こんにちは、ワタシです。先日は留学先のニューカッスルでの日々をブログにまとめていこうと2つ記事を載せましたが、とんでもない大プロジェクトになること、そしてそれを終えられる自信がないことに気づき、こっそりと消しました(今こっそりではなくなりました)。またWordなどに少しずつまとめていって、いつか世に出せたらいいなと思います。
燃え尽きました
「ザ・ライフ・オブ・ワタシ」というタイトルながら、日常を綴った記事がなかなか載せられぬまま数か月が経ってしまいました。言い訳をするわけではないですが、昨夏から続けていた就職活動が今年に入ってから一気に本格化したことで多忙な日々を過ごしていました。一時は1週間に5~6回面接があるなど、スケジュールとしてももちろん忙しい時期はあったのですが、それよりも精神的に押し潰されていたことが大きかったと思います。「今はブログを書いている場合じゃない」「映画を観る時間がもったいない」…と自分で自分を規制し、自らの首を絞めるような日々でした(心や時間、お金の余裕がないと文化を楽しめないことを実感しました)。
ありがたいことに4月に入ってから2社から内定を頂くことができ、肩の荷が一気に降りました。優柔不断な自分なので納得して就職活動を終えるということができないのは端から承知していましたが、多分この2社のどちらかで決めると思います。置かれた場所で咲けますように。
実は4月半ばに初内定を頂いた直後、いわゆる「燃え尽き症候群」の様な状態になってしまい、2~3日は本当に夢か現かの状態になっていました。半年以上もの間、必死で続けていた就職活動。自分がここまで力を入れることができたのは「無職で卒業したくない」という不安からで、「将来こういうことがしたい!」というお手本の肯定的な動機とは正反対の気持ちで血眼になって焦っていた自分。その恐れがなくなった瞬間、空気の抜けた風船になってしまったのだと思います。
プレイリスト
2019年の10月から、1ヵ月に1~3個ずつ、新しく見つけた楽曲や改めてよく聴いた楽曲をプレイリストにまとめています。それは周りの友人たちやSNSでお世話になっている人たちに聴いてほしい音楽でもあるし、後で聴き直したときに自分が懐かしくなるような音楽でもあり。SNSで交流のある方々の多くが同様にプレイリストを公開しているので、それらを通した新たな発見があって嬉しい。Apple Musicでは各々のSNSアカウントと紐づけることができないので、Apple Music上でフォローし合っているだけの方々もいて、それはそれで新たな形の交流といった感じ。
いつも好きな曲を見つけるたびにプレイリストに追加しておいて、ある程度溜まったら順番を考えて公開することにしているのですが、4月前半は就職活動の佳境に差し掛かっていたこともあって、1ヵ月ほど放置してしまっていました。仕方なく2つのプレイリストに分けて公開することに(こういうことは度々あるのですが)。それにしても、物事が長続きしない自分にしては1年半以上続き、既にライフワークに近いものになっているプレイリスト作成。実はそれ以前からも季節ごとに音楽を選んだりして、勝手にDJ気分になっていました。自分自身が不定形で掴みどころがないと感じることが多いですが、「音楽が好き」という一点は自信を持って言えます。
こうして見てみると、自分で言うのもなんだけど「幅広いジャンルの音楽を聴いているな」と思います。自分は取捨選択が苦手な人間、裏を返せば好奇心の強い人間だと自覚しているのですが、それが顕著に表れるのがこういう部分なのでは…。
実は先日、このプレイリストを見たことがきっかけでTwitterをフォローしてくださった方がいて、とても嬉しかったです。以前にもApple Musicのアイコンのみで知っていた方にTwitterをフォローしていただいたことがあり、そのときは夢が現実にやって来たような不思議な気持ちでした。
読書
就職活動が落ち着いたこともあって、最近は本をたくさん読んでいます。4月の1ヶ月間でも、『かもめのジョナサン(完全版)』、『冷静と情熱のあいだ (Rosso)』、『ヒロインズ』、『きらきらひかる』、『かわいいウルフ』の5冊を読みました。
江國香織は吉本ばななと並んで自分の大好きな作家さんの一人なのだけど、あとはそれぞれに出会いがあって読んだ本たち。『かもめのジョナサン』は、NCTのジェノが愛読書に挙げていたのを偶然目にして買ってみた。「NCTの中ならジェノが好き」程度で、ファンでもない自分ではあるけど、世界で活躍するK-Popアイドルの頭の中を少し覗き見してみたかったのかも。衝撃的な結末が加えられた「完全版」だったので、彼がどちらを読んだかによってその部分はかなり揺らぎ得るとは思うけど、小説としてとても読みやすく、寓話としても非常に心に響くものがありました。海外文学を読むようになったのはこの1~2年だったので、入門本としてもよかった。自分を見失いそうになったとき(というのがちょうど読んだ頃と合致しますが)、また立ち返りたい本。
『ヒロインズ』はアメリカ人作家Kate Zambrenoによるエッセイ/小説。活字恐怖症の母親に言わせると「本の厚さを見ただけで吐き気がする」ような、『かもめのジョナサン』とは対照的な難易度の本でした。以前からフェミニズム文学に興味があった自分の"ほしい物リスト"には常に入っていたのですが、その長さと価格からなかなか手が伸びず。出版社であるC.I.P. Booksの関係者でもある知り合いが「版元在庫がなくなったから今のうちに買わないと入手困難になる」と教えてくれたことで、急いで書店に足を運んだのでした。
この作品が教えてくれた、歴史や社会に常に疑問を持ち続けることの大切さ。ついSNSで氾濫する情報にさらされ続けると忘れそうになるので、覚えておきたい。その点でも、武田砂鉄『わかりやすさの罪』もそろそろ読みたいなと思っています。ちなみに就職活動の一環で三島市に寄った際、このC.I.P. Booksの拠点であるCRY IN PUBLICにお邪魔したのもいい思い出です(訳者の方に会えてとても嬉しかった)。
『かわいいウルフ』は、近年再評価も高まるイギリス人小説家、Virginia Woolfのファンブックで、小澤みゆきさんという方が編集した同人誌が元になっているそう。『ヒロインズ』の中に現れる夥しい数の引用に自分の無知を改めて知らしめられ、「ウルフを読もう!」と書店に行ったのがきっかけで購入しました。
友人とある書店に訪れた際、ウルフの作品があるかどうか問い合わせたときに「注文はかけているけど、印刷の遅れがあってまだ入荷がない(某人気漫画の大ヒットの影響で印刷所に遅れが出ているそう。スゲー)」と言われてしまい、代わりに入門ガイドとしてこの『かわいいウルフ』を購入したのでした。ウルフ作品と言えば『ある協会』しか読んだことのなかった私、ウルフ本人についても『ヒロインズ』での記述のみでしか知らなかった私。この膨大な愛と情報量を湛えたファンブックで彼女について学ぶとともに、「ヴァージニア・ウルフ」という一人の人物に対してここまで幅広い考察の仕方、愛し方があるか…とワクワクしながら読み終えました。
ちなみに書店に訪れた翌日、書店のInstagramストーリーにて「ウルフの作品が入荷しました!」と書かれていたので、1週間ほど後に再訪。店主の方も私のことを覚えてくださっていて、「よかった~」と喜んでくれたのが嬉しかったです。
ようやく手に入れることのできた『自分ひとりの部屋』はちょうど今読んでいる最中。ウルフのユーモアや賢さが存分に楽しめるとともに、当時とちっとも変っていないこともあって改めて現状に危機感を覚えざるを得ません。だからこそ彼女がこうして時を越えて愛されているのかもしれないけれど。あとこれはあまりに自分事にしすぎているかもしれないけれど、私も自分ひとりの部屋が欲しいなと素直に思う。あと1年の辛抱?
断捨離できない
4月30日(金)、ゴールデンウイーク2日目は連休中唯一の活動的な日。大学の先輩であり、音楽を通して繋がった友人のような存在の人とランチ。彼が1年ほど前から気になっていたという「babooshka」というカレー屋さんへ。

古民家風の店内で頂くバターチキンカレーは、私の歴代カレーランキング上位にランクイン。駅から結構歩くけれど、それでもまた何度も行きたいお店でした。
ランチのあと近くのスターバックスでお茶をしているとき、先輩に「文句を言いながらも周りの人たちと広く関わっているところ」のが私のいいところだと言われた。言われてみれば、自分から人間関係を絶とうとしたことはほとんどなかったように思える。苦手だなと感じる人も含め、何となく取り繕って、向こうから離れるまでは特に突き放すようなことはしない。だからSNSのフォロワーを整理するのも気が引けるし、どこか悪いことのようにすら思っている自分もいる。物も人も手放すことがとても苦手なのは、いいことでも悪いことでもあると思う(その代わりと言っては何だけど、記憶のように形のないものは人より早く忘れる)。
マイナンバー
4月30日、先輩と別れたあと別の友人宅で夜ご飯を食べて帰宅。帰りの電車の中でまた別の友人から「マイナポイントをもらうためにはマイナンバーカードを今日までに申請しなければならないから、急いで手続きをしている」とLINE。自分は留学前にID代わりにマイナンバーカードを作っていたけれど、母親と弟は持っていなかったよなあと思う。その日は夜遅くまで友人宅にいたので家に着くのが11時45分くらいで、帰宅後、嵐のように母親に「マイナポイント欲しい?!」「じゃあ2人分の申請書出してきて!?」と伝える。何とか間に合ったものの、二人とも寝る前のボサボサの頭に背景は白の襖で、目に見えて「急いで申請したんだな…」と分かる仕上がりに。本当に「ドタバタ」という言葉がぴったりで、私が手続きしているときに母親は眉毛を描いていたり。ちなみに弟は「急に気持ち悪い」と言いながらも写真撮影の際は協力的で笑ってしまった。3人で15,000円得をしたと喜んでいる自分、下品だけどそういうところが一番自分らしい。





