ザ・ライフ・オブ・ワタシ

平凡の中の華やかを

2021年上半期すきなものたち

 

アルバム

(対象作品:2020年12月1日~2021年5月31日に発売されたもの)

※各項目1アーティストにつき1枚ずつ

  1. Cassandra Jenkins『An Overview on Phenomenal Nature』(Ba Da Bing!)

  2. Alfie Templeman『Forever Isn’t Long Enough』(Chess Club)

  3. Erika de Casier『Sensational』(4AD

  4. 平井堅『あなたになりたかった』(Ariola)

  5. U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS『たのしみ』(Golden Harvest)

  6. 冬にわかれて『タンデム』(KHOROGI)
  7. Lydia Ainsworth『Sparkles & Debris』
  8. CHAIWINK』(Sub Pop/OTEMOYAN)
  9. Arlo Parks『Collapsed in Sunbeams』(Beatnik/Transgressive)
  10. Yerin Baek『tellusaboutyourself』(Blue Vinyl)
  11. Puma Blue『In Praise of Shadows』(Blue Flowers/[PIAS])
  12. Jimi Somewhere『Nothing Gold Can Stay』(Next Wave/Ultra)
  13. Zara Larsson『Poster Girl』(TEN/Epic)
  14. KID FRESINO『20, Stop it.』(Dogear/AWDR/LR2)
  15. aiko『どうしたって伝えられないから』(Pony Canyon
  16. Julien Baker『Little Oblivions』(Matador)
  17. BROCKHAMPTON『ROADRUNNER: NEW LIGHT, NEW MACHINE』(Question Everything/RCA
  18. Sinead Harnett『Ready Is Always Too Late』
  19. ミツメ『VI』
  20. Tune-Yards『sketchy.』(4AD
  21. SIRUP『cure』(A.S.A.B/Suppage)
  22. Joyce Wrice『Overgrown』
  23. serpentwithfeet『DEACON』(Secretly Canadian)
  24. DAWN RICHARD『Second Line』(Merge)
  25. Rochelle Jordan『Play with the Changes』(UNDRGRND)

 

EP

(対象作品:2020年12月1日~2021年5月31日に発売されたもの)

※各項目1アーティストにつき1枚ずつ

  1. 折坂悠太『朝顔』(Less+ Project)

  2. iri『はじまりの日』(Victor)

  3. Gallant『Neptune』(EMPIRE
  4. Peach Tree Rascals『Camp Nowhere』(Homemade/10K Projects)
  5. Joey Maxwell『trying not to deep it』(Polydor/Universal)
  6. AJICO『接続』(Victor)
  7. Lucky Daye『Table for Two』 (Keep Cool/RCA
  8. Jorja Smith『Be Right Back』(FAMM)
  9. Daya『The Difference』(Sandlot/AWAL)
  10. VanJess『Homegrown』(Keep Cool/RCA) 

 

(対象作品:2020年12月1日~2021年5月31日に発売されたもの)

※各項目1アーティストにつき1曲ずつ

 

  1. Cassandra Jenkins「Hard Drive」(Ba Da Bing!)
  2. Bren Joy「Fiji Fine」(Human Re Source/Warner)

  3. 向井太一「Love Is Life」(TOY'S FACTORY)

  4. Le Makeup & Ryan Hemsworth「Moon Hit」(Pore Voyage)

  5. Sigrid「Mirror」(Island)

  6. 宇多田ヒカル「One Last Kiss」(Sony
  7. Erika de Casier「Drama」(4AD
  8. Lake Street Dive「Know That I Know」(Nonesuch/WEA)
  9. Daya「Bad Girl」(Sandlot/AWAL)

     

  10. FKA twigs, Headia One & Fred again...「Don't Judge Me」
  11. iri「はじまりの日」(Victor)
  12. SOPHIE & Autechre「BIPP (Autechre Mx)」(Numbers)
  13. butaji「acception」(FRIENDSHIP.)
  14. Sunni Colón「Provide」(TETSU)

  15. Patrik Jean「Tears Run Dry」
  16. Isac Elliot「Waving At Cars」(Island)
  17. 折坂悠太「針の穴」(Less+ Project)
  18. Gallant「Comeback.」(EMPIRE
  19. BTS「Butter」(Big Hit)
  20. Hiatus Kaiyote「Get Sun (feat. Arthuer Verocai)」(Brainfeeder)
  21. Greyson Chance「Hellboy」(Arista)
  22. Silk Sonic「Leave The Door Open」(Aftermath/Atlantic)

  23. Lydia Ainsworth「Cosmic Dust」
  24. Pale Waves「You Don’t Own Me」(Dirty Hit)
  25. Laurel「You're the One」(Communion)

番外編

:楽曲の好き嫌いよりも個人的な感情の大きい5曲です。

 

倉木麻衣「ZEROからハジメテ」(NORTHERN MUSIC

 

 倉木麻衣に関しては新曲を出すたびにこの枠で登場させているのですが、存在が好きなので仕方がありません。新曲としては2019年8月以来、約1年半ぶりの作品だったのですが、タイトル、ジャケット、歌詞とどこを取っても全身が痒くなるような仕上がりで「SAWAGE☆LIFE」リリース当時のことを思いだしました(その直後に配信した「Can you feel my heart」はよかったです)。今回は『名探偵コナン』1000回放送記念に作られた楽曲で、MVではコナン君にちなんでスケボーに挑戦。序盤からなぜか傷だらけで倒れ込み、バーチャル空間をスケボーで駆け抜けるMai-K。「バズリズム02」出演時のスケボーで捌ける演出はかなりシュールでした。

 

瑛人「ピース オブ ケーク」(A.S.A.B)

 昨年から気になる存在の瑛人が2021年初シングルとしてリリースした作品で、アニメ映画『トムとジェリー』の日本版主題歌。メディアに「彗星のごとく現れた天才アーティスト」扱いされることも度々ありましたが、本人は至って地に足をつけて活動していて頼もしいです。森山直太朗と同じセツナインターナショナルに所属しており、推し同士の絡みも見ていて楽しい。新曲を出してくれるだけでありがたいのですが、この狙ったのか狙っていないのか擦れ擦れのMVに瑛人のラップチャレンジ、流行らなかった #くるっとピースチャレンジもすべてが好きです。

 

James Newman「Embers」

 あのJohn Newmanの兄であり、RudimentalやLittle Mix、倖田來未などにも楽曲提供をしてきたJames NewmanによるEurovision Song Contest 2021のエントリー楽曲。昨年大会にも「My Last Breath」という楽曲で出場予定でしたが、コロナウイルスの影響で止む無く中止、本人にとっても念願の出場でした。Eurovisionにおいてはどうしても政治的なカラーが投票結果に反映されてしまい、特にイギリスはBrexitなどの影響もありヨーロッパの人々からは投票が少ないのが事実。この結果、視聴者投票/審査員票ともに0ポイントという不名誉な結果で最下位となってしまいましたが、そのあとの彼のリアクションが頼もしくて涙ぐんでしまいました(この動画の1分30秒ごろから)。視聴者投票が0ポイントだったエントリーが他に3曲あったのですが、3アーティストとも、Jamesのこの行動とオーディエンスの反応に救われたのではないでしょうか。

 

Lil Nas X「MONTERO (Call Me by Your Name)」

 色々な意味で話題となったMVも印象的でしたが、Saturday Night LiveやBET Awardsでのパフォーマンスが個人的にはとても心に響いて、「SUN GOES DOWN」のMVと共に「これからもついていきます」という気持ちになりました。2020年代音楽史に残る作品になって欲しい。

 

谷村奈南「The Power of Unity」

 確かな歌唱力がありながらスタイルのせいで性的に消費されてしまったイメージの強い谷村奈南の凡そ5年ぶりの新曲。半年間のアメリカへの留学の影響なのか、壮大なメロディーに乗せて「America」と歌う姿がおもしろPOINTでした。

 

6月が個人的に好きな曲のリリースラッシュだったのでこのリストに入れられないことが少し惜しい気持ちでした。

 

映画

(対象作品:2021年1月1日~2021年7月3日に自分が観たもの)

  1. 『君の心に刻んだ名前』(原題:刻在你心底的名字)/ 柳廣輝(2020・台)- 1月24日

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  2. リトル・ダンサー』(原題:Billy Elliot)/ティーブン・ダルドリー(2000年・英)- 5月22日

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  3. アメリカン・ユートピア』(原題:American Utopia)/ スパイク・リー(2020・米)- 7月1日

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  4. 『タンズ・タンタイド』(原題:Tongues Untied)/ マーロン・リグス(1989・米)- 6月29日

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  5. 『フランシス・ハ』(原題:Frances Ha)/ ノア・バームバック(2012・米)- 4月3日

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  6. サイダーハウス・ルール』(原題:The Cