陽気さにワクワクした。向かいのに座っていた家族連れの赤ちゃんも可愛いくて少し癒される。電車が動くのを待つ約15分間で自然と生まれる乗客同士の会話を羨ましく眺めていると、「あと数分で動き出すので……ほら、動きました!」と嬉しそうなアナウンスが。通常であれば2〜30分、シドニーの空港は街から近くてありがたい。
今回はSydney Harbour Marriott Hotel at Circular Quayに滞在。そう、マリオットである!思った以上に宿泊費が安く、まったく身の丈に合わないブランドホテルへの宿泊を決めた。せっかくなら泊まってみたいじゃんね、マリオット。部屋に着いてみると存外に設備が古い印象だったが「まあ安いしね…」「寝るだけだしね…」と自分に言い聞かせつつ、マリオットブランドを堪能する間もなく今夜の目的地へ。
Circular Quay駅周辺ではVivid Sydneyというイベントが開催されており、特に海沿いのエリアは活気がある。とは言え渋谷や新宿の喧騒を思えば可愛いもので、肩がぶつかるようなことはないのだが。Opera HouseやHarbour Bridgeなどがライトアップされ、エリア全体がインスタ映えする世界観に。というかコンサートもこのイベントの一環で行われているものだったので、このイベントなしでは私たちはここには来ていないのである。
…ということまでは知っていたのだが、まさか初めてのOpera Houseが駅のホームから見るものだとは思わなかった。実はHarbour BridgeとOpera Houseを同時に眺められる一等地?乗りたかった電車を逃してやや焦りながらも、なすすべもない。次の電車が来るまでの約15分間の暇をホームから見えるライトアップを眺めて潰す。

Erskeneville駅に到着。Xのシドニー在住のフォロワーさんにおすすめされたThe Imperial Erskenevilleというパブに向かう。20時半で予約を入れていたが、電車が遅れたりでバタバタしてしまい、10分ほど遅れて入店。こういうときに海外通話ができず不便。無連絡での遅刻は申し訳ない(パートナーにWhatsAppを入れておけば連絡できると言われたが、そういうものなのか?)。
シドニー中心部の駅から数駅とは思えないほど郊外っぽさの強い路地を歩き、ようやく辿り着く。ドアを開けると早速聞こえるのはParis Hilton「Stars Are Blind」。\正解だ!やったー!/ Kim Petras似の店員さんに予約していた旨を伝えると、もう既にテーブルが別の人に使われているようで、改めて別のテーブルをセットしてもらう。ごめんなさいー。
それにしてもここは、なんだか陽気な雰囲気である。天井にはミラーボール、老若男女、人種も問わず色々な人が楽しそうにしていて、なんだか途轍もないポジティビティを感じる。流れている音楽は2000〜2010年代のポップヒッツ。ドラァグショーが見れる場所とは聞いていたが、特にセクシュアリティは限定されていない…というか、セクシュアルマイノリティが社会的にマイノリティでなくなりつつあることが体感として分かる。真にSOGIを問わない空間、全てが混ぜ込ぜな感じ。選曲もBritney Spears「Gimme More」(ゲイクラブの定番)が流れたかと思えばTaio Cruz「Dynamite」(cheesyだが確かにみんなが聴いていた往年のヒット曲)が流れたりと節操がない。
ドリンクはバーカウンターで、フードは座席からQRコードで注文。人参のフムスと、カリフラワーのステーキというものがあったので注文した。
そういえば社会人になってからのここ数年で、これまでの人生の倍くらいの食べ物を知った気がする。実家にいたころは月に1度の贅沢(サイゼリヤのことである)以外ほとんど外食することがなかったので、テーブルマナーから食材の名前まで知らないことばかりだった(留学中、ナイフとフォークがまともに使えず別の日本人留学生をドン引きさせた)。数年前の自分だったらフムスがなんのことかさっぱりだったに違いない。でも今は知っている。これは、ひよこ豆のペーストですよ。
テーブルに差し出された食べ物のポーションの大きさに慄きながら、そして海外に着いたばかりでまだやや緊張しながら(アジアを飛び出たのは2020年以来5年ぶりだ!)ちびちびと食べ進めていると、隣のテーブルのご婦人に声をかけられる。あ、さっきMadonna「Express Youreslf」に合わせて、見知らぬ女性とノリノリで踊っていた人だ。カリフラワーを指さして「〜〜〜?」と聞かれるも、音楽は大きいわ私のリスニング力は足りないわで何を言っているかいまいち分からず。「カリフラワーです~!」と答えたけど、今ならソースを聞かれていたのだということがなんとなく分かる。がーん。なんか「sauce」って言ってた気がするし、ご婦人もあんまり納得いかない顔してたし。ザクロ(pomegranateと言うらしい。今知りました)のソースです。正解はcauliflowerではなく、pomegranate sauceでした。
毎週土曜日はPriscilla Nightというイベントが開催される日だった。というのも、あのオーストラリアを代表するクィア映画『プリシラ』の撮影地になったのがまさにここThe Imperial Erskinevilleだからである。…ということが分かっていながら映画を再鑑賞しなかった自分が憎い。内容を全然覚えてなかったから。後からでも早めに見返さなければならない。「ここ、行きました〜!」というドヤ感を後追いで体感するのだ。
時間になるとどこからともなくドラァグクイーンたちが登場、CeCe Peniston「Finally」に乗せてリップシンク。これは私も知ってます!まさに『プリシラ』じゃないですか!

各回15分程度のショーでは手を挙げたオーディエンスも巻き込みながら、インタラクティブなパフォーマンスが繰り広げられる。なんともピースフルな空間で、その年齢層の高さも嬉しかった。大人になってもこうやって楽しむことができるよ!というのを彼らが体現している。
てか。カクテルって本当に頼みづらい。あのおしゃれなグラスで出てくると「カッコつけてます」感があって恥ずかしいからだ。誰も見ていないことなんて分かっているのだけど、メニューにどんなグラスか書いてあると助かる。ロンググラスさいこー。Cosmopolitanというカクテルを頼むと、あの平べったい宇宙船のようなガラスで提供され「やっちまった」という気持ちになった。どんな味かもあまり覚えてない。飲み干して、テーブルからフロアの方へ移動。
このThe Imperial Erskeneville、地下はクラブのようなフロアになっている。この日は「Pink Pony Club」というイベントが開催されていて、10時半ごろ、こちらにも入ってみることに。

上のパブからは年齢層がグッと下がり、20代前半らしい人たちでフロアは溢れていた。いつの間にこんなに人が!まだ空いていると思っていた。Charli xcx、Lady Gaga、Sabrina Carpenter、そしてもちろんChappell Roan。日本ではまだ知名度の高くないChapplellだが、オーストラリアでは他の多くの国と同様、既に熱狂的な人気を獲得しているようである。「Pink Pony Club」で揺れるフロアは壮観。そしてなぜかOne Directionまで流れていて、これはもう20代半ばになってしまった私たちが密かに楽しめる秘密の場所。…なんて海外旅行中だから言えるけど、二丁目で流れていたら神妙な顔をしてしまうこと間違いなしではある。ちなみにイベントページにCaroline PolachekとかKim Petrasとか書いてあったのですが、それはもっと夜が深くなってからかな…。パートナーが選曲を気に入らなかったようで不機嫌気味なので早めに帰る。
12時ごろにホテル着。正直まだまだ遊べる心持ちだったが、次の日のために早めに眠る。
5月25日(日)
パートナーが起きてこない。おい、朝ご飯を外で食べるのではなかったか。洒落たカフェでコーヒーでも啜るのではなかったか。昨晩までは、Aussie気取りで朝活なんてしちゃう気満々だったじゃないか。
起こそうとしてもむにゃむにゃ言うばかり、10時を回ったところでさすがに限界が来たので、イライラしながらも先にホテルを出て街を散策。彼がFive Guysをトライしてみたいと言うので(私は去年韓国で食べたけど、アレならいつでもウェルカム)、11時過ぎに店で落ち合うことに。
街散策では、観光客でごった返すCircular Quayエリアから、ショッピングに最適な渋谷のような街、市役所エリアまでを歩いてみた。途中、懐かしのJB Hi-Fiを見つけたので入ってみる。家電量販店でありながら、CDやDVD、本などエンタメも充実しているお店で、10年前にブリスベンに行ったときもここで何枚かCDを買った覚えがある。そう、10年間、やっていることが変わっていないのである。
正直、まだ「オーストラリアに来た!」という実感がなかったのだが、Delta GoodremやDami Im、Jessica Mauboyなどオーストラリア産DIVAたちのCDやレコードが並んでいる風景を見て、ようやく自分は今シドニーにいるのだなあという気持ちが湧いてきた。棚にはBritney Spearsの自伝『The Woman in Me』があり、ついつい手に取ってしまう。お買い上げです(このあと地元の友人用にもう1冊買った。彼が店長をしているカフェの本棚に置いてあるらしい)。

その後もWoolworthsという大きめなスーパーに寄って柚木麻子さんがストーリーに載せていたButter Mentholを買ったり、紀伊國屋シドニー店にパッと寄ってみたり(柚木麻子さんの『BUTTER』が平積みされていた。その後も、同じ時期にシドニーに来ていた柚木さんの影を感じながら旅を続けることとなる)。紀伊國屋ではBritneyの本を持っていたせいでセキュリティの人に呼び止められて緊張。弁明してJB Hi-Fiの値札のついた本を見せたらすぐ納得してくれた。そういえばシドニーは、ある程度の規模の小売店や飲み屋であれば、必ずと言っていいほどセキュリティーが立っている。治安はかなりいいように見受けられるが、万引きなどの軽犯罪は多いのだろうか、それとも雇用の創出的な面があるのだろうか。
そうこうしているうちに時間が来たので、Five Guysへ向かう。Five Guysをはじめて食べたのは、留学先だったイギリス・ニューカッスルでだ。マクドナルドやタコベルに比べると高価なそのバーガーは時たまの贅沢品。当時仲良くしていた男の子の家に遊びに行くと時々Uberで頼んでくれて嬉しかったのもいい思い出である(年下の男性に奢らせていい身分である)。昨年の春にはじめてソウルに行ったのだが、ちょうどFive Guysが韓国初上陸して間もない時期で、現地のミーハーな客に混ざって並んで食べた。
Five Guysではベースとなるバーガーを選んだあとにトッピングをカスタマイズすることができるのだが、いつも正解が分からず「All the Way」(全部乗せ)を選んで必死に食べていた。今回は店員さんに「このAll the Wayにしたら多すぎますか?」と聞いてみたところ、「そんなことないと思います、All the Wayが1番ポピュラーだし」と言われる。そうなんですね、これからは自信満々でAll the Wayと言えます。「3ドルでパテを増やせますがどうしますか?」と聞かれるも「あんなにでかいバーガーに更にパテを?正気か?」という気持ちで断る。
そう、私、ハンバーガーが本当に大好きなんです。旅行先で名物でもないバーガーチェーンに行くくらいには好きです。ここのハンバーガーはShake Shackと同様、肉っぽさがすごくあるし、どこのバーガーよりもジューシー。数あるトッピングの中でもマッシュルームが入ったいるところが個人的ポイントです。おいしいんだこれが!あとはべとべとのアルミホイルで包まれたハンバーガーのジャンキーさ!ポテトは紙袋のなかの紙コップに突っ込まれているが、ほとんど溢れ落ちている。その雑さもアメリカンな感じがしてよい。隣で韓国語を話している男女がバーガーとポテトを難なくフィニッシュしているのを見ると、ソウルにFive Guysができたのも納得がいった。韓国も食事のポーション大きくないですか?日本にもできて欲しいけど、このサイズ感と価格設定は受けないような気もします。…と思ったら今年東京にできるらしい。嬉しい!!!!しばらくは並ぶだろうけど、落ち着いたら行きたい。価格帯も日本の物価に合わせてやや安めにならないかなあと期待します。無理か。
パートナーと話していて思ったのだが、シドニーにいる人たちは機嫌がいい。日本やヨーロッパのようにムスッとして歩いている人がほとんどいない。恐らく、ムスッとすることで手に入る鎧の脆弱さにみんな気づいているのである。それに、あまりにも多くの文化が入り混じるこの街で生きるには、寛容でいないとどうにかなってしまうに違いない。というのは2.5日しかシドニーにいなかった日本人の感想でしかないが。いや、でも、日本はもう人の揚げ足を取って、人の足を引き摺ってばかりの国、自己責任の国になってしまったと思う。街にあるゴミ箱やベンチの数、ホームレスの人と気軽に会話する人の数にそう思う。

Five Guysを退店後、15分ほど歩いて13時にはGolden Age Cinema & Barへ到着。1階はオープンテラス式でやや無機質な内装のおしゃれなカフェ、2階はベーカリーで、地下にあるのがこの映画館兼バーだ。昨年、台湾旅行中に現地の映画館で『鬼才之道』を観て以来、海外の映画館はできれば行っておきたい私。今回はスケジュールに合う中から、英語字幕が付いているマシュー・ランキン『ユニバーサル・ランゲージ』を選んで鑑賞することにした。あらすじはこうだ。
雪が積もる街に、複数の人物が交差する。少女は厚い氷の中に閉じ込められたお札を手に入れるべく奔走する。少年はメガネを七面鳥に奪われたと訴える。つまらない役所仕事を辞めたマシューは、母に会うための謎めいた旅に出る。イランとカナダが繋がる不思議な地にて、シュールで奇妙なエピソードが絶妙に絡み合う。独自の世界観と映像センスで魅了する実験映画出身のマシュー・ランキン監督による長編第2作にして、米アカデミー賞のカナダ代表作品。
ウェス・アンダーソン(観たことないけど)に通ずる、神経質と言ってもいいほどの画作りへのこだわりと、アッバス・キアロスタミの子ども映画らしい悪戯っぽさ、ギデンズ・コー作品のようなたっぷりの人間愛とブラックジョーク。ちりぢりの挿話が一気に重なり回収されるラストまでずっと面白い。さすがに日本語字幕で観るのとは違い100%内容を理解できたかと言われると自信はないけれど、それでもとても素晴らしい作品だった。
昨年末に「カンヌ監督週間 in Tokio 2024」で上映されていたのは知っていたが、クロックワークスが上映権を取得、ちょうど先日、8月末に一般公開されることが発表された。ムビチケ特典のウィニペグ観光マップも欲しいので必ずまた観に行くこととする。
さて、この映画館にはバーが併設されているので、映画の途中にカウンターへ行ってドリンクを追加する観客も。2列前ではレズビアンカップルがいちゃついているし、本当に自由な空間である。楽しい場であると同時に、日本のミニシアターがどれだけ集中して映画を楽しめる空間であるかも思い知らされる。ただ、ここで聞こえる観客の笑い声は、日本のミニシアターでたまに聞こえる笑いとは何か本質的に違う嫌味のなさ、豪快さ……これは私の偏見なのか、それとも日本のミニシアター笑いに何か別のものが混じっているからなのか。ハハァ、私はこの作品の面白さを理解していますよ。ハハァ、私はここにいますよ。ハハァ、ハハハ。
「あーいい体験をした!」と浮かれながら映画館を後にし、次の目的地へ歩き出す。映画のチラシも貰えて満足満足、とチラシを探したときに気がついた。Britneyの自伝とチラシを入れたJB Hi-Fiの紙袋がない。座席に置き忘れたんだ…!パートナーが路上喫煙(シドニーはどうやらOKなようである)している間に走って映画館へ。「あのー、座席に荷物を忘れたみたいで~」と言うと、「JB Hi-Fi bag?」と聞かれてやや恥ずかしい。あんなおしゃれな映画館にJB Hi-Fiの紙袋、それも中身はBritney Spearsの自伝である。その上、15ドルに値引きされたやつである。サンキューしてそそくさとその場をあとにする。
次の目的地はCarriageworksで開催されているSydney Writer’s Festival。この週のシドニーはVivid Sydneyに加えて、こんな私好みなイベントまで開催されていたのである!元々車の整備工場だったというそのスペースは、いくつもの建物がぎゅっとくっついたような形。それぞれの区画に分けてイベント開催できたりもするのだろうか。幕張メッセみたいに。
柚木麻子さん(このイベントのためにシドニーに来ていた)やPlestia Alaqadさんら世界的に著名な作家・ジャーナリストたちも来場していて、事前にチケットを買えばトークを聞くこともできたらしいのだが、迷っているうちに目ぼしいものはすべてソールド。イベント参加せずとも楽しめるのかどうか怪しいまま向かった。
結果は:うーん、これは…チケットを買った方がよかった。チケットがない人ができることと言えば、無料でやっているトーク(そのときは『ミステリー小説を書くための○つのtips』みたいなやつだった)とフードトラック、そして平積みにされている本を眺めたり買ったりするくらいしかやることがなかった。するするする〜と会場を見渡して、「まいっか」とその場を後にする。
そこから歩いてThe Pie Tin Newtownに移動。「オーストラリアといえばミートパイ」という極個人的な連想ゲームを頼りにパイ屋さんを探したのだった。到着した煉瓦造りのお店、奥の方ではパン屋さんみたく生地を捏ねたりなんなりしているのが見える。
私はもちろんミートパイを注文。あと喉が渇いたのでダイエットコーラ。彼はクランベリーのパイを食べていた気がする。やっぱりオーストラリアは何でもかんでも本当にポーションがデカい。隣に座った現地の人らしき若者たちはパイを手掴みでガツガツ食べ進め、ものの数分で食べ終えていた。尊敬の眼差し。

中世っぽい絵画にパイ投げ。
旅行中は体力レベルが限界突破する自分でも、さすがに疲れたのでホテルに戻って1時間ほど休憩。なんといっても、夜はSydney Opera House内のJoan Sutherland TheatreというホールでRavyn Lenaeのライブがあるのだ。パートナーはチケット代と行きたさを天秤にかけた結果「行かない」とのことだったので1人で向かう(私の人生のルール:お金は後からついてくるので、ちょっとでもやりたいことはやっておいた方がいい)。うおー、初オペラハウスはソロ参加です。
ホテルからOpera Houseまでは徒歩15分くらい。ライトアップされ、フェスティブな雰囲気の海沿いをずんずん歩く。シドニー2日目の夜にして初めてOpera Houseを目の前にした。建築とか分からないので正直大した感動はないのだが、それでも「ああ、これがあの」みたいな気持ちにはなった。ミーハーなんですよね。

会場に着くと、まずはその華やかさに唖然。来ている観客もそうだし、内装も赤いカーペットが敷いてあってとびきりシックな感じだ。Katsuya isn't in the place to beです、助けてください。予定を少し遅れて開場すると、向かうは2回目2列目ど真ん中!買うかどうか迷っていたら1階前方が埋まってしまった。優柔不断はほんとうによくない。
座席に座るとしばらくして、右隣にはすぐ同性カップルと分かる男性2人、左隣にはインド系のファミリーがやって来た。オペラハウスというだけに少し緊張していたが、多様なメンバーで安心。座席数は約1,500席とインティメイトな空間。こんな場所で、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのRavynを観ることができるなんて。何とラッキー!
Ravyn Lenaeが登場するやいなや、オーディエンスのパワーに圧倒された。これが海外で観るライブ!数年ぶりのこの感じ。そして何より彼女、めちゃくちゃ歌が上手い!これまで生で観てその歌唱力に感動したのはCaroline PolachekとKylie Minogueなのだが、彼女たちに匹敵するものだった。音を外すこともなければ、R&Bシンガーらしいフェイクも難なくこなす。R&Bシンガーの海外公演ならオケを流してシンガー1人でもよさそうなものを、彼女の「インディーR&B」的サウンドに合わせるようにギタリストとドラマーも参加していて、よりリッチなサウンドのライブを楽しめた。

…実はSydney Opera Houseと言えばその知名度に反して残念な音響設備で悪名高かったそう。しかしそれも数年前の改装工事で改善、特にこの2階2列目中央という座席がよかったのか、これまで観たコンサートの中でも群を抜いて音響がよく感じた。いわゆる「マイク乗り」のよい声であったのもあるかもしれないが。2階でバランスの取れた音を聴くのもいいが、1階で周りの観客と一緒になってはしゃぐのも楽しそうだったなあ。ないものねだりをしてしまう。
「1 of 1」から始まった公演、「Sticky」や「Skin Tight」といった人気曲を挟み、後半には父親への割り切れない気持ちを歌う「One Wish」を披露する。
父親についての楽曲といえば、私はJASMINEの「sad to say」に父親への怒りをぶつけて聞いていたのだけど、年を取り当時の彼の年齢に徐々に近づくにつれ、理解をしようとしたり、理解ができなくても許そうとしたり……まだまだ折り合いは全くついていないけど、20代前半の頃まで抱いていた強い怒りの感情とは違ったものを感じている。そんな葛藤は楽曲のなかでRavynが歌っている通りで、久しぶりに「自分の歌に出会えた」と思った。失望や悲しみの記憶は消すことができない。だからこそ、自分の中で落とし所を探し続けるしかない。喋らない壁を相手に(しばしば憎しみの)ボールを投げ続けることは、たぶん誰のためにもならない。Ravynはそんな中で当時の父の想いに想像を巡らせ、それをChildish Gambinoの優しい優しいボーカルに託す。その作業は当時子供だった彼女、そして私たちにとって必要な作業なのだ。物語を語り直すこと。特権側による侵略戦略としての物語の修正とは対照的なものー個人的な葛藤からの生存戦略として機能するストーリーテリングがここにある。
「あなたを許せない/どれだけ頑張ってみても/あなたを忘れられないし/嫌いにもなれない/努力してみたとしても/ただ装うだけで」(「One Wish」)
非常にシンプルな言葉遣いながら、いや、だからこそ、彼女の抱えていかなければならないトラウマとあたたかい思い出は色を帯びてリスナーに届けられる。そしてこれは幼少期に同じようなつまずきを経験した者たちに必ず共鳴する。そんなことを考えていたら涙が止まらなくなってしまった。
途中のMCで「2019年に一度シドニーで公演をした際、プライベートの時間でオペラハウスに来た。その時に『次にシドニーに来るときはここで公演するんだ』と思った」ということを語ると、オーディエンスから大きな大きな声援が送られる。既に今年の1曲になること間違いなしの大ヒットに恵まれた彼女は、この会場ですらプレミアムチケット化してしまうくらいの人気だ。決めたことを成し遂げていく彼女の成功をもっともっと見たい。
最後、アンコールに応えて披露したのはもちろん「Love Me Not」。その夜で1番の大盛り上がりとなったこのナンバーで、2階席の観客もようやく全員立ち上がって踊った。本当に楽しい夜だった。
Ravyn Lenaeのライブが終わるとパートナーに連絡。このあとはイカしたクラブイベントに行くんです。短い旅ですから。せめて夜は予定を詰めますよ!
そのイベントはなんとオペラハウス内のStudioという施設で開催。House of Minceというシドニーのクィアなコレクティブが、ベルリンからトップDJであるBorisを招いて開催したイベントだ。あのベルグハインでもDJを務める大物である。
オペラハウスという会場の都合上、イベントのテーマに反して公演時間は18時から24時。既に盛り上がっているであろうフロアへとドアを開けてみると、目の前に広がるのは裸、裸、裸。上裸の屈強な男性たちが絡み合っている。うおーーー、映画とかで観るやつ。しっかり怯えながらも四つ打ちに乗ろうとして、あまりにも不自然。高校時代、生物の先生が「運動神経なんて存在しないんですよ、そんな神経は!」と言っていた記憶があるがある。私には、運動神経がない。
5月26日(月)
実質最終日の今日。今日こそは朝ごはんを食べてやると、不機嫌なパートナーをなんとかホテルから引き摺り出し、Three Beansというカフェに。後で調べたらどうやらチェーン店らしい。Egg on Toastのメニューにトッピングでハルーミチーズを乗せてもらった。このハルーミチーズも、私がここ数年で覚えた食材のひとつである。パートナーに言わせると「さけるチーズっぽい」このチーズは、羊と山羊のミルクを混ぜて作られたチーズらしい。確かにさけるチーズっぽい弾力、しこしことした感じがあってうまい。あまり日本で見かけたことがないのは私が行く店のセレクトのせいなのかどうなのか…いずれにせよ、日本ではそこまでポピュラーではないチーズな気がする。KALDIで安くない値段で買えるのだが、せっかくならお店で食べれるようにしてほしい。

途中、JB Hi-Fiにパートナーを連れて行く。壁に手作り感あふれる『brat』のコーナーがあって面白かった。セキュリティの人に「bratってみんな面白がって写真撮ったりしてるけど結局なんなの?」と聞かれて答えに窮した。だってこれは…「いや、アルバムの名前なんですけど、みんなbratって結局何かはわかってなくて、bratはbratなんです」…答えになっていない。

その後は紀伊國屋書店シドニー店に再訪(前日と同じルート)。前日は時間がない中だったが、改めてゆっくり回ってみるとアート本や映画本が充実している。棚を見渡すとDavid Cronenbergについてのモノグラフ『Clinical Trials』を発見。元々LetterboxdのInstagramで観て気になっていたのだが、実物を目の前にしてしまうと買わずにはいられず、パートナーと1冊ずつ購入。とんだ観光客である。

この書店は美術系の本に注力しているようで、アート本選用の案内カウンターまであった。このあともう少し映画本コーナーを散策、フェミニスト視点からのロマコメ映画ガイド(『I Love Romcoms and I Am a Feminist: A Manifesto in 100 Romcoms』)と、クィア映画ガイド(『The Queer Film Guide: 100 Great Movies that Tell LGBTQIA+ Stories』)も併せて購入。家に読んでいない本ばかりが増えている自覚はあるんだけど、仕方ない。日本ではなかなか買えないですからね。
シドニーにはアジア系の移民が多くいること、そもそも日系の書店であることもあり、Japanese BooksやChinese Booksのコーナーもあった。朝井リョウ『生殖記』が平積みにされていたり、日本のファッション誌が販売されていたり、この書店が移民の心の拠り所になっていることが想像できた(ただしどれも値段は日本の2~3倍だったが)図書館なり本屋なり、本のある場所は文字通り人の居場所、拠り所になり得る。
ハードカバーの本を3冊、しかもクローネンバーグの本はかなりのサイズ感。腕がだるすぎるが、もう少しだけ頑張ってWoolsworthに戻ってきた。今日はパートナーとゆっくり店内を回る。コアラやワラビーの形をしたDairy Milkチョコレートや、ベジマイトなどを購入。観光客丸出しのチョイス!もう腕がちぎれそうである。
ヘトヘトになりながらホテルに帰着。この時点で13時くらい。まだまだ動き足りないので、ホテルを出てすぐそばのThe Rocks地域にあるシドニー現代美術館へ。

チケットカウンターにいる男性に「一般1枚で〜」と声をかけたところ、その胸に「日本語できます」のバッジを発見。嬉しい!「わ、日本語ですね!東京から来ました!」と聞かれてもいないのに自己紹介をし、二言三言やりとりするも、列が並んでいたのでそのまま入場した。ほんの1、2日日本語が聞こえない環境に居ただけで日本語を恋しく思うなんて馬鹿げた話である。
美術館内ではWarraba Weatherallという現地の作家による展示が興味深かった。先住民の剥奪されてきた語りを取り戻すような展示。彼らの文化や資産、歴史がいかに公的機関をはじめとする権力側から搾取されてきたか、「研究対象」として収集され、語られてきたかを示す。
この人の作品は「ではない側」からの語りによって歴史を語り直そうとする。昨年フィルメックスで観た『ダホメ』にも通ずるテーマだと思いながら観た(と思ったら、美術館のHPに『ダホメ』の上映があったと書いてある!びっくり)。先日、東京大学がハワイ先住民の遺骨を本来持っている人達に返還、その際の東大側の人権意識の低さに先住民側の交渉役が苦言を呈したニュースを見たが、まさにこうしたアカデミック側・公的機関側の驕傲な態度を痛烈に批判する展示。「美術館やアーカイブという知的空間において、展示物は武器になり得る」というキャプションも頷きながら読んだ。Ravyn Lenae「One Wish」で行われていたことが個人史の語り直しだとすれば、この展示では集団史の語り直しが行われている。それはどちらも当事者にとって非常に大切なことだ。
私たちは何かを語るとき、常に物語に頼るしかない。事実を事実のまま、澱みなく他者に伝えることはできない。というのは行きの飛行機で読んだ内田樹の本にも書いてあったことだが、それは「歴史」を語るときに顕著に表出する。あらゆる覇権的な歴史認識は勝者の歴史であり、彼らにとって都合のいいように作られている。ある確たる事実として起こったことについて複数の語り口が存在し、それによって同じものに対する個々の認識が食い違う。それが争いの元になっていることは少なくないだろう。特に、情報が氾濫し「分かりやすさ」「タイムパフォーマンス」が求められる現代において、その「物語」の持つ力の強さは必要以上に大きくなってしまっているのではないだろうか。
20ドル払った割に意外とコンパクトな空間で、次もあるので1時間ほどで退出。2〜30分ほど歩いてニュー・サウス・ウェールズ州立美術館に。途中で通過した州立図書館の豪華さに戦慄しながら、時間もないのでまっすぐ美術館に向かった。閉館時間17時、このとき15時半。美術館に足を踏み入れてすぐに気づいた。「時間が、足りませんが(爆笑)」。しかも無料。私、無料ってだいすきです。
てか。今更ですけど、オーストラリア、あまりにもイギリスの影響を色濃く感じる。"オーストラリアらしさ"が分からなくなるほど、地名や建築にイギリスの影を感じる。かつては植民地として、今もコモンウェルス(すげえ名前だよ本当に)の一員として深い関係を保っているので当然なのだが、それにしても。とは言え、天気が急変することもなかったし、上に書いたように、何より人々が気取らず温かい。これが植民する側/される側の違いなのか、どんな理由があるのかは分からないけど、私好きです、シドニー。そしてこの美術館も例に漏れず、イギリスらしい古典主義的な趣き。

時間がないことは明白なので、できるだけ興味があるゾーンを狙う。興味があるというのは、現代美術ということです。1階の奥の方にフランシス・ベーコンの作品を見つけて興奮。ベーコンと言えば、ダニエル・クレイグ主演の映画『愛の悪魔』が思い出されますが、まさにその主人公であるジョージ・ダイアーにも触れられていた(とは言え、「恋人の死にショックを受け〜」みたいなことだったが)。紀伊國屋同様、この美術館にも東アジアの美術のコーナーがあり、その一角では李禹煥の特別展示が行われている。現代中国のビデオアートに日本の古典など、様々な角度から切り取った「東アジア」の断片がそこかしこに。私たちはオセアニアから見たら同じコーナーに入れられるんですよ、いいですか。
そして何より、地下階の奥の方、スー・ウィリアムソンという南アフリカ出身のフォトグラファー/アクティヴィストの撮影した女性たちの眼差しに射抜かれた。闘っているものたちの持つ強さと包容力に満ちている。月曜の閉館時間間近、人もまばらな中でその一画を、説明文を追いかけながら歩く。

閉館時間になると「蛍の光」の原曲である「Auld Lang Syne」が流れて、なんかどこも同じなのだなあと思いながら、雨のなか美術館を後にする。
17時半にレストランを予約しているので向かう。美術館からは東に更に20分ほど歩いた。途中で通過したかっこいい建物、なんだろうと思っていたけど、美術館の新館らしい。しかも日本人建築家によるものだそう。窓越しに何かのワークショップをやっているのが見えた。できれば中に入りたかった。心残りである。
レストラン付近に着いたので開店時間まで、Potts Point Bookshopという小さめの本屋で雨宿りをする。日本でこのサイズ感の街の本屋と言うとどうしても雑誌やビジネス書が多くて近寄りがたさを感じてしまうのだが、この本屋には代わりに旅行ガイドやレシピ本が沢山。レジの前にはトーリ・ピーターズの新作『Stag Dance』がサイン入りで平積みされてあった。初めて聞いた作家だったが、表紙にはミランダ・ジュライの推薦コメント、裏表紙にはカルメン・マリア・マチャドからのコメントと錚々たるメンツ(そして私の大好きなメンツ)に愛される作家らしい。今年8月には初となる邦訳が出版されるそうなので、ぜひ購入して読んでみたいと思う。
愛想のいい店員さんに「ありがとうございました」して、The Apollo Restraurantへ。パートナーとの共通の知人に教えてもらったギリシャ料理店、実は分店が銀座にもあるらしいのだが、せっかくなので訪れてみた。
パートナーはちゃっかりしっかりリサーチ済みらしく「Googleマップのレビューでよく見るこれを注文したい」と指さしたのが、Saganaki cheeseという聞いたことのない料理。聞いたことないなりに私はチーズが大好物なので、二つ返事で注文。その他、タコのグリルとレタスとチーズ(またチーズ!)のサラダを注文。まだ17時半と早目だったので軽めの食事に。
パートナーが「これじゃ少ないですかね?」とスタッフに聞いて「かなり軽めの食事になりますね」と言われたのだけど、私はそれ以上食べ切れる気がしなかったので「not too hungryなので大丈夫です」と伝える。そんな表現初めて使ったのだけど、それが適切であったのかどうか分からない。でもなんかそういうのが口からパッと出てきて嬉しい。
そして届いたSaganaki cheese。揚げ焼きにされた羊と山羊のチーズが、ハチミツ、レモンジュース、オレガノと共にスキレットに乗った食べ物。なんだか見た目はアヒージョっぽさもある(鉄板の上に、汁と具があるため)。食感や味は限りなく、朝食べたハルーミチーズに似ているのだが、なにやら比にならないくらいうまい。キュッキュッという食感が本当においしい。サラダは丸っと4分の1のレタスの上にシュレッドチーズがこれでもか〜というほど乗っかっている。贅沢。

今夜は遂にオペラハウスでAnohni and the Johnsonsのコンサート。雨も強いので、この旅で初めてUberを使ってみた。乗車してすぐ、Uberの運転手に「名前、中国語で書いてあったらあんたが男か女かもわかんないよ」と言われる。自分は咄嗟に謝ってしまったのだけど、パートナーは釈然としない表情。「いや、中国語じゃなくて日本語で」とかなんとか言っている。郷に入れば郷に従えとも言うが、確かに英語を母語とするものたちの驕りでもあろう。この場合はなんとも言えない気もしますが。
そうこうしている間にオペラハウス到着。何しろ今回の旅のメインイベントである。パートナーも自分もオフィシャルストアで販売されていたAnohniのTシャツが欲しかったのだが、30分前に着いてもすでに売り切れ。見込みが甘かった!代わりに今回のライブ限定のTシャツを買う。デザインもあまり好みでないけど記念に…7,700円(うわーん)。

「Mourning Great Barrier Reef」と銘打たれたこの特別なコンサートに向けて、Anohniは約1ヶ月間オーストラリア西部に滞在、現地の海洋学者たちとグレートバリアリーフの環境についてフィールドワークを続けてきた。ニューヨークでBlacklipsというコレクティブを立ち上げた当初から、彼女はずっとアクティビストであり続けてきたし、常に自分の足で行動することを忘れない人でい続けている。
これまで彼女の曲はAnohniと改名したあとの楽曲をメインで聴いてきていたのだが、トランスジェンダーであることをカムアウトする前、Antony and the Johnsons時代の「You Are My Sister」「Hope There's Someone」といったアンセムの強度に驚かされた。それどころか彼女のその真摯な活動により、そのメッセージは更に深みを帯びている。
「あなたは私の姉妹/あなたを愛しているから/どうかその夢が叶いますように」(「You Are My Sister」)
この大きな大きな愛が『My Back Was a Bridge for You to Cross』(私の背中はあなたが渡るための橋だった)という最新アルバムにも繋がっていくのだろう。Anohniが「どうかあなたの夢が叶いますように」と歌うとき、もはや彼女は私たちと別の次元にいないように思える。しかし同時に、彼女の足はしっかりと地に着いていて、泥臭いほどの人間らしさと胆力を私たちに見せつける。
「私がこの世を去るとき/看取ってくれる人がいてほしい/私はどこへ行くのか/私の心を解き放してくれる人が/いてくれればいい/疲れたときはそっと抱いて」(「Hope There's Someone」)
彼女ほど愚直に泥臭くアクティヴィズムを継続し続けてきたアーティストを私は他に知らない。だが悲しいかな、だからこそ、その強さがゆえに彼女はほとんど人間とは思えないほどの神聖さを身に纏っていた。そんな彼女が今引用した言葉を歌うとき、それは聖人になってしまったもののカルマを感じさせ、またそれが心の琴線に触れる。アルバムのカバー写真にも採用した大野一雄に影響を受けたであろうコレオグラフィーにも涙が滲んだ。
近年のAnohniと言えば、「4 Degrees」や「Manta Ray」、そして今回の公演のために書き下ろされた「Rise」など地球環境についての楽曲も多い。もちろん自然への慈しみもあるはずだが、次の世代への彼女の暖かい眼差しと強い責任感がそうさせているように思う。それは「4 Degrees」では怒りに、「Manta Ray」では絶望に、「Rise」では弔いの形をそれぞれ取る。
開演前は「アノちゃんのモノマネ」とか言ってふざけていたパートナーだが、序盤から号泣。よかったね〜。
素晴らしいコンサートを見た後、興奮冷めやらぬまま、The Caterpillar Clubというミュージックバーに向かう。これもフォロワーさんが教えてくれた場所。ホテルを通り過ぎて歩くこと約7分、見えた店の前にはイケイケな若者たちが。怖い!Googleマップを見る限り、むしろ大人っぽい雰囲気のに見えたのだが、これから夜遊びにでも行くようなスタイルのグループたちが出入りしている。月曜の夜なのに。

勇気を出して階段を降りてみると、なんだあおしゃれなミュージックバーじゃないですが。ガキがよ。ハンバーガーなども美味そうだったが、お腹もいっぱいなので1杯だけ飲む。『クィア/QUEER』に出てきたココナッツのお酒を頼んでいたが、見つからず何やら別のココナッツベースのお酒を飲んでいた。なぜかここに来て海外にきた実感が湧いているらしい。最終日夜にして。私はビール。ジャズバーっぽい雰囲気にやや似つかわしくない激し目なブルースロックのライブミュージックを聞きながら、コンサートの感想などを話す。次の日は遅刻厳禁なので早めにホテルに戻って就寝。
5月27日(火)
この日は完全に移動日。
ホテルをバタバタと出て、コンタクトレンズも着けずに空港へ向かう。やっぱり市街地から空港まで近いのって最高ですね。数駅、通勤時間よりも短い時間で到着。
シドニー国際空港、特に国際便の出発ターミナルは存外にコンパクト。成田空港の第3ターミナルくらい小さい(体感では)。

フードコートに行くと何やら変わった作りのマクドナルドが。よくよく見てみると、1階が注文・提供のフロアで2階がキッチンのフロア、そこがベルトコンベアで繋がれており、注文した品は上から下へと運ばれてくる。完全に効率化、分業化されているのだ。クルーが非人間化されているような気もするし、注文した食糧が上から降りてくるなんてなんだか餌みたいである。一方で、2階のキッチンフロアはまだ英語が苦手な移民の働き口にもなっているのだろうなと想像すると、複雑な気持ちに。
普段は胃腸が弱め、旅行中にはもっと弱めな自分には珍しく腸内環境に悩まされることのなかった旅行ではあったが、ここに来てお腹が張って仕方ない。お手洗いとゲート前のソファーを往復。
搭乗を待つ間、ゲート前のソファがどれも食べカスだらけだと嘆くご婦人たちを見て、「ああ旅行が終わった」と思った。Aussieたちはね、食べカスくらいでギャーギャー言いません。カツヤも、食べカスくらい、気にしません!
機内では友人が絶賛していた『私たちが光と想うすべて』を観るも、開始数分で「いや、これは機内じゃなくて大きなスクリーンで観たいぞ」という気持ちになり、目を閉じる。そもそも疲れていて映画どころではなかったのだった。
10時間半のフライト、帰り道は旅行のワクワクもないし長いのだろうなと思っていたが、うつらうつらしていたら案外すぐだった。飛行機って乗っていると時間の感覚が歪む感じがあって楽しい。
短い短い2日半の旅行、過ぎてしまえばすぐまた元の生活に元通りではあるが、短い間にできることはすべてした。これからの人生でまたシドニーを訪れることがあるのかは分からないが、少なくとも私はこんな場所でこんなことをして、こんなことを考えましたよ、ということを自分のために残せていたらいいなと思う。
2024年文化消費一覧
Twin Palace Press・Ayanaさんのzine「文化消費記録'23」に啓発されて、2024年に観た映画/行ったライブ/行った展示/読んだ本を一覧にしてみました。
- 『ヒューマン・ボイス』(The Human Voice)/ ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)(2022・スペイン)- 1月2日(U-NEXT)
- 『ZOO』(A Zed & Two Noughts)/ ピーター・グリーナウェイ(Peter Greenaway)(1985・イギリス)- 1月3日(DVD)
- 波戸岡景太『スーザン・ソンタグ「脆さ」にあらがう思想』- 1月5日
- 『アンチヴァイラアル』(Antiviral)/ ブランドン・クローネンバーグ(Brandon Cronenberg)(2012・アメリカ)- 1月6日(DVD)
- 北村匡平、児玉美月『彼女たちのまなざし 日本映画の女性作家』- 1月6日
- 『ドゥーム・ジェネレーション』(The Doom Generation)/ グレッグ・アラキ(Gregg Araki)(1994・アメリカ)- 1月8日(DVD)
- 入江杏(編著)『悲しみとともにどう生きるか』- 1月8日
- 生活の設計、Seukol、sitaq「ふゆのなべ」- 1月13日(下北沢モナレコード)
- 『ミツバチと私』(20,000 especies de abejas; 20,000 Species of Bees)/ エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン(Estibaliz Urresola Solaguren)(2023・スペイン)- 1月14日(ヒューマントラストシネマ渋谷)
- 藤井洋平「What a beautiful world this will be, What a glorious time to be free」- 1月14日(下北沢LIVE HAUS)
- 『21世紀の女の子』(21st Century Girl)/ 山戸結希ほか(2019・日本)- 1月15日(DVD)
- 村上由鶴『アートとフェミニズムは誰のもの?』- 1月17日
- 松田青子『女が死ぬ』- 1月19日
- ディミトリス・パパイオアヌー『INK』- 1月19日(ロームシアター京都)
- 「TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展」- 1月20日(寺田倉庫)
- 佐藤允「初恋2」- 1月20日(KOSAKU KANECHIKA)
- 吉見義明『日本軍「慰安婦」制度とは何か』- 1月21日
- 『ひみつの花園』(The Secret Garden)/ 矢口史靖(1997・日本)- 1月21日(U-NEXT)
- 『その道の向こうに』(Causeway)/ リラ・ノイゲバウアー(Lila Neugebauer)(2022・アメリカ)- 1月22日(Apple TV+)
- 『鬼婆』(Onibaba)/ 新藤兼人(1964・日本)- 1月24日(DVD)
- 『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』/ 堤幸彦(1997・日本)- 1月27日(U-NEXT)
- 『ウォーターメロン・ウーマン』(The Watermelon Woman)/ シェリル・デュニエ(Cheryl Dunye)(1995・アメリカ)- 1月27日(DVD)
- 『カラオケ行こ!』(Let's Go Karaoke!)/ 山下敦弘(2024・日本)- 1月28日(TOHOシネマズ 新宿)
- 『哀れなるものたち』(Poor Things)/ ヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos)(2023・イギリス)- 1月29日(TOHOシネマズ 日比谷)
- 『Saltburn』/ エメラルド・フェネル(Emerald Fennell)(2023・アメリカ)- 2月3日(Amazon Primeビデオ)
- 『私は時々ハワイを想う』(Ich Denke oft an Hawaii; I Often Think of Hawaii)/ エルフィ・ミケシュ(Elfi Mikesch)(1978・西ドイツ)- 2月1日(国立映画アーカイブ、蘇ったフィルムたちチネマ・リトロバート映画祭)
- 『青の隔たり』(Die Blaue Distanz)/ エルフィ・ミケシュ(Elfi Mikesch)(1983・西ドイツ)- 2月1日(国立映画アーカイブ、蘇ったフィルムたちチネマ・リトロバート映画祭)
- 片桐はいり『グアテマラの弟』- 2月2日
- 『Here』/ バス・ドゥヴォス(Bas Devos)(2023・ベルギー)- 2月6日(Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下)
- 加藤ミリヤ、家入レオ「Billboard JAPAN Women In Music vol.2」- 2月8日(TOKYO DOME CITY HALL)
- 「Ximaira vol.2 -My Fucking Valentine」- 2月10日(新宿SPACE)
- 『パトリシア・ハイスミスに恋して』(Loving Highsmith)/ エヴァ・ヴィティヤ(Eva Vitija)(2022・スイス/ドイツ)- 2月12日(下高井戸シネマ)
- 『夜明けのすべて』(All the Long Nights)/ 三宅唱(2024・日本)- 2月12日(TOHOシネマズ 渋谷)
- 『太陽がいっぱい』(Plein soleil)/ ルネ・クレマン(Rene Clement)(1960・フランス/イタリア)- 2月15日(U-NEXT)
- 『ボーはおそれている』(Beau Is Afraid)/ アリ・アスター(Ari Aster)(2023・アメリカ)- 2月16日(TOHOシネマズ 新宿)
- 『WILL』/ エリザベス宮地(2024・日本)- 2月16日(シネクイント)
- 『コット、はじまりの夏』(An Cailín Ciúin; The Quiet Girl)/ コレム・バレード(Colm Bairéad)(2022・アイルランド)- 2月17日(シネマカリテ)
- 『感染』(Infection)/ 落合正幸(2004・日本)- 2月18日(DVD)
- 白井美穂『森の空き地』- 2月24日(府中市美術館)
- 『狼の時刻』(Vargtimmen; Hour of the Wolf)/ イングマール・ベルイマン(Ingmar Bergman)(1966・スウェーデン)- 2月24日(DVD)
- 『落下の解剖学』(Anatomie d'une chute; Anatomy of a Fall)/ ジュスティーヌ・トリエ(Justine Triet)(2023・フランス/ドイツ)- 2月23日(新宿ピカデリー)
- 『スプレンダー 恋する3ピース』(Splendor)/ グレッグ・アラキ(Gregg Araki)(1999・アメリカ)- 2月25日(DMM TV)
- 『青春ジャック 止められるか、俺たちを2』/ 井上淳一(2024・日本)- 2月25日(テアトル新宿)
- 菅野優香『クィア・シネマ 世界と時間に別の仕方で存在するために』- 2月28日
- 『極私的エロス 恋歌1974』(Extreme Private Eros: Love Song 1974)/ 原一男(1974・日本)- 2月29日(国立映画アーカイブ、日本の女性映画人(2)―1970-1980年代)
- 『百合子、ダスヴィダーニャ』(Yuriko, Dasvidaniya)/ 浜野佐知(2011・日本)- 3月2日(葛飾区男女平等推進センター、パルフェスタ2024)
- 「超アジテート・ムジナ穴」- 3月2日(バズチカ)
- 『ダブルEカップ 完熟』/ 浜野佐知(1988・日本)- 3月2日(国立映画アーカイブ、日本の女性映画人(2)―1970-1980年代)
- 『(生)性体験 世にもみだらな女たち』(Abnormal Petting)/ 浜野佐知(日本)- 3月2日(国立映画アーカイブ、日本の女性映画人(2)―1970-1980年代)
- 浜野佐知『女が映画を作るとき』- 3月2日
- 『かづゑ的』(Being Kazue)/ 熊谷博子(2023・日本)- 3月3日(ポレポレ東中野)
- 『映画をつくる女性たち』/ 馬場宏子(2004・日本)- 3月3日(国立映画アーカイブ、日本の女性映画人(2)―1970-1980年代)
- 『GO fish』/ ローズ・トローシュ(Rose Troche)(1994・アメリカ)- 3月11日(DVD)
- 『彼女はひとり』(She Is Alone)/ 中川奈月(2018・日本)- 3月12日(U-NEXT)
- 売野磯子『インターネット・ラヴ!』- 3月15日
- 『NN4444』/ 中川奈月、佐久間啓輔、岩崎裕介、宮原拓也(2024・日本)- 3月16日(K2)
- 年森瑛『N/A』- 3月16日
- 『私が女になった日』(روزی که زن شدم; The Day I Became a Woman)/ マルズィエ・メシュキニ(Marzieh Meshkini)(2000・イラン)- 3月17日(ユーロライブ、イスラーム映画祭)
- 野村在「第17回 shiseido art egg 野村在 展」- 3月20日(資生堂ギャラリー)
- 『異人たちとの夏』(The Discarnates)/ 大林宣彦(1988・日本)- 3月20日(U-NEXT)
- 『四月になれば彼女は』/ 山田智和(2024・日本)- 3月22日(TOHOシネマズ 新宿)
- Tocago、森永陽実「月見ル君想フ presents『pupa』」- 3月23日(月見ル君想フ)
- 『同級生』(Get Real)/ サイモン・ショア(Simon Shore)(1998・イギリス)- 3月24日(Amazon Primeビデオ)
- 『関心領域』(The Zone of Interest)/ ジョナサン・グレイザー(Jonathan Glazer)(2023・イギリス/ポーランド/アメリカ)- 3月25日(ユーロライブ、試写会)
- 『異人たち』(All of Us Strangers)/ アンドリュー・ヘイ(Andrew Haigh)(2023・イギリス/アメリカ)- 3月29日(試写会)
- 松永拓馬、E.O.U.他 - 4月1日(幡ヶ谷forestlimit)
- 生活の設計、砂の壁、スカート「新生活」- 4月6日(下北沢THREE)
- 『パスト ライブス/再会』(Past Lives)/ セリーヌ・ソン(Celine Song)(2023・アメリカ)- 4月8日(TOHOシネマズ 新宿)
- 『インフィニティ・プール』(Infinity Pool)/ ブランドン・クローネンバーグ(Brandon Cronenberg)(2023・カナダ/ハンガリー/フランス)- 4月8日(新宿ピカデリー)
- ホー・ツーニェン「エージェントのA」- 4月13日(東京都現代美術館)
- サエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」- 4月13日(東京都現代美術館)
- 津田道子「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」- 4月13日(東京都現代美術館)
- 『ひかりの歌』(Listen to Light)/ 杉田協士(2017・日本)- 4月14日(下高井戸シネマ、杉田協士監督特集)
- 『ヒストリー・オブ・バイオレンス』(A History of Violence)/ デヴィッド・クローネンバーグ(David Cronenberg)(2005・アメリカ/カナダ)- 4月16日(U-NEXT)
- 『オールド・フォックス 11歳の選択』(老狐狸; Old Fox)/ シャオ・ヤーチュエン(蕭雅全)(2023・台湾)- 4月17日(丸の内TOEI、試写会)
- 倉木麻衣『25th Anniversary “2525☺” Museum』- 4月26日(東急プラザ銀座)
- 『悪は存在しない』(Evil Does Not Exist)/ 濱口竜介(2023・日本)- 4月26日(K2)
- 『ヘル・レイザー』(Hellraiser)/ クライヴ・バーカー(Clive Barker)(1987・イギリス)- 4月28日(U-NEXT)
- 『天使の復讐』(Angel of Vengeance / Ms. 45)/ アベル・フェラーラ(Abel Ferrara)(1981・アメリカ)- 4月29日(下高井戸シネマ、「ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト」出版記念上映)
- 『KAZAK #9 girl friends』- 4月30日
- 『ガールフレンド』(Girlfriends)/ クローディア・ウェイル(Claudia Weill)(1978・アメリカ)- 5月1日(下高井戸シネマ、「ウィメンズ・ムービー・ブレックファスト」出版記念上映)
- 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』/ 古賀豪(2023・日本)- 5月2日(Amazon Primeビデオ)
- 阿部芙蓉美ワンマンライブ『Super Legend』- 5月3日(渋谷duo MUSIC EXCHANGE)
- 『ラスト・コール / 性的マイノリティを狙う殺人鬼』(Last Call: When a Serial Killer Stalked Queer New York)/ アンソニー・カロンナ(Anthony Caronna)(2023・アメリカ)- 5月3日(U-NEXT)
- 『青春18×2 君へと続く道』(18×2 Beyond Youthful Days)/ 藤井道人(2024・日本/台湾)- 5月4日(TOHOシネマズ 新宿)
- 『ガーゴイル』(Trouble Every Day)/ クレール・ドゥニ(Claire Denis)(2001・フランス)- 5月5日(DVD)
- 『クイーン・オブ・ダイヤモンド』(Queen of Diamonds)/ ニナ・メンケス(Nina Menkes)(1991・アメリカ)- 5月10日(ヒューマントラストシネマ渋谷、ニナ・メンケスの世界)
- 『THE DEPTHS』/ 濱口竜介(2010・日本)- 5月13日(新文芸坐)
- 『蛇の道』(Le chemin du serpent; The Serpent's Path)/ 黒沢清(2024・フランス/日本/ベルギー/ルクセンブルク)- 5月20日(グランドシネマサンシャイン 池袋、試写会)
- Le Makeup「one-man live "予感"」- 5月21日(渋谷WWW)
- 柴田聡子「Tour 2024 “Your Favorite Things”」- 5月31日(渋谷 Spotify O-EAST)
- 『美しき仕事 4Kレストア版』(Beau travail)/ クレール・ドゥニ(Claire Denis)(1999・フランス)- 6月1日(Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下)
- 『マッドマックス:フュリオサ』(Furiosa: A Mad Max Saga)/ ジョージ・ミラー(George Miller)(2024・アメリカ)- 6月2日(TOHOシネマズ 新宿)
- ゆっきゅん10周年記念BAND SET DIVA「つまんなかったよ 君と会うまで」- 6月3日(渋谷WWW)
- 『ドライブアウェイ・ドールズ』(Drive-Away Dolls)/ イーサン・コーエン(Ethan Coen)(2023・イギリス/アメリカ)- 6月10日(TOHOシネマズ 新宿)
- 生活の設計、砂の壁、ベルマインツ他「遠くの君へ」- 6月12日(下北沢BASEMENT BAR)
- 『チャレンジャーズ』(Challengers)/ ルカ・グァダニーノ(Luca Guadagnino)(2023・アメリカ)- 6月13日(新宿ピカデリー)
- Daoko「“Slash-&-Burn” Tour 2024」- 6月14日(渋谷WWW X)
- 黒沼英之「one man live “YEARS”」- 6月16日(月見ル君想フ)
- 飯村大樹『サッド・バケーション』- 6月18日
- 『男女残酷物語/サソリ決戦』(Femina ridens; The Laughing Woman/The Frightened Woman)/ ピエロ・スキヴァザッパ(Piero Schivazappa)(1969・イタリア)- 6月19日(新宿武蔵野館)
- 倉木麻衣「サンシャイン水族館 × 倉木麻衣 25th ANNIVERSARY オープニングセレモニー」- 6月21日(サンシャインシティ 噴水広場)
- 『裸のランチ』(Naked Lunch)/ デヴィッド・クローネンバーグ(David Cronenberg)(1992・イギリス/カナダ)- 6月22日(U-NEXT)
- 『のど自慢』(Amateur Singing Contest)/ 井筒和幸(1999・日本)- 6月22日(U-NEXT)
- ミランダ・ジュライ「F.A.M.I.L.Y.」- 6月23日(プラダ青山)
- マンボウ・キー「Father's VHS 2024」- 6月23日(H BEAUTY & YOUTH)
- 『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(The Holdovers)/ アレクサンダー・ペイン(Alexander Payne)(2023・アメリカ)- 6月27日(Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下)
- 『WALK UP』(탑)/ ホン・サンス(홍상수)(2022・韓国)- 7月1日(シネマカリテ)
- 『メイ・ディセンバー ゆれる真実』(May December)/ トッド・ヘインズ(Todd Haynes)(2023・アメリカ)- 7月2日(ユーロライブ、試写会)
- 『就職戦線異状なし』(No Worries on the Recruit Front)/ 金子修介(1991・日本)- 7月3日(神保町シアター、一度はスクリーンで観ておきたい―忘れられない90年代映画たち)
- 『ベル・エポック』(Belle Époque)/ 松岡錠司(1998・日本)- 7月5日(神保町シアター、一度はスクリーンで観ておきたい―忘れられない90年代映画たち)
- 『ラスト・ソング』(Last Song)/ 杉田成道(1994・日本)- 7月10日(神保町シアター、一度はスクリーンで観ておきたい―忘れられない90年代映画たち)
- 『エンジェル 僕の歌は君の歌』(Angel, My Song Is Your Song)/ 渡邊孝好(1992・日本)- 7月11日(神保町シアター、一度はスクリーンで観ておきたい―忘れられない90年代映画たち)
- 『まだ明日がある』(C'è ancora domani; There's Still Tomorrow)/ パオラ・コルテッレージ(Paola Cortellesi)(2023・イタリア)- 7月12日(オンライン、イタリア映画祭)
- 『青空娘』(The Blue Sky Maiden)/ 増村保造(1957・日本)- 7月13日(U-NEXT)
- 『ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ』(Extraña forma de vida; Strange Way of Life)/ ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)(2023・スペイン/フランス)- 7月14日(シネマカリテ)
- 『密輸 1970』(밀수; Smugglers)/ リュ・スンワン(류승완)(2023・韓国)- 7月19日(新宿ピカデリー)
- f5ve 他「r4ve」- 7月20日(studio FREEDOM)
- 『サリー・ポッターのパーティー』(The Party)/ サリー・ポッター(Sally Potter)(2017・イギリス)- 7月21日(U-NEXT)
- 『ポゼッサー』(Possessor)/ ブランドン・クローネンバーグ(Brandon Cronenberg)(2020・カナダ/イギリス)- 7月22日(目黒シネマ)
- ゆっきゅん、柴田聡子「ゆっきゅん 10thツーマン企画 DIVA&YOU『ドリンクバー・フォー・ユー』」- 7月23日(新代田FEVER)
- 宇多田ヒカル「HIKARU UTADA SCIENCE FICTION TOUR 2024」- 7月25日(さいたまスーパーアリーナ)
- 『墓泥棒と失われた女神』(La chimera)/ アリーチェ・ロルヴァケル(Alice Rohrwacher)(2023・イタリア/フランス/ドイツ)- 8月1日(Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下)
- 長谷川白紙「サイン会&特典お渡し会」- 8月2日(タワーレコード新宿店)
- 『みんなのヴァカンス』(A l'abordage; All Hands on Deck)/ ギヨーム・ブラック(Guillaume Brac)(2020・フランス)- 8月3日(ユーロスペース、ギヨーム・ブラックの夏)
- 『1999年の夏休み』(Summer Vacation 1999)/ 金子修介(1988・日本)- 8月3日(早稲田松竹)
- 『悪魔のいけにえ』(The Texas Chainsaw Massacre)/ トビー・フーパー(Tobe Hooper)(1974・アメリカ)- 8月4日(U-NEXT)
- 『時々、私は考える』(Sometimes I Think About Dying)/ レイチェル・ランバート(Rachel Lambert)(2023・アメリカ)- 8月7日(シネマカリテ)
- 『流麻溝十五号』(流麻溝十五號; Untold Herstory)/ ゼロ・チョウ(周美玲)(2022・台湾)- 8月10日(ヒューマントラストシネマ有楽町)
- 黒沼英之「ZINE『どこか似ている』発売記念・弾き語りライブ」 - 8月10日(浅草raba)
- 『デビルクイーン』(A Rainha Diaba; The Devil Queen)/ アントニオ・カルロス・ダ・フォントウラ(Antonio Carlos da Fontoura)(1974・ブラジル)- 8月12日(シアター・イメージフォーラム)
- トム・オブ・フィンランド「FORTY YEARS OF PRIDE」- 8月12日(DIESEL ART GALLERY)
- 『藍宇』(Lan Yu)/ スタンリー・クワン(關錦鵬)(2001・香港)- 8月14日(U-NEXT)
- 『護られなかった者たちへ』/ 瀬々敬久(2021・日本)- 8月15日(U-NEXT)
- 『バーレスク』(Burlesque)/ スティーヴ・アンティン(Steve Antin)(2010・アメリカ)- 8月15日(U-NEXT)
- 『宝島』(L'île au trésor; Treasure Island)/ ギヨーム・ブラック(Guillaume Brac)(2018・フランス)- 8月17日(ユーロスペース、ギヨーム・ブラックの夏)
- 全泓奎(編著)『映画で読み解く東アジア 社会に広がる分断と格差』- 8月17日
- 「SUMMER SONIC 2024」- 8月18日(ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ)
- 『熱帯魚』(熱蔕魚; Tropical Fish)/ チェン・ユーシュン(陳玉勲)(1995・台湾)- 8月19日(K’s cinema、台湾巨匠傑作選2024)
- 『他人の顔』(The Face of Another)/ 勅使河原宏(1966・日本)- 8月19日(シネマヴェーラ、生誕百年記念 シネアスト安部公房)
- ミランダ・ジュライ(Miranda July)『いちばんここに似合う人』(No one belongs here more than you.)- 8月21日
- 『海賊のフィアンセ』(La Fiancée du pirate; A Very Curious Girl)/ ネリー・カプラン(Nelly Kaplan)(1969・フランス)- 8月24日(アンスティチュ・フランセ東京、フランス映画と女たち PART2)
- 小柳帝『小柳帝のバビロンノート 映画についての覚書4』- 8月25日
- 『あのこと』(L'Événement; Happening)/ オードレイ・ディヴァン(Audrey Diwan)(2021・フランス)- 8月25日(U-NEXT)
- 『西湖畔に生きる』(草木人間; Dwelling by the West Lake)/ グー・シャオガン(顾晓刚)(2023・中国) - 8月27日(Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下)
- 『美と殺戮のすべて』(All the Beauty and the Bloodshed)/ ローラ・ポイトラス(Laura Poitras)(2022・アメリカ)- 8月28日(U-NEXT)
- ともまつりか「わたしの部屋」- 8月29日(platform3)
- 『柔らかい殻』(The Reflecting Skin)/ フィリップ・リドリー(Phillip Ridley)(1990・イギリス)- 8月29日(DVD)
- 『雪 Neige』(Neige)/ ジュリエット・ベルト(Juliet Berto)、ジャン=アンリ・ロジェ(Jean-Henri Roger)(1981・フランス/ベルギー)- 8月30日(アンスティチュ・フランセ東京、フランス映画と女たち PART2)
- 『自由の暴力 デジタルリマスター版』(Faustrecht der Freiheit; Fox and His Friends)/ ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(Rainer Werner Fassbinder)(1974・西ドイツ)- 9月1日(Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下)
- 『鬼才之道』(Dead Talents Society)/ ジョン・スー(徐漢強)(2024・台湾)- 9月5日(台湾・桃園 Venice Cinemas)
- 「關係人」- 9月6日(台湾・台北 台北當代藝術館)
- Gabriel Orozco - 9月6日(台湾・台北 文心藝所Winsing Art Place)
- 李重重「山水變奏 李重重的水墨歷程」- 9月7日(台湾・台中 國立臺灣美術館)
- 『大地の子守歌』(Lullaby of the Earth)/ 増村保造(1976・日本)- 9月10日(国立映画アーカイブ、第46回ぴあフィルムフェスティバル 2024)
- 『ナミビアの砂漠』(Desert of Namibia)/ 山中瑶子(2024・日本)- 9月11日(TOHOシネマズ シャンテ)
- Jörgen Axelvall「火は火みずからを滅ぼすだろう」(Most likely, the flames will destroy themselves)- 9月14日(KEN NAKAHASHI)
- 『サユリ』/ 白石晃士(2024・日本)- 9月14日(新宿バルト9)
- 『ぼくのお日さま』(My Sunshine)/ 奥山大史(2024・日本)- 9月15日(TOHOシネマズ シャンテ)
- 『巨人と玩具』(Giants and Toys)/ 増村保造(1958・日本)- 9月17日(国立映画アーカイブ、第46回ぴあフィルムフェスティバル 2024)
- 『Ximaira × KATO M/A/S/S/A/C/R/E』- 9月18日(幡ヶ谷forest limit)
- 『Chime』/ 黒沢清(2024・日本)- 9月22日(ホワイトシネクイント)
- 『焼け石に水』(Gouttes d'eau sur pierres brûlantes; Water Drops on Burning Rocks)/ フランソワ・オゾン(François Ozon)(2000・フランス)- 9月27日(DVD)
- ゆっきゅん10th ANNIVERSARY TOUR「生まれ変わらないあなたを私が見てる」- 9月30日(渋谷SPACE ODD)
- 『SUPER HAPPY FOREVER』/ 五十嵐耕平(2024・日本/フランス)- 10月1日(新宿武蔵野館)
- ゆっきゅん10th ANNIVERSARY TOUR「生まれ変わらないあなたを私が見てる」- 10月4日(名古屋ブラジルコーヒー)
- 『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』(Billy Elliot)/ スティーヴン・ダルドリー(Stephen Daldry)(2000・イギリス)- 10月8日(新宿ピカデリー)
- 『HAPPYEND』/ 空音央(2024・日本/アメリカ)- 10月11日(ヒューマントラストシネマ渋谷)
- 『花蓮の夏 4K修復版』(盛夏光年; Eternal Summer)/ レスト・チェン(陳正道)(2006・台湾)- 10月12日(シネマート新宿)
- 愛内里菜、ゆっきゅん他「ハレトキドキ 6th Anniversary Party『VHS II』」- 10月20日(club asia)
- Jorja Smith「falling or flying TOUR 2024 JAPAN」- 10月23日(豊洲PIT)
- 岸本佐知子「佐知子の部屋」vol.21 『楽園の夕べ』刊行記念」- 10月24日(代官山蔦屋書店)
- 『キル・ザ・ジョッキー』(El Jockey; Kill the Jockey)/ ルイス・オルテガ(Luis Ortega)(2024・アルゼンチン/スペイン/アメリカ/メキシコ/デンマーク)- 11月2日(TOHOシネマズ シャンテ、第37回東京国際映画祭)
- 『大丈夫と約束して』(Utekác; Promise, I'll Be Fine)/ カタリナ・グラマトヴァ(Katarína Gramatová)(2024・スロバキア/チェコ)- 11月3日(TOHOシネマズ シャンテ、第37回東京国際映画祭)
- 『春が来るまで』(Ta Bahar Sabr Kon; Wait Until Spring)/ アシュカン・アシュカニ(Ashkan Ashkani)(2024・イラン)- 11月3日(TOHOシネマズ シャンテ、第37回東京国際映画祭)
- 『ダホメ』(Dahomey)/ マティ・ディオブ(Mati Diop)(2024・フランス/セネガル/ベナン)- 11月4日(よみうりホール、第37回東京国際映画祭)
- 『チェイン・リアクションズ』(Chain Reactions)/ アレクサンドレ・O・フィリップ(Alexandre O. Philippe)(2024・アメリカ)- 11月5日(よみうりホール、第37回東京国際映画祭)
- 『トータリー・ファックト・アップ』(Totally Fucked Up)/ グレッグ・アラキ(Gregg Araki)(1994・アメリカ)- 11月7日(Blu-ray)
- 「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」- 11月9日(東京都現代美術館)
- 『ドゥーム・ジェネレーション デジタルリマスター版』(The Doom Generation)/ グレッグ・アラキ(Gregg Araki)(1995・アメリカ)- 11月9日(ホワイトシネクイント)
- 『欲望の法則』(La Ley Del Deseo; Law of Desire)/ ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodovar)(1987・スペイン)- 11月14日(DVD)
- 『ロボット・ドリームズ』(Robot Dreams)/ パブロ・ベルヘル(Pablo Berger)(2023・スペイン/フランス)- 11月16日(ヒューマントラストシネマ渋谷)
- 『ルックバック』(Look Back)/ 押山清高(2024・日本)- 11月17日(Amazon Primeビデオ)
- 柴田聡子、Elle Teresa「WWW & WWW X Anniversaries Elle Teresa × 柴田聡子」- 11月19日(渋谷WWW X)
- 『ノーウェア デジタルリマスター版』(Nowhere)/ グレッグ・アラキ(Gregg Araki)(1997・アメリカ)- 11月22日(ホワイトシネクイント)
- 『未完成の映画』(一部未完成的電影; An Unfinished Film)/ ロウ・イエ(娄烨)(2024・シンガポール/ドイツ)- 11月24日(丸の内TOEI、第25回東京フィルメックス)
- 『四月』(აპრილი; April)/ デア・クルムベガスビリ(Déa Kulumbegashvili)(2024・ジョージア/イタリア/フランス)- 11月27日(ヒューマントラストシネマ有楽町、第25回東京フィルメックス)
- 『ベトとナム』(Trong lòng đất; Viet and Nam)/ チュオン・ミン・クイ(Trương Minh Quý)(2024・ベトナム他)- 11月28日(丸の内TOEI、第25回東京フィルメックス)
- 『白衣蒼狗』(Mongrel)/ チャン・ウェイリャン(曾威量)、イン・ヨウチャオ(尹又巧)(2024・台湾/シンガポール)- 11月28日(丸の内TOEI、第25回東京フィルメックス)
- 『朝がくるとむなしくなる』/ 石橋夕帆(2022・日本)- 12月3日(下高井戸シネマ、ゆっきゅん映画祭)
- 倉木麻衣「25th Anniversary Mai Kuraki Live Project 2024 "Be alright ! " supported by U-NEXT」- 12月7日(東京ガーデンシアター)
- 『憎しみ』(La Haine)/ マチュー・カソヴィッツ(Mathieu Kassovitz)(1995・フランス)- 12月8日(ユーロスペース、日芸映画祭「声をあげる」)
- 愛内里菜「シングル『+INSPIRE』 リリースイベント」- 12月10日(ヴィレッジヴァンガード渋谷店)
- 『パリ、夜は眠らない。』(Paris Is Burning)/ ジェニー・リヴィングストン(Jennie Livingston)(1990・アメリカ)- 12月11日(MUBI)
- 『Bloodsisters: Leather, Dykes & Sadomasochism』/ ミシェル・ハンデルマン(Michelle Handelman)(1995・アメリカ)- 12月14日(Vimeo)
- ルイーズ・ブルジョワ「ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ」- 12月15日(森美術館)
- ルシア・ベルリン(Lucia Berlin)『楽園の夕べ』(Evening in Paradise)- 12月18日
- Ryutaro Suetsugu「We're All Alone.」- 12月19日(platform3)
- 『ロスト・ハイウェイ』(Lost Highway)/ デヴィッド・リンチ(David Lynch)(1997・アメリカ)- 12月21日(Amazon Primeビデオ)
- 「フェミニズムと映像表現」- 12月22日(東京国立近代美術館)
- 『イグジステンズ』(eXistenZ)/ デヴィッド・クローネンバーグ(David Cronenberg)(1999・カナダ/イギリス)- 12月23日(DVD)
- 『ナショナル・シアター・ライブ2024「ワーニャ」』(National Theater Live 2024: Vanya)(2024・イギリス)- 12月25日(シネ・リーブル池袋)
- 『虎の子 三頭 たそがれない』(Três Tigres Tristes: Three Tidy Tigers Tied a Tie Together)/ グスタボ・ヴァナグリ(Gustavo Vinagre)(2022・ブラジル)- 12月26日(下高井戸シネマ)
- 平野真美「変身物語 METAMORPHOSES」- 12月28日 (Maki Fine Arts)
- 木藤遼太「ある絵の続き/re-reconstruct」- 12月28日(WAITINGROOM)
- E・L・カニグズバーグ(E. L. Konigsburg)『800番への旅』(Journey to an 800 Number)- 12月29日
- 『トレンケ・ラウケン パート1, 2』(Trenque Lauquen Part 1, 2)/ ラウラ・シタレラ(Laura Citarella)(2022・アルゼンチン)- 12月29日(下高井戸シネマ)
- 『アンデルセン童話 にんぎょ姫』(Hans Christian Andersen's The Little Mermaid)/ 勝間田具治(1975・日本)- 12月30日(U-NEXT)
- 『黒水仙』(Black Narcissus)/ マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー(1947・イギリス)- 12月31日(U-NEXT)
2022年 観た映画・ドラマ
映画
- 『ジュラシック・パーク』(Jurassic Park)/ スティーヴン・スピルバーグ(Steven Spielberg)(1993・US)- 1月5日(Netflix)

- 『大仏+』(大佛普拉斯; The Great Buddha+)/ ホアン・シンヤオ(黃信堯)(2017・TW)- 1月6日(JAIHO)

- 『ユンヒへ』(윤희에게; Moonlit Winter)/ イム・デヒョン(임대형)(2019・KOR)- 1月7日(ミッドランドスクエアシネマ2)

- 『トランスアメリカ』(Transamerica)/ ダンカン・タッカー(Duncan Tucker)(2005・US)- 1月9日(U-NEXT)

- 『プリシラ』(The Adventures of Priscilla, Queen of the Desert)/ ステファン・エリオット(Stephan Elliott)(1994・AUS)- 1月10日(DVD)

- 『無聲 The Silent Forest』(無聲; The Silent Forest)/ コー・チェンニエン(柯貞年)(2020・TWN)- 1月14日(伏見ミリオン座)

- 『ゴッドスピード』(一路順風; Godspeed)/ チョン・モンホン(鍾孟宏)(2016・TWN)- 1月15日(JAIHO)

- 『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(Night of the Living Dead)/ ジョージ・A・ロメロ(George Andrew Romero)(1968・US)- 1月20日(Amazon Prime)

- 『さがす』片山慎三(2022・JPN)- 1月23日(伏見ミリオン座)

- 『シモーヌ・バルベス、あるいは貞淑な女』(Simone Barbès ou la vertu; Simone Barbes or Virtue)/ マリー=クロード・トレユー(Marie-Claude Treilhou)(1980・FRA)- 1月23日(Another Screen)

- 『サスペリア』(Suspiria)/ ダリオ・アルジェント(Dario Argento)(1977・ITA)- 1月25日(U-NEXT)

- 『欲望の翼』(阿飛正傳; Days of Being Wild)/ ウォン・カーウァイ(王家衛)(1990・HK)- 1月26日(U-NEXT )

- 『ブエノスアイレス 摂氏零度』(攝氏零度 春光再現; Buenos Aires Zero Degree)/ クワン・プンリョン(關本良) & アモス・リー(李業華)(1999・HK)- 1月27日(U-NEXT)

- 『瀑布』(瀑布; The Falls)/ チョン・モンホン(鍾孟宏)(2021・TWN)- 1月29日(Netflix)

- 『そして人生はつづく』(زندگی و دیگر هیچ; Life, and Nothing More...)/ アッバス・キアロスタミ(Abbas Kiarostami)(1991・IRA)- 1月30日(U-NEXT)

- 『赤いアニンシー; あるいはいまだに揺れるベルリンの壁をつま先で歩く』(อนินทรีย์แดง; Red Aninsri, or Tiptoeing on the Still Trembling Berlin Wall)/ ラッチャプーン・ブンバンチャーチョーク(Ratchapoom Boonbunchachoke)(2020・THA)- 1月30日(Normal Screen)

- 『WEEKEND ウィークエンド』(Weekend)/ アンドリュー・ヘイ(Andrew Haigh)(2011・UK)- 1月30日(Amazon Prime Video)

- 『ナイト・オン・ザ・プラネット』(Night on Earth)/ ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)(1991・US)- 2月3日(U-NEXT)

- 『カランコエの花』(Kalanchoe)/ 中川駿(2018・JPN)- 2月11日(U-NEXT)

- 『姉姉妹妹』(Chị Chị Em Em; Sister Sister)/ キャシー・ウエン(Kathy Uyen)(2019・VNM)- 2月22日(DVD)

- 『ミステリー・トレイン』(Mystery Train)/ ジム・ジャームッシュ(Jim Jarmusch)(1991・US)- 2月28日(U-NEXT)

- 『チェチェンへようこそ ―ゲイの粛清―』(Welcome to Chechnya)/ デヴィッド・フランス(David France)(2020・US)- 3月4日(渋谷・ユーロスペース)

- 『ザ・セル』(The Cell)/ ターセム・シン(Tarsem Singh)(2000・US)- 3月4日(Amazon Prime Video)

- 『こんなにも君が好きで -goodbye mother-』(Thưa mẹ con đi; Goodbye Mother)/ チン・ディン・ル・ミン(Trịnh Đình Lê Minh)(2019・VNM)- 3月7日(U-NEXT)

- 『希望のかなた』(Toivon tuolla puolen; The Other Side of Hope)/ アキ・カウリスマキ(Aki Kaurismäki)(2017・FIN)- 3月10日(U-NEXT)

- 『余命10年』(The Last 10 Years)/ 藤井道人(2022・JPN)- 3月14日(大垣コロナシネマワールド)

- 『MEMORIA メモリア』(Memoria)/ アピチャッポン・ウィーラセタクン(อภิชาติพงศ์ วีระเศรษฐกุล)(2021)- 3月15日(伏見ミリオン座)

- 『ドライブ・マイ・カー』(Drive My Car)/ 濱口竜介(2021・JPN)- 3月17日(U-NEXT)

- 『デニス・ホー ビカミング・ザ・ソング』(Denise Ho: Becoming the Song)/ スー・ウィリアムズ(Sue Williams)(2020・US)- 3月18日(九州大学台湾スタディーズ・レクチャーシリーズ「映画を通して見る東アジア2:今みんなで考えるべき問題とは」)

- 『カラヴァッジオ』(Caravaggio)/ デレク・ジャーマン(Derek Jarman)(1986・UK)- 3月18日(U-NEXT)

- 『息ぎれの恋人たち』(Breathless Lovers)/ 清水俊平(2017・JPN)- 3月19日(大阪アジアン映画祭・オンライン座)

- 『水本さん』/ 清水俊平(2017・JPN)- 3月19日(YouTube)

- 『ホモソーシャルダンス』(Homosocial Dancing)/ 東海林毅(2019・JPN)- 3月19日(U-NEXT)

- 『永遠に君を愛す』(I Love Thee for Good)/ 濱口竜介(2009・JPN)- 3月22日(名古屋・シネマスコーレ)

- 『不気味なものの肌に触れる』(Touching the Skin of Eeriness)/ 濱口竜介(2013・JPN)- 3月22日(名古屋・シネマスコーレ)

- 『天国はまだ遠い』(Heaven Is Still Far Away)/ 濱口竜介(2015・JPN)- 3月22日(名古屋・シネマスコーレ)

- 『光りの墓』(รักที่ขอนแก่น; Cemetery of Splendor)/ アピチャッポン・ウィーラセタクン(อภิชาติพงศ์ วีระเศรษฐกุล)(2015・THA)- 3月24日(シアタームヴィオラ)

- 『CURE』/ 黒沢清(1997・JPN)- 3月24日(Netflix)

- 『ドント・ルック・アップ』(Don’t Look Up)/ アダム・マッケイ(Adam McKay)(2021・USA)- 3月25日(Netflix)

- 『リング』(Ringu)/ 中田秀夫(1998・JPN)- 3月26日(Netflix)

- 『牛久』(Ushiku)/ トーマス・アッシュ(Thomas Ash)(2021・JPN)- 3月27日(名古屋・シネマスコーレ)

- 『PASSION』/ 濱口竜介(2008・JPN)- 3月27日(名古屋・シネマスコーレ)

- 『ファンタスティック・プラネット』(La planète sauvage; Fantastic Planet)/ ルネ・ラルー(René Laloux)(1973・FRA/CZE)- 3月29日(U-NEXT)

- 『I Am Here~私たちは ともに生きている~』(I Am Here - We Are Together)/ 浅沼智也(2020・JPN)- 3月31日

- 『モービウス』(Morbius)/ ダニエル・エスピノーサ(Daniel Espinosa)(2022・US)- 4月1日(大垣コロナシネマワールド)

- 『それでも私たちは立ち向かう~性犯罪のない世界へ~』(Nevertheless)/ サラ・モッシュマン(Sarah Moshman)(2020・US)- 4月2日(NHKプラス)

- 『カルメン故郷に帰る』(Carmen Comes Home)/ 木下惠介(1951・JPN)- 4月3日(Netflix)

- 『マティアス&マキシム』(Matthias & Maxime)/ グザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan)(2019・CAN)- 4月20日(Amazon Prime Video)

- 『ふたつの部屋、ふたりの暮らし』(Deux; Two of Us)/ フィリッポ・メネゲッティ(Filippo Meneghetti)(2019・FRA/LUX/BEL)- 4月23日(岐阜・CINEX)

- 『マリー・ミー』(Marry Me)/ カット・コイロ(Kat Coiro)(2022・US)- 5月1日(名古屋・ミッドランドスクエアシネマ2)

- 『ドクターと嘘と女性:AIDSアクティヴィストの抗議運動』(Doctors, Liars, and Women: AIDS Activists Say No to Cosmo)/ ジーン・カルロムスト&マリア・マジェンティ(Jean Carlomusto, Maria Maggenti)(1988・US)- 5月2日(Normal Screen)

- 『Love You Forever』/ マシアホフ・セパンド&マシアホフ・セペール&原田波奈(2020・US)- 5月2日(Normal Screen)

- 『カモン カモン』(C'mon C'mon)/ マイク・ミルズ(Mike Mills)(2021・US)- 5月3日(伏見ミリオン座)

- 『二トラム/NITRAM』(Nitram)/ ジャスティン・カーゼル(Justin Kurzel)(2021・AUS)- 5月3日(伏見ミリオン座)

- 『整形水』(성형수; Beauty Water)/ チョ・ギョンフン(조경훈)(2020・KOR)- 5月27日(Amazon Prime Video)

- 『シニア・イヤー』(Senior Year)/ アレックス・ハードキャッスル(Alex Hardcastle)(2022・US)- 6月5日(Netflix)

- 『リトル・ガール』(Petite fille; Little Girl)/ セバスチャン・リフシッツ(Sébastien Lifshitz)(2020・FRA)- 6月11日(Netflix)

- 『アイ・アム・サムバディ』(I Am Somebody)/ マデリン・アンダーソン(Madeline Anderson)(1970・US)- 6月24日(subersive records)

- 『君の心に刻んだ名前』(刻在你心底的名字; Your Name Engraved Herein)/ 柳廣輝(Patrick Kuang-Hui Liu)(2020・TWN)- 6月26日(Netflix)

- 『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン』(Jeanne Dielman, 23 quai du Commerce, 1080 Bruxelles)/ シャンタル・アケルマン(Chantal Akerman)(1975・BEL)- 7月9日(名古屋シネマテーク)

- 『わたしは最悪。』(Verdens verste menneske; The Worst Person in the World)/ ヨアキム・トリアー(Joachim Trier)(2021・NOR)- 7月9日(伏見ミリオン座)

- 『FLEE フリー』(Flugt; Flee)/ ヨナス・ポヘール・ラスムセン(Jonas Poher Rasmussen)(2021・DEN)- 7月10日(岐阜・CINEX)

- 『海に向かうローラ』(Lola vers la mer; Lola)/ ローレント・ミケーリ( Laurent Micheli)(2019・BEL/FRA)- 7月13日(EUフィルムデーズ 2022)

- 『スウィートハート』(Sweetheart)/ マーリー・モリソン(Marley Morrison)(2021・UK)- 7月17日(第30回レインボー・リール東京)

- 『ボクらのホームパーティー』/ 川野邉修一(2022・JPN)-7月18日(第30回レインボー・リール東京)

- 『一人にしないで』(不想一個人; Leave Me Alone)/ ファン・ヤンジョン(范揚仲)(2021・TWN)- 7月23日(2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜革新と継承〜」第4回)

- 『コーダ あいのうた』(CODA)/ シアン・ヘダー(Sian Heder)(2021・US/FRA/CAN)- 7月24日(Amazon Prime Video)

- 『雞・蛋』(Chicken・Egg)/ 黃尹浩(Evan Huang)(2017・TWN)- 7月24日(GagaOOLala)

- 『チェッカーで(毎回)勝つ方法』(พี่ชาย My Hero; How To Win At Checkers (Every Time))/ ジョシュ・キム(Josh Kim)(2015・THA/HK/US/IDN)- 7月24日(GagaOOLala)

- 『シュート!』(Shoot)/ 大森一樹(1994・JPN)- 7月31日(岐阜・ロイヤル劇場)

- 『Tattoo -刺青』(刺青; Spider Lilies)/ 周美玲(Zero Chou)(2007・TWN)- 7月31日(GagaOOLala)

- 『Perfect One-Night Stand』(완벽한 원나잇)/ Ahn Ji Hee(안지희)(2020・KOR)- 8月3日(GagaOOLala)

- 『WANDA/ワンダ』(Wanda)/ バーバラ・ローデン(Barbara Loden)(1970・US)- 8月15日(名古屋シネマテーク)

- 『旅立ち』(姊姊; My Sister)/ 潘客印(パン・カーイン)(2021・TWN)- 8月20日(2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜〜革新と継承〜」)

- 『ゴッドハンド』(手事業)/ 李宜珊(リー・イーサン)(2020・TWN)- 8月20日(2022台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜〜革新と継承〜」)

- 『初戀 Hatsu-koi』(First Love)/ 今泉浩一(2007・JPN)- 8月20日(GagaOOLala)

- 『オーファンズ・ブルース』(Orphan's Blues)/ 工藤梨穂(2018・JPN)- 8月21日(U-NEXT)

- 『NOPE/ノープ』(Nope)/ ジョーダン・ピール(Jordan Peele)(2022・USA)- 8月27日(大垣コロナシネマワールド)

- 『歩いても 歩いても』(Still Walking)/ 是枝裕和(2007・JPN)- 8月30日(Amazon Prime Video)

- 『裸足で鳴らしてみせろ』(Let Me Hear It Barefoot)/ 工藤梨穂(2022・JPN)- 9月2日(名古屋シネマテーク)

- 『燃ゆる女の肖像』(Portrait de la jeune fille en feu; Portrait of a Lady on Fire) / セリーヌ・シアマ(Céline Sciamma)(2019・FRA)- 9月12日(Netflix)

- 『グッド・ストライプス』(Good Stripes)/ 岨手由貴子(2015・JPN)- 9月13日(Amazon Prime Video)

- 『私ときどきレッサーパンダ』(Turning Red)/ ドミー・シー(Domee Shi)(2022・USA)- 9月16日(Disney+)

- 『安可瑪莎』(Encore Martha)/ Natasha Sung(2021・TWN)- 9月16日(GagaOOLala)

- 『さかなのこ』(The Fish Tale)/ 沖田修一(2022・JPN)- 9月18日(ミッドランドスクエアシネマ)

- 『よだかの片想い』(The Nighthawk's First Love)/ 安川有果(2022・JPN)- 9月18日(伏見ミリオン座)

- 『ぼくの名前はズッキーニ』(My Life as a Courgette; Ma vie de Courgette)/ クロード・バラス(Claude Barras)(2016・SWI/FRA)- 9月18日(U-NEXT)

- 『バオ』(Bao)/ ドミー・シー(Domee Shi)(2018・USA)- 9月19日(Disney+)

- 『東宮西宮』(East Palace, West Palace; 东宫西宫)/ チャン・ユアン(張元)(1997・CHN)- 9月19日(GagaOOLala)

- 『潮汐』(Tidal)/ リー・ヤンシュン(李彦勋)(2018・TWN)- 9月20日(GagaOOLala)

- 『天使の涙 4K』(Fallen Angels; 堕落天使)/ ウォン・カーウァイ(王家衛)(1995・HK)- 9月24日(センチュリーシネマ)

- 『秘密の森の、その向こう』(Petite Maman)/ セリーヌ・シアマ(Céline Sciamma)(2021・FRA)- 9月25日(伏見ミリオン座)

- 『夕やけ雲』(Farewell to Dream)/ 木下惠介(1956・JPN)- 9月29日(Google Play)

- 『マイ・ブロークン・マリコ』(My Broken Mariko)/ タナダユキ(2022・JPN)- 9月30日(大垣コロナシネマワールド)

- 『四月の永い夢』(Summer Blooms)/ 中川龍太郎(2018・JPN)- 10月17日(U-NEXT)

- 『春みたいだ』(Spring Like Lovers)/ シガヤダイスケ(2017・JPN)- 10月18日(U-NEXT)

- 『ジェニファー・ロペス ハーフタイム』(Halftime)/ アマンダ・ミッチェリ(Amanda Micheli)(2022・US)- 10月22日(Netflix)

- 『アシュカル』(Ashkal)/ ユセフ・チェビ(Youssef Chebbi)(2022・TUN/FRA)- 10月29日(東京国際映画祭)

- 『親愛なる君へ』(Dear Tenant; 親愛的房客)/ チェン・ヨウチェ(鄭有傑)(2020・TWN)- 11月23日(U-NEXT)

- 『ある男』(A Man)/ 石川慶(2022・JPN)- 12月3日(ミッドランドスクエアシネマ2)

- 『パラレル・マザーズ』(Parallel Mothers; Madres paralelas)/ ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodóvar)(2021・SPA)- 12月4日(岐阜・CINEX)

- 『冬の旅』(Vagabond; Sans toit ni loi)/ アニエス・ヴァルダ(Agnès Varda)(1985・FRA)- 12月10日(名古屋・シネマテーク)

- 『天上の花』/ 片嶋一貴(2022・JPN)- 12月17日(伏見ミリオン座)

- 『アメリカから来た少女/アメリカン・ガール』(American Girl; 美國女孩)/ 阮鳳儀(2021・TWN)- 12月30日(Netflix)

ドラマ
- 『家出娘』(Runaway Girl)(脚本:船越凡平)(2022・JPN)- 3月24日(NHK・第45回創作テレビドラマ大賞)

- 『ハートストッパー』(Heartstopper)(原作・脚本:アリス・オズマン / 監督・ユーロス・リン)(2022・UK)(Netflix)

- 『エルピス —希望、あるいは災い—』(Elpis: Hope or Disaster)(脚本:渡辺あや、演出:大根仁・下田彦太・二宮孝平・北野隆)(2022・JPN)(U-NEXT)

- 『作りたい女と食べたい女』(She Loves to Cook, and She Loves to Eat)(2022・JPN)(NHKプラス)

2022年 すきな音楽
もう毎年言っていますが、今年も早かった。年長者の言う「社会人になったらもっと早くなるよ」が本当になってしまった今年、来年は少しでも歯止めをかけられるようになりたいです。とはいえ一つ一つを思い返せば、印象的なことで溢れていた2022年。もしかしたらここ数年で一番いろいろな活動、経験をしたような気もしています。またそれについてはどこかで触れるとして、ここではそんな1年を彩ってくれた音楽の中から、私の好きなものを選んでみました。最後にはApple MusicおよびSpotifyのプレイリストもつけています。
すきな楽曲(50曲)
(※集計対象作品:2021年12月1日~2022年11月30日にリリースされたもの)
- UA「微熱」
- Rina Sawayama「This Hell」
- 宇多田ヒカル「Somewhere Near Marseilles ーマルセイユ辺りー」
- adieu「夏の限り」
- dvsn「What's Up (feat. Jagged Edge)」
- ゆっきゅん「NG」
- ザ・おめでたズ「DANSU」
- Awich「どれにしようかな」
- 優河「people」
- Lil Soft Tennis & kZm「I Feel On You」
- ODD Foot Works「I Love Ya Me!!!」
- Charli XCX「Lightning」
- Empress Of「Save Me」
- Official髭男dism「Subtitle」
- 崎山蒼志「覚えていたのに」
- Hope Tala「Leave It On The Dancefloor」
- 三浦透子「私は貴方」
- Beyoncé「ALIEN SUPERSTAR」
- 広瀬香美「Venus Line」
- 羊文学「光るとき」
- Taylor Swift「Midnight Rain」
- グソクムズ「冬のささやき」
- Caroline Polachek「Billions」
- Chlöe「Treat Me」
- Lizzo「About Damn Time」
- 柴田聡子「サイレント・ホーリー・マッドネス・オールナイト(Dub's Galatic Dance Floor Remix」
- Jamila Woods「Boundaries」
- IVE「After LIKE」
- RYUTist「オーロラ」
- MICHELLE「PULSE」
- GOT7「TRUTH」
- 森山直太朗「素晴らしい世界」
- Leven Kali「EEK」
- 中村佳穂「さよならクレール」
- KARA「WHEN I MOVE」
- ミームトーキョー「アニモア」
- Omar Rudberg「Moving Like That」
- 元ちとせ「暁の鐘」
- Cass McCombs「Unproud Warrior」
- serpentwithfeet「I'm Pressed」
- Purity Ring「graves」
- Jenevieve「Love Quotes」
- SATOH & ラブリーサマーちゃん「ON AIR」
- Kelela「Washed Away」
- JASMINE「Come & Talk 2 me (feat. B.I.G. JOE)」
- Jenevieve「Rendezvous」
- Foxes「Growing On Me」
- Charlie Puth「That’s Hilarious」
- 88rising & BIBI「The Weekend (MILLI Remix)」
- Bree Runway「THAT GIRL」
すきなアルバム
(※集計対象作品:2021年12月1日~2022年11月30日にリリースされたもの)
- 宇多田ヒカル『BADモード』
- Rina Sawayama『Hold The Girl』
- Awich『Queendom』
- ゆっきゅん『DIVA YOU』
- Charli XCX『Crash (Deluxe)』
- Kabanagu『ほぼゆめ』
- 柴田聡子『ぼちぼち銀河』
- Joan Shelley『When the Light Is Dying』
- butasaku『forms』
- George Riley『Running In Waves』
- ウ山あまね『ムームート』
- ザ・おめでたズ『大人』
- 元ちとせ『虹の麓』
- ena mori『DON'T BLAME THE WILD ONE!』
- Beyoncé『RENAISSANCE』
- 寺尾紗穂『余白のメロディ』
- Taylor Swift『Midnights』
- 藤井隆『Music Restaurant Royal Host』
- Carly Rae Jepsen『The Loneliest Time』
- RYUTist『(エン)』
- JASMINE『Re:Me』
- 森山直太朗『素晴らしい世界』
- 大石晴子『脈光』
- Cass McCombs『Heartmind』
- Oliver Sim『Hideous Bastard』
- FKA twigs『CAPRISONGS』
- Lizzo『Special』
- 優河『言葉のない夜に』
- Theo Vroker『LOVE QUANTUM』
- 中村佳穂『NIA』
すきなEP
(※集計対象作品:2021年12月1日~2022年11月30日にリリースされたもの)
- UA『Are U Romantic?』
- Empress Of『Save Me』
- GOT7『GOT7』
- Joyce Wrice『Motive』
- Blood Orange『Four Songs』
- Jenevieve『Rendezvous』
- Lil Soft Tennis『KiD』
- Kim Petras『Slut Pop』
- PEARL CENTER『On The Nightline』
- SONIKKU『MOLG』
すきな曲
上で紹介した50曲をまとめました。
Bubbling Under Hot 50
Billboardの真似をして、50曲から漏れた15曲をまとめました。
Non-2022 Songs
2022年以前リリースのもので、今年特によく聴いたものをまとめました。
2022.12.05
おちこんでしまった。
できるだけ笑顔で、新人らしく溌溂と。仕事は不慣れでも、そのぶん愛嬌でカバーしよう。そう思って明るく振舞っていたはずなのに、急に空元気の線がぷつんと切れた。
働き始めてやっと出せるようになったおでこも今日は出せなかった。ひどくチープな言い回しだけど、おでこを出すと自分の心まであけすけになってしまうような気がしていて昔から嫌だったのだった。
なんでこんな風になってしまったかと言うと、それはもう複合的な問題…―無理やりまとめれば、あらゆることにおいて主導権を握れないこと、あらゆることを制御できないことによるストレスとでも言えるかもしれない。少しずつ溜まっていったしんどさが今朝、ピークを迎えてしまった。
お昼は図書館で借りていた本を読もうとリュックから取り出したものの、集中できず結局昼寝をする。
夕方、会社の採用ページに掲載するためのちょっとした文章を書くように言われる。 こんなときに就活生のために文章なんて書けるかよと思いつつ、ちゃっかりいいことを書く。気づくと終業時間になっている。
先週は残業続きで、それもこのしんどさの一因だということは分かっていたので、今日はマッハで仕事を片付けて定時で退勤する。仕事に集中していた方が気も紛れた。
クレジットカードの引き落とし日までにイオン銀行に入金しておくのをいつも忘れる。近所のマックスバリューで買い物するときに使うイオンカードの為だけに作った口座。いつも2~3日過ぎた頃にハッとして、すぐさまネットバンキングで入金している。この手数料もいわゆる”チリツモ”ってやつなんだけど…。資産管理アプリを開き、昨日引き落とし額ぴったりを振り込んでおいた分が無事に引き落とされているのを確認して一安心。今回もまた2日遅れてしまった。
落ち込んでいるときは本当にどうでもいいことが大きな危機になってしまう。例えば洗い終わったスプーンを落としてしまったとき。急な大きな音に驚き、そのあとに来る静けさにどうしようもなく辛い気持ちになる。
夜、2日前に作ったキムチ鍋の残りを食べきる。シメに鸡蛋面を入れて食べるのを楽しみにしていたので嬉しい。鍋だとか豚キムチだとか、どこか心のなかで「手抜きだろう」だなんて思っていたレシピも食べてみるとおいしくて感激する(しかも楽!)。大好きな鸡蛋面を2玉も食べたあとは今日放送分の『作りたい女と食べたい女』を観る。Twitterで話題になっているのは知っていたのだけどなかなか時間が作れず、日曜日にその週の分を一気見したのだった。作りたい女と食べたい女だけど、決して与えたい女と受け取りたい女ではないよなと思う。
寝る前にお付き合いしている人とビデオ通話をする。いまの家に引っ越してからWi-Fiの具合が悪くて、ビデオ通話をするときはいつも困っている。BUFFALOのルーターを買ったのだけどうまく接続できないまま放置しているので、週末に再トライしようと思う。距離が離れていることもあり、彼と次に会えるのはクリスマスの週。『つくたべ』の話をしたところ「何か作ってよ」と言われたので2週間で練習してみたいと思う。一人暮らしをはじめてからやっと料理をするようになったのだけど、人のために何かを作ったことはまだないので緊張する。
Melodifestivalen 2022について
こんばんは。ご無沙汰しております、ワタシです。2022年も3週間ほどが過ぎ、街は次々と節分、バレンタインなど2月に向けた準備が始まっています。
2月をもうすぐ迎えるということはつまり、今年もMelodifestivalenの季節がやってきたということです。
- 昨年のおさらい
- Melodifestivalen 2022 出場アーティスト
- Semi-final 1(2022年2月5日)
- Semi-final 2(2022年2月12日)
- Semi-final 3(2022年2月19日)
- Semi-final 4(2022年2月26日)
- おわりに・視聴方法など
(※楽曲へのリンクは基本的にはYouTube動画へのリンクになっています。公式動画が見つからない場合などは、Spotifyへのリンクを貼っています。)
昨年のおさらい
毎年2月第1週から3月第2週にかけて行われるスウェーデン最大の音楽大会、Melodifestivalen 。ヨーロッパ最大の音楽大会であるEurovision Song Contestのスウェーデン国内予選として毎年開催されており、なんとスウェーデン国内で最高年間視聴率を誇る番組でもあります。Eurovisionは各国で予選大会が開かれるのですが、Melfestの愛称でも親しまれているこの大会は、なぜかとりわけ人気が高く、(私含め)世界中にファンがいるそう*1。それもそのはず、仰々しいパフォーマンス(DIVA…)、圧倒的な歌唱力、二番煎じ感の漂う演出、独自の文脈、そして投票により優勝者が決まるゲーム性…とハマったら抜け出せない要素がたっぷり。昨年も、Melodifestivalenについては、3回に渡る長文記事でもご紹介し(友人らからは引かれまし)た。
昨年の『Melodifestivalen 2021』で優勝を飾ったのはTusse君。エントリー曲「Voices」Eurovisionに臨みました。声帯手術や人種差別的なコメントなど困難に見舞われた彼。手術の影響もあったのか、本選では18位とスウェーデンにとっては8年ぶりに低い順位を記録してしまいました*2*3。
コンゴ共和国にルーツを持ち、難民としてスウェーデンに移り住み、見事Melodifestivalen優勝を果たした彼のサクセスストーリーについてはMelodifestivalenの放送局であるSVTが「Tusse: Utan min röst」というドキュメンタリーも制作し、のちにBBCでも特集が組まれました*4。Eurovision出場後はしばらくリリースが途絶えていましたが、昨年後半になり「Grow」と「this is our christmas song」をリリース。両方とも素晴らしいポップソングになっているので、是非一度お聴きください。
その他、昨年のMelodifestivalen関連のニュースで言えば、決勝戦で5位に終わったClara Klingenström「Behöver inte dig idag」や同10位のAlvaro Estrella「Bailá Bailá」が大会終了後に商業的な成功を記録*5。また、『Melodifestivalen 2020』で優勝したものの、『Eurovision Song Contest 2020』が新型コロナウイルスの影響で開催中止になり、満を持して出場した『Melodifestivalen 2021』では3位の結果で終わったThe Mamasは、過去の楽曲「Let It Be」があの『American Idol』の挿入歌として使用されました*6。彼女たちは各メンバーのソロ楽曲をシングルとしてリリースしたのち、昨年末EP『Won’t Let The Sun Go Down』を発表。そして、惜しくもTusseに続き2位で大会を終えたEric Saade(私がMelodifestivalenにハマるきっかけとなった歌手でもあります)は、出場曲「Every Minute」を皮切りにエレクトロ~R&Bの要素を取り入れた楽曲をリリース。6枚目のアルバムに向けた新章を開始させています。
そして、昨年のヨーロッパ本選である『Eurovision Song Contest 2021』で優勝したのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのMåneskin。出場曲「Zitti e buoni」がヨーロッパ圏でヒット。イタリア語楽曲として30年ぶりに全英トップ20を記録したのを皮切りに、「I Wanna Be Your Slave」や「Beggin'」など過去の楽曲も、TikTokなどの力も手伝って世界中で大ヒット。Eurovisionを足掛かりにここまで世界的に成功を収めたのは1988年優勝のCeline Dion以来なのではないでしょうか。彼らは新曲「Mammamia」を昨年10月にリリースしました。
Melodifestivalen 2022 出場アーティスト
ここまで簡単に(?)前年までのMelodifestivalen及びEurovisionを振り返りましたが、ここからは『Melodifestivalen 2022』のお話を。冒頭で紹介したWiwibloggsの記事にもある通り、昨年11月26日に出場アーティストの第1弾として28組中14組が発表され、同年12月1日には第2弾として残りの14組が発表されました。ここからは彼らの経歴などについて長々と書いていけたらと思います。
が、まずここで、来年のMelodifestivalenの総合司会についてご紹介。ちなみに昨年の総合司会は、2002年以降プロデューサーとして長らくMelodifestivalenを支えてきたChrister Björkmanが担当。彼は昨年をもってプロデューサーの地位を退くことを発表しており、昨年大会は彼の最後の晴れ舞台であったということもハイライトの一つでした。もはや「King of Melodifestivalen」、皆に愛されるBjörkman先生。
そんな彼からバトンを受け取り、『Melodifestivalen 2022』の総合司会を担当するのはOscar Zia。過去にMelodifestivalenに歌手として出場した経験を持つことや、ゲイをカミングアウトしていることはBjörkmanとも一致しています(ちなみに彼の2016年のエントリー曲「Human」は私の好きなMelodifestivalenパフォーマンスでも5本の指に入ります)*7。そんなZia、昨年大会では、同じく過去にMelodifestivalenに出場した歌手・ラッパーのAnis Don Deminaと共に第2予選のゲスト司会者を務め、大いに場を盛り上げました*8。
また、Melodifestivalenと言えば例年、スウェーデン国内の各都市を予選で周り、ストックホルムで決勝戦を迎えるのがお決まりなのですが、2021年大会に引き続き、今年もオミクロン株の蔓延の影響などで、予選~決勝にかけて、ストックホルムの同一会場で行われる予定。有観客になるかどうかはまだ審議中ということで、コロナウイルス感染症の状況を見てギリギリの判断になるようです*9。
それでは、ここでようやく出場者たちのご紹介を。出演順でいきます。
Semi-final 1(2022年2月5日)
Malou Prytz「Bananas」(3)
今年のMelodifestivalenのトップバッターを務めるのは3回目の出場となるMalou Prytz。なんと初登場を飾った『Melodifestivalen 2019』当時は15歳、今回の大会出場時点でまだ18歳という若さ。
『Melodifestivalen 2020』では惜しくも予選敗退となってしまった「Ballerina」ですが、個人的にはこの年のベスト5に入るお気に入りのパフォーマンス。これまで出場した2大会ともに圧巻のパフォーマンスだったのはもちろん、演出も手の込んだものだったので、今回の「Bananas」ではどんな演出を見せてくれるのか楽しみです。
なんと今年のエントリー曲「Bananas」のソングライター陣には、ヒットメーカーのJimmy Thörnfeldtのほか、『Melodifestivalen 2014』に「Busy Doin' Nothin'」(𝘿𝙞𝙫𝙖…)で出場したAce Wilderも名を連ねています。Ace Wilderの同曲は、惜しくもSanna Nielsen「Undo」に阻まれ2位に終わってしまいましたが(Oscar Zia「Human」と並ぶ"robbed"なモーメント)、セールス面では「Undo」以上の大成功を記録、2014年の年間チャートでは14位を記録するなど、未だにMelodifestivalenファンにとっては印象深いパフォーマンスとなりました。その後、2016年、2017年のMelodifestivalenにも出場していましたが、その後は目立った活動が見られませんでした。MalouもAceもがんばれ~。
Theoz「Som du vill」(初)
今年のHot Guys枠の一人で、スウェーデン国内ではインフルエンサーとして人気を誇るTheozはなんと2005年生まれの16歳。ティーンポップから大人のポップスへと階段を上る途上の彼、どんな楽曲を繰り出してくるのでしょうか。
ソングライター陣もかなり豪華で、『Melodifestivalen 2017』出場者でもあるAxel Schylströmに加え、メタルバンドAmarantheのボーカルであり『Melodifestivalen 2015』にも出場したElize Ryd、倖田來未*10やCeline Dion*11の他、多くのMelodifestivalen関連楽曲*12を手掛けるTobias Lundgren&Tim Larssonのタッグなどが参加しています。
Shirley Clamp「Let There Be Angels」(7)
Melodifestivalenファンなら知らない人はいない、もはや泣く子も黙るShirley Clampが、2014年大会以来8年ぶりとなる久々の登場*13。2003年、2004年、2005年、2009年、2011年、2014年と過去に6回の出場経験を持ち、まさにMelodifestivalenを知り尽くした彼女。『Melodifestivalen 2011』には「Shirley’s Angels」という聞き覚えのあるユニット名で出場、惜しくも敗者復活戦で敗退してしまいました。
今回のエントリー楽曲は「Let There Be Angels」。Yoshiki featuring Sarah Brightmanが披露しそうなタイトルですが、制作陣には昨年のOur Favoritesの一つTess Merkel「Good Life」を作曲したMats Tärnforsや、Steps*14、Westlife*15、Carrie Underwood*16など世界的アーティストの楽曲も手掛けるPelle Nylénらが脇を固めています。
Omar Rudberg「Moving Like That」(3)
Felix Sandmanらを輩出したボーイバンドFO&Oのメンバーとして『Melodifestivalen 2017』に初出場し、昨年にはNetflixシリーズ『ヤング・ロイヤルズ』(Young Royals)で世界的な名声を手にしたOmar Rudbergが、2019年大会以来、満を持しての出場。ベネズエラにもルーツを持つ彼、スペイン語楽曲も多くリリースしていますが、今回はソロオリジナル楽曲としては初となる英語曲で挑戦します。
制作は所属レーベルであるTEN Music Groupの面々がサポート。前回は惜しくも予選敗退となってしまいましたが(かなり不満でしたが)、今回はどこまで票を伸ばせるか。と言いつつ、個人的にMalou Prytzを応援しているので、Malou、Theoz、Omarの間で若年層の票が分散してしまうのは痛い気もします。
Danne Stråhed「Hallabaloo」(初)
今回がMelodifestivalen初登場となるDanne Stråhedですが、実はなんと御年65歳の大御所。ソロ活動の傍ら、The ChinoxやWizexといったバンドのメンバーとして、1970年代から活動してきた彼。今回はどういった楽曲で勝負してくるのでしょうか。
ソングライター陣には、Danne自身のほか、『Melodifestivalen 2016』で優勝したFrans「If I Were Sorry」などを手掛けるFredrik Anderssonと、スウェーデンのスーパーグループE.M.D.*17による2009年出場曲「Baby Goodbye」などを手掛けるErik Stenhammarの名前も。案外正統派ポップスで来るのか?とワクワクさせてくれる存在です。
Cornelia Jakobs「Hold Me Closer」(3)
スウェーデンの人気メタルバンドThe Poodlesの元メンバーJakob Samuelの娘でもあるCornelia Jakobs。ガールズグループLove Generation(その後Stockholm Syndromeに改名、解散)のメンバーとして『Melodifestivalen 2011』『Melodifestivalen 2012』に出場した経験があるものの、いずれも決勝戦進出はならず。ソロとしては初出場である今回の『Melodifestivalen 2022』で雪辱を果たし、見事決勝戦出場できるのか見所です。ちなみに父親の所属していたThe Poodlesも2006年と2008年にMelodifestivalenに出場経験あり。
現在はLove Generation時代からは想像もつかない驚きのイメージチェンジを果たしている彼女ですが、今回はどのような楽曲でカムバックするのかも注目。ちなみに今回の出場曲のソングライターには、自身もシンガーとして活動し、Steps*18、Medina*19のほか、Lisa Ajaxの『Melodifestivalen 2019』出場曲「Torn」などを担当したIsa Molinなどが名を連ねています。
Robin Bengtsson「Innocent Love」(4)
優勝経験があるアーティストでも再び戻ってくるのがMelodifestivalen。2016年に初出場後、『Melodifestivalen 2017』に「I Can’t Go On」で出場し見事優勝、続くEurovisionでも5位の好成績を収めたRobin Bengtssonですが、2020年大会を経て今年も4度目の出場を叶えました。個人的にSemi-final 1から驚きの大混戦の『Melodifestivalen 2022』。どうなってしまうのでしょうか。
ソングライターに名を連ねるVictor Croneはなんと『Melodifestivalen 2020』でRobinと共に優勝を争った人物。そのほか、2018年に「Dancing in the Moonlight」が欧州を中心に大ヒットしたJubëlの二人と、スウェーデンの大スターDarin*20やClara Klingenström*21の他、Melodifestivalen常連のAnna Bergendahl*22やLoreen*23、Sanna Nielsen*24などの楽曲を手掛けたDavid Lindgren Zachariasなど本気のラインナップ。
Semi-final 2(2022年2月12日)
LIAMOO「Bluffin'」(3)
過去の入賞者がMelodifestivalenに出場することも多い、スウェーデン版『American Idol』の『Swedish Idol』。Semi-final 2のHot Guy枠、LIAMOOもその中の一人で、『Idol 2016』で優勝を飾った人物。2018年、2019年とMelodifestivalenにも出場しており、なんと2回連続でファイナル進出を決めました。特にHanna Ferm*25とのデュエットとして出場した『Melodifestivalen 2019』では、決勝3位の好成績を残した彼。
実はこの曲、制作陣にはこの『Melodifestivalen 2022』にアーティストとしてもエントリーしているMedinaの2人が参加。ヒップホップデュオの2人が手掛けているだけあり、得意なラップも披露するかも。
そのほかのソングライターには、昨年の『Eurovision Song Contest 2021』においてスウェーデン*26、キプロス*27、サンマリノ*28のエントリー楽曲を手掛けたほか、Eric Saade*29やEmil Assergård*30、Helena Paparizou*31、Mohombi*32といったMelodifestivalenファンお馴染みのメンバーから、Nicki Minaj*33、Enrique Iglesias*34、Pitbull*35、Kelly Rowland*36、Jennifer Lopez*37といった世界規格のスター、そしてBIG BANG*38まで多くの楽曲を手掛けるJimmy Thörnfeldtと、『Melodifestivalen 2020』でThe Mamasと優勝を争ったDotter「Bulletproof」やEXOのメンバーCHANYEOLによるソロ楽曲「Tomorrow」などを手掛けたDino Medanhodzicが名を連ねています。まさに向かうところ敵なしの布陣で挑むLIAMOO、要注目アクトの1人です。
Niello & Lisa Ajax「Tror du att jag bryr mig」(初/4)
LIAMOOと同じく『Swedish Idol』出身で、2016年、2017年、2019年と3回もの出場経験を誇るLisa Ajaxと、こちらはMelodifestivalen初出場となるラッパーNielloが共演。
Lisa Ajaxは『Idol 2014』で優勝したことから一躍人気シンガーに登り詰めたシンガーで、3回出場したMelodifestivalenすべてで決勝まで勝ち進んだ実力者。なんと同じ予選に『Swedish Idol』優勝者が2人揃うという大混戦状態に。Nielloは2013年にリリースした「Legenden (featuring Phantomen)」が国内チャート3位の大ヒット作となったことで知られています。
そんな彼らの共演は初めてではなく、昨年「Ingen annan」という楽曲をリリース済み。息の合ったパフォーマンスに期待です。
3回のMelodifestivalen出場経験を誇るLisa Ajaxですが、スウェーデン語楽曲で出場するのはこれが初めて。果たしてこれがどう働くかも注目です。
Samira Manners「I Want to Be Loved」(初)
「愛されたいの」というなんとも切実なタイトルの楽曲でMelodifestivalenに初出場を果たすSamira Mannersは、2020年にデビューしたばかりのニューカマー。一見するとMelodifestivalenとは縁遠そうなインディーポップを得意とする彼女ですが、昨年大会で予想外の好成績を残し、大会後もエントリー楽曲をヒットさせたClara Klingenströmの前例がある今、こういったアコースティックな楽曲がどんな結果を残すのか分からなくなってきました。
Danne Stråhedのエントリー楽曲も手掛けるFredrik AnderssonとSamiraの共作となる今回のエントリー楽曲。前述の通り、過去にFrans「If I Were Sorry」で『Eurovision Song Contest 2016』も経験した彼とタッグを組み、初のMelodifestivalenに臨みます。
Alvaro Estrella「Suave」(4)
2020年、2021年に引き続き3年連続での出場となるAlvaro Estrella*39。彼とMelodifestivalenの縁は、彼がDanny Saucedo「Amazing」のバックダンサーを務めた2012年まで遡ります。翌々年の2014年には「Bedroom」でMelodifestivalenに初出場しましたが、惜しくも予選落ち。満を持して6年ぶりの出場となった2020年大会では、Mendezの「Vamos Amigos」で、客演ながら見事自身初の決勝進出を果たします。その後、2021年には「Bailá Bailá」で出場し、単独名義では初の決勝進出となりました。決勝では12組中10位とあまり成績が振るいませんでしたが、その後、この楽曲はスウェーデン国内チャートで8位を記録しゴールド認定を受けるなどのヒットとなりました。
チリにルーツを持つ彼は、「Vamos Amigos」や「Bailá Bailá」と言った曲名からも分かる通り、ラテンやトロピカル・ポップが得意分野。コロナ禍真っただ中で開催された『Melodifestivalen 2021』でもゴキゲンなトロピカル・ポップを披露し、視聴者を元気づけましたが、2022年の出場曲「Suave」がどんな曲になるのか今から楽しみです。
Browsing Collection「Face in the Crowd」(初)
こちらも初登場のBrowsing Collection。パンクロック~メタルのジャンルを得意とする4人組バンドです。昨年はLillasysterやMustaschなど、ほぼ毎年メタル要素を含むロックバンドが出場するMelodifestivalen。案外、メタルやパンクと言った音楽はポップスのメロディーの強さと親和性があるのかもしれません(2006年Eurovision優勝者Lordiなどは未だに高い人気を誇ります)。既に韓国でのツアー経験もあるという彼ら、アジア全域に人気が広がる日も近いかも。
2011年のEurovisionで優勝を飾ったアゼルバイジャン代表、Ell & Nikkiの「Running Scared」をはじめ、数々のEurovision関連楽曲を手掛けるSandra Bjurmanと、Agnes*40などの楽曲を手掛ける傍ら、自身もアーティストとしてアルバムリリース経験のあるJimmy Wahlsteenをソングライターとして起用。なんと彼は坂本真綾「幸せについて私が知っている5つの方法」でギターを担当しているそう(!)。
John Lundvik「Änglavakt」(3)
Robin Bengtssonに続いて、こちらもMelodifestivalen優勝経験者であるJohn Lundvikが登場。既にEurovisionの地を踏んだにも関わらず、再びMelodifestivalenに出場する太々しさ!Melodifestivalenでは毎年数組こういったアーティストが出場するのがある意味お決まりとなっている気がします。
元々は短距離走者として活躍していたという異例のキャリアの持ち主であるJohn Lundvik。『Melodifestivalen 2018』に出場したのち、翌年の『Melodifestivalen 2019』に「Too Late for Love」で出場、見事に優勝を果たし、その後の『Eurovision Song Contest 2019』では5位を記録。派手な演出抜きで歌唱力で勝負した結果の好成績でした。
多くのMelodifestivalenエントリー楽曲を手掛け*41、日本でもテゴマス「七夕祭り」をはじめ数々のジャニーズ関連楽曲や、Nissy「The Days」、Lead「Still」などの楽曲を担当してきたAnderz Wrethovなどが制作を担当。『Eurovision Song Contest 2020』にデンマーク代表として出場予定だったものの、新型コロナウイルス感染症の影響で大会自体が惜しくも中止となってしまったBen & Tanのメンバー、Benjamin Rosenbohmの名も。
Tone Sekelius「My Way」(初)
私が今回、Malou Prytzと共にかなり力を入れて推しているのがこのTone Sekelius(2組とも強力な対戦相手がいるのが不安材料ですが…)。彼女が今回出場したことに寄り、60年以上の歴史を誇るMelodifestivalenの歴史の中で、初めてトランスジェンダーのアーティストが出場することとなりました*42。
YouTuberとしての活動が主であり、登録者数は日本の10分の1ほどの人口のスウェーデンにおいて30万人超。2022年1月現在で、スウェーデン国内で28番目に登録者数が多いYouTuberとして人気を博しています*43。
歌手活動も以前よりしており、上の動画は「Stockholm Pride 2017」でパフォーマンスしたときのもの。『Melodifestivalen 2021』ではオープンリー・ゲイのアーティストであるPatrik Jeanが非常にクィアなパフォーマンスを行いましたが、今回のTone Sekeliusのパフォーマンスはどんなものになるのか、そしてMelodifestivalenがこれからも世界中のクィア・コミュニティーにとって毎年の楽しみであり続けることに期待しています。
Semi-final 3(2022年2月19日)
Cazzi Opeia「I Can't Get Enough」(初)
Semi-final 3の初めを飾るのは、主にダンスミュージック系の歌手として活動してきたCazzi Opeia。近年はK-Popのソングライターとして大成功を収めています。
今まで手掛けてきたアーティストは大物揃いで、BTS*44やTWICE*45、Red Velvet*46、ENHYPEN*47、TOMORROW X TOGETHER*48、Stray Kids*49、ITZY*50、NCT Dream*51、WayV*52、LOONA*53等々、誰もが知るアーティストばかり。
ソングライター陣にはCazzi Opeia本人のほか、一昨年・昨年とMelodifestivalenに出場したPaul Reyのほか、ダンスミュージックデュオRebootsとして活躍するJakob Redtzerの名前も。RedtzerはHanna Ferm*54の楽曲のほか、Lillasysterによる『Melodifestivalen 2021』出場曲「Pretender」も担当しています。K-Popアーティストへの楽曲提供を経ての久々の本人名義の楽曲、非常に気になります。
また、彼女については私が友人のソータと行っているPodcast『カツヤとソータのConfessions on a Podcast』でも触れているので、お時間がありましたら是非こちらもチェックをお願いします。
Lancelot「Lyckligt slut」(初)
Semi-final 3のHot Guy枠は彼で決まり。サッカー選手の父Magnus Hedmanとモデルであり、歌手としても活動経験のある母Magdalena Graafの間に生まれた彼は、2019年にデュオLance & Lintonのメンバーとして音楽活動を開始。ダンスミュージックを基調としたティーンポップソングが売りの彼らは「Sunshine」や「Best Time’s Right Now」などのヒット曲で知られています。2021年からはソロ活動を開始、アコースティックなスウェーデン語楽曲にジャンルをシフトチェンジしました。
なんだかドキッとするタイトルですが、これは日本語で「ハッピーエンディング」という意味だそう。『Melodifestivalen 2021』エントリー楽曲のKlara Hammarström「Beat Of Broken Hearts」の他、Anna Bergendahl「Home」、Westlife「Do You Ever Think Of Me」、Loreen「Sötvattentårar」など多くの楽曲を手掛けるNiklas Carson MattssonがLancelotと共作した今作。どんな楽曲に仕上がっているのか注目です。
Lisa Miskovsky「Best to Come」(2)
2012年大会以来、10年ぶりにMelodifestivalenの舞台にカムバックするのLisa Miskovsky。ポップパンク調の「Driving One of Your Cars」で2001年にデビューして以来、ポップロック歌手として人気を博してきました。世界的にはアクションゲーム『ミラーズエッジ』のテーマソング「Still Alive」を担当したことで知られ、この楽曲はイギリスやアメリカのチャートにもランクインするなど、自身の代表曲となりました。
そんな彼女がClara Klingenströmによるロック回帰の波を受けてか、Melodifestivalenにカムバック。『Melodifestivalen 2012』で披露した「Why Start A Fire」の神秘的なパフォーマンスは個人的にもかなり好きなMelodifestivalen楽曲の一つ(いかにも北欧っぽくて気に入られる方も多いのではと勝手に予想)。
今回のエントリー楽曲「Best to Come」は、Robin Bengtssonの出場曲も手掛けるDavid Lindgren Zachariasとの共作。彼は先述の通りClara Klingenström「Behöver Inte Dig Idag」を手掛けており、前年の影響が色濃く見られます。
Tribe Friday「Shut Me Up」(初)
しゃがれ声にゴシック系のメイク、かなり見覚えのあるスタイルですが、一旦そちらは無視して紹介に移ります。
昨年のEurovision優勝者であり、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのMåneskinほどのハードさはなく、むしろ耳障りのよいエモ、ダンスポップなどの要素を湛えた楽曲を得意とする彼ら。Spotifyの公式プレイリストを見ると、メンバーそれぞれが違った趣向の音楽を好んでいる様子。どことなく飛び道具的な立ち位置なのは否定できませんが、ジャンルの垣根を飛び越えた楽曲を作り出す彼らがどんな楽曲で私たちをタイトル通り黙らせてくれるのでしょうか。
Faith Kakembo「Freedom」(2)
「いい曲なんだけど、Melodifestivalenに出すには弱すぎる!」な楽曲「Crying Rivers」で『Melodifestivalen 2020』に出場し、惜しくも予選敗退となったFaith Kakemboが、満を持してカムバック。Semi-final 3ではCazzi Opeia、Lisa Miskovsky、そしてFaith Kakemboの3組をプッシュしていきたい所存です。
麻酔専門看護師でもあるという彼女なので、元々ヒーリング音楽的な楽曲を好む傾向があるのかもしれませんが(関係ある?)、今回のタイトルは「Freedom」。壮大なバラードも、アッパーチューンもあり得るタイトルです。
前回はJörgen ElofssonやLiz Rodriguesといった世界を股にかけて活躍するソングライターに楽曲提供を受けた彼女ですが、今回はAnderz WrethovやPalle Hammarlund*55、Laurell Barker*56といったMelodifestivalenを知り尽くした強力な3人組がバックアップ。
Linda Bengtzing「Fyrfaldigt hurra!」(8)
Shirley Clamp超え、8回目の出場となるLinda Bengtzing(ここまで来たら10回の大台を目指してほしい)。ミュージカル女優としても活動する彼女の『Melodifestivalen 2020』以来のエントリー楽曲「Fyrfaldigt hurra!」のソングライター陣には、なんとスウェーデン国内で今最も注目されている新人と言っても過言ではないMyra Granbergが名を連ねています。同じく制作を担当するThomas G:sonは「King of Melodifestivalen」なソングライターで、Melodifestivalen優勝曲を過去に3曲*57も手掛けている人物。
(↑とにかくエネルギーが凄い2020年のパフォーマンス)
Anders Bagge「Bigger Than the Universe」(初)
今回もLIAMOOやLisa Ajaxなどの出身者が出場しているオーディション番組『Swedish Idol』。その審査員を長らく務めていることでも知られているのがこのAnders Baggeです。
長らくソングライターとして活動してきたBagge。Madonna*58やCeline Dion*59、Janet Jackson*60、Robyn*61、Jennifer Lopez*62など錚々たるメンバーの楽曲を手掛けています。なんとその中には日本人アーティストも含まれ、倖田來未*63、AI*64、DOUBLE*65、露崎春女*66、谷村奈南*67など、2000年代のJ-R&Bアーティストたちを裏で支えてきました。Eurovision関連の提供アーティストでは、Melodifestivalen常連のCarola*68やMåns Zelmerlöw*69などの楽曲を手掛けてきたほか、2010年と2012年にはアゼルバイジャンのエントリー楽曲を手掛けるなど、Eurovisionとは既に長い縁があり、今回満を持しての初出場となります。
『Swedish Idol』の出演により既にお茶の間では知られた存在であるBagge。彼がシンガーとしても注目を集めたのが、2021年3月に放送された『Masked Singer Sverige』。それまで歌唱力を披露することの少なかったBaggeのパフォーマンスは大いに評価され、4位の好成績で番組を終えました。初出場ながら既に国内では抜群の知名度を誇る存在として、視聴者投票でどれだけの票を獲得するのかも注目です。
Semi-final 4(2022年2月26日)
Anna Bergendahl「Higher Power」(4)
Melodifestivalenファンはもちろんのこと、Eurovisionファンにとってもお馴染みの存在であるAnna Bergendahl。『Eurovision Song Contest 2010』にスウェーデン代表として「This Is My Life」で出場しますが、なんとEurovisionの長い歴史の中で、スウェーデン代表として初めて決勝進出を逃すという不名誉な結果に終わってしまったのでした*70。
その後、2019年大会に「Ashes to Ashes」でMelodifestivalenへカムバックし、「Kingdom Comes」で出場した翌年大会では、The MamasとDotterの接戦により存在感は薄れてしまったものの、3位の好成績を記録しました。
前回から2年ぶりとなる出場。タイトルから既に「高まり」を感じ得ずにはいられません。出場も4度目になり既にMelodifestivalenの常連となりつつある彼女、今回の出場で存在感を示し、CarolaやCharlotte Perrelli、Jessica Anderssonなどに続く「Melodifestivalen名物DIVA」の仲間入りを果たせるかも見所ですね。
Lillasyster「Till Our Days Are Over」(2)
Rihanna「Umbrella」のカバーで一躍有名となったハードロックバンドという謎の経歴を持つLillasyster。初出場となった『Melodifestivalen 2021』から2年連続の出場となりました。
昨年大会出場時、失礼にも「ハードロック枠か…」と個人的にはあまり期待していなかったアクトだったのですが、哀しげな雰囲気から一気にハードな展開に移行するところ、照明や炎を効果的に用いた演出、そして1番と2番で一気に様変わりするコーラスなどなど、バンドの狙い通りのポイントに見事やられてしまったのでした。
現在はニューアルバムに向けてシングルも2枚発表している彼ら。2曲とも激しいハードロック楽曲ですが、今回のエントリー楽曲ではどう出るのか注目です。
Malin Christin「Synd om dig」(初)
Melodifestivalen初出場ながら、実は『Eurovision Song Contest 2021』におけるファン・フェイバリットの1曲である、マルタ代表のDestiny「Je me casse」のソングライターとしてEurovisionを経験しているMalin Christin。アーティストとしても、今回Linda Bengtzingに楽曲提供している人気シンガーMyra Granbergや『Swedish Idol』出身のWilliam Segerdahlらと共演しています。
昨年10月には初となるEP作品『Kär i kärleken』を発表。R&Bの要素も取り入れた、少しダークなポップソングが並ぶ良作です。英訳すると「Sorry for you」となる今回の楽曲はいったいどんな楽曲に仕上がっているのでしょうか。
Tenori「La Stella」(初)
世界的な知名度を誇るIl Voloから、あのGreta Thunbergの母親としても知られるMalena Ernmanまで、数々のポップオペラソングが披露されてきたEurovision。
今回の『Melodifestivalen 2022』に初出場するのは、イギリス人テノール歌手Alexander Groveとスウェーデン人テノール歌手Kalle Leanderがタッグを組んだTenori。
そんな二人をバックアップするのが強力なソングライターたち。多くのMelodifestivalenエントリー楽曲を手がけ、Eurovisionも5回*71経験しているBobby Ljunggrenに加え、多くの国内No.1楽曲を手掛けてきた大御所Dan Sundquist、90年代から現在までMelodifestivalen関連楽曲*72などを多く手掛けるMarcos Ubeda、そしてティーンポップからバラードまで幅広い音楽を手がけ、Melodifestivalen出場曲*73も担当した経験を持つKristian Lagerströmなど、新旧のトップソングライターたちが彼らを支えます。
Medina「In i dimman」(初)
LIAMOOのエントリー曲も手掛けるヒップホップデュオのMedina。アーティストとしてもソングライターとしても、Eurovision出場のチャンスが2回あるアクトになります。
1曲のダブルプラチナムソングと1曲のゴールドソングを持つ人気者である2人。メンバーのSam-Eは、昨年大会『Melodifestivalen 2021』にSAMIとして、WAHLのエントリー楽曲「90-talet」に客演参加した経験も持ち、彼にとっては2年連続のMelodifestivalen出場となります。「90-talet」は予選敗退とはなったものの、親しみやすいメロディーで国内チャートで13位のスマッシュヒットとなりました。
Angelino「The End」(初)
今回一番のダークホースと言っても過言ではない、このAngelino。今年4月にデビューEP『Livingroom Sessions』をリリースしたばかりの新人ですが、「Cooler Than Me」のヒットで知られるリトアニア人DJ、Lucky Lukeの楽曲「With Or Without Me」にも客演として参加するなど、徐々に活動を拡げている模様。
そんなまだまだ未知数な彼をバックアップするのが強力なソングライター陣。中でも、特にMelanie WehbeとThomas Stengaardは、MelodifestivalenやEurovisionでも大きな功績を上げている二人。Wehbeは『Melodifestivalen 2021』に出場したPatrik Jeanとの親交が深く、彼の出場曲「Tears Run Dry」を手掛けたのはもちろんのこと、2020年大会で優勝を勝ち取ったThe Mamasの「Move」などのMelodifestivalen関連楽曲を手掛けています(そのほか、あのStepsの楽曲「Victorious」も担当!*74)。そしてStengaardは、なんと『Eurovision Song Contest 2013』で優勝を果たしたEmmelie de Forestの「Only Teardrops」を手掛けたほか、『Eurovision Song Contest 2021』で好成績を残したSenhitの「Adrenalina」とElena Tsagrinouの「El Diablo」のソングライターとしてクレジットされています。
「The End」と題されたこの楽曲。どんなポップソングなのか、そしてAngeloがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から待ちきれません
Klara Hammarström「Run to the Hills」(3)
「3年連続出場はできない」というMelodifestivalenの暗黙のルールを笑顔で無視しに行くDIVA、Klara Hammarströmが2020年、2021年大会に引き続き3度目の出場*75。『Familjen Hammarström』という彼女の一家を追ったリアリティ番組で一躍有名となった彼女。馬術選手としても活動していた*76経歴を持ちます。
過去2回の出場では全く違う毛色の楽曲でエントリーした彼女でしたが、順位は大きく上げ、『Melodifestivalen 2021』では6位を記録。個人的には2020年リリースの「DNA」がお気に入り。2021年エントリー曲「Beat of Broken Hearts」で見せたトンチキ衣装と壮大な演出を以って、弱冠21歳でDIVAの片鱗を見せています。
2022年に入って早速LIAMOOと共に「2022年北京オリンピック」スウェーデン公式ソング「Guld, svett & tårar」*77を手掛けるなど精力的な活動を行っている彼女。今回の出場曲「Run to the Hills」はAnderz WrethovやJimmy Thörnfeldtといったヒットメーカーを携え臨みます。]
おわりに・視聴方法など
ということで全出場アーティスト28組を一気に紹介してまいりました。全文読んだ方はまずいらっしゃらないであろうというほどの情報量ですが、お気に入りのアーティストを見つけるため、各予選を見る前の予習として、決勝前のおさらいとして、各々色々な楽しみ方をして頂けたら幸いです。
こちらは昨年の記事からのコピペになってしまうのですが、最後にMelodifestivalenの視聴方法(大事!)や、情報収集方法をご紹介。
もしこの記事を読んで一緒に『Melodifestivalen 2022』を観てくださる人がいらっしゃれば嬉しく思います。各予選の日本時間は下記を参照。時差により日本時間では早朝になってしまいますが、オンデマンドでの視聴も例年は可能です。視聴はMelodifestivalenを放送するテレビ局、SVTのウェブサイトからどうぞ。
- 第1予選:2月6日(日) - 4:00~5:30(日本時間)
- 第2予選:2月13日(日) - 4:00~5:30(日本時間)
- 第3予選:2月20日(日) - 4:00~5:30(日本時間)
- 第4予選:2月27日(日) - 4:00~5:30(日本時間)
- 敗者復活戦:3月6日(日) - 4:00~5:30(日本時間)
- 決勝戦: 3月13日(日) - 4:00~6:00(日本時間)
どの予選にどのアーティストが出場するのかは、英語のページにはなってしまいますが、こちらで確認することができます。また、私を含めスウェーデン語がさっぱり分からない人たちのために、Melodifestivalenの情報をアップデートしてくれるSNSアカウントやサイトがいくつかあります。Twitterの@Melodifestivalen (en)はその名の通り、Melodifestivalenの情報を英語でツイートしてくれる公式アカウント。そのほかにも、スカンディナヴィア半島のポップミュージック情報を主に発信するScandipopというサイトでも情報は見られますし、Eurovision全体の情報サイトとして圧倒的な情報量を誇るWiwibloggsも要チェックです。
また、昨年収録したものにはなりますが、友人ソータとのPodcast「カツヤとソータのConfessions on a Podcast」でも約20分でMelodifestivalenについての魅力を語ってみました。もしお時間が許せば、ぜひこちらもチェックしてみてください。
それでは、この記事があなたのMelodifestivalenライフのきっかけとなりますように!
*1:BBC「Sweden's Melfest: Why a national Eurovision show won global fans」
*2:Wiwibloggs「“If there’s something I’m afraid of, it’s not being able to sing” — Tusse opens up about surgery in new SVT documentary」
*3:ESCXTRA「Tusse and SVT respond to racist abuse following first rehearsal」
*4:BBC「Eurovision 2021: Tusse - from child refugee to Swedish pop star」
*5:「Behöver inte dig idag」は国内Sverigetopplistanチャート3位、プラチナム認定、「Bailá Bailá」は同8位、ゴールド認定
*6:Instagram・@themamas.se「So honoured to announce that our song “Let It Be” was featured on last night’s episode of American Idol!🥰🥰🥰 Congratulations to our amazing songwriters @melaniewehbe , @patrikjean and @hermangardarfve ! The power of 3x3, y’all! 🥳🥳🥳」
*7:Christer Björkmanは1992年、1993年、1999年と出場、「I morgon är en annan dag」で出場した1992年大会では優勝し、『Eurovision Song Contest 1992』にも出場。Oscar Ziaは2014年、2016年と出場。2013年にもBehrang Miriの客演として、The MamasのメンバーLoulou Lamotteと共に「Jalla Dansa Sawa」で出場。
*8:Anis Don Deminaは2019年、2020年と出場。2018年大会にはSamir & Viktor「Shuffla」のパフォーマンスでサクソフォン奏者として登場。
*9:Twitter・@melfest_en「Dear #Melfest friends, in consideration of the new restrictions in Sweden, we are looking into our options regarding audience together with our collaborators. We will let you know as soon as a decision has been made♥」
*11:「Breakaway」「Somebody Loves Somebody」
*12:Yohio「Heartbreak Hotel」、Boris René「Put Your Love On Me」「Her Kiss」、Ellen Benediktson「Songbird」、Molly Pettersson Hammar「I'll Be Fine」など
*13:『Melodifestivalen 2021』にはゲスト司会の一人として登場
*17:オーディション番組『Swedish Idol』出身者のErik Segerstedt、Mattias Andréasson、Danny Saucedoによる3人組。それぞれがソロ名義でMelodifestivalenに出場した経験も持ち、特にDanny Saucedoは『Melodifestivalen 2021』にも出場。日本デビュー経験も持つ。
*20:「Ta Mig Tillbaka」「Tvillingen」「Göteborg」「Finns inga ord」「Identitetslös」など
*21:「Behöver Inte Dig Idag」「Liv」「Sommarminnen」
*22:「Vice」「Broken Melody」「Speak Love」など
*24:「Innan du lämnar mig」「En jul med dig」「Det vänder nu」
*25:2019年、2020年とMelodifestivalenに出場。スウェーデン語楽曲「För evigt」が昨年ヒットした私の推しの1人。
*27:Elena Tsagrinou「El Diablo」
*28:Senhit「Adrealina (featuring Flo Rida)」
*32:「Say Jambo」「Lovin'」「Maraca」
*34:「Move To Miami (featuring Pitbull)」
*35:「Messin' Around (featuring Enrique Iglesias)」「Superstar (featuring Becky G)」「YAYO (with Papayo and Ky-Mani Marley」など
*37:「Papi」「Se Acabó el Amor (with Abraham Mateo, Yandel)」「Invading My Mind」など
*38:「ガラガラ Go!!」「Tell Me Goodbye」「オラYeah!」のほかG-DRAGONソロなど多数
*41:Frida「Upp O Hoppa (featuring Headline)」、Behrang Miri「Jalla Dansa Sawa」、Ellen Benediktson「Insomnia」、Samir & Viktor「Bada Nakna」、David Lindgren「We Are Your Tomorrow」、Margaret「Tempo」、John Lundvik「Too Late For Love」、Tusse「Voices」など多数
*42:Aftonbladet「Tone Sekelius blir första transperson i Mello」
*43:HypeAuditor「Top 1000 YouTube Channels In Sweden」
*44:「We Are Bulletproof : the Eternal」
*45:「Dancing the Night Away」「Hot」「Shot Clock」など
*46:「Psycho」「Peek-A-Boo」「Pose」など
*47:「Tamed-Dashed」「Given-Taken」「Blessed-Cursed」
*48:「LO$ER=LO♡ER」「Blue Orangeade」「Wishlist」など
*50:「ICY」「Be in Love」「Tennis」など
*55:
Dolly Style「Habibi」「Hello Hi」、Mendez「Everyday」「Vamos amigos (featuring Alvaro Estrella)」、Mohombi「Winners」、Klara Hammarström「Nobody」など
*56:Elena Tsagrinou「El Diablo」、Margaret「Tempo」、S!sters「Sister」、Alicja「Empires」、TWICE「Bring It Back」など
*57:Friends「Listen To Your Heartbeat」、Carola「Invincible」、Loreen「Euphoria」
*59:「Have You Ever Been In Love」「Sorry For Love」「Shadow of Love」など
*60:「All Nite (Don't Stop)」「Slolove」
*61:「Here We Go」「Where Did Our Love Go」「Good Thang」
*66:「Feel So Real」「End of Eternity」
*67:「Noisy」「No Music, No Goodies」
*68:「Believe」「Regnet Som Faller」
*70:2021年大会まででスウェーデンがEurovision決勝進出を逃したのはこの楽曲のみ
*71:Jan Johansen「Se på mig」、Jill Johnson「Kärleken är」、Carola「Invincible」、Charlotte Perrelli「Hero」、Anna Bergendahl「This Is My Life」
*72:Charlotte Perrelli「Take Me To Your Heaven」、Afro-Dite「Never Let It Go」、Andreas Johnson「We Can Work It Out」、Shirley Clamp「Burning Alive」など
*73:Brandur「Lullaby」、Anna Bergendahl「This Is My Life」、Timoteij「Stormande Hav」など
*75:過去にShirley Clampなども3回連続出場経験を持つ
*76:つまりTomomi Kahala OR Klara Hammarströmということ
*77:日本語に訳すと「金、汗、涙」←DIVA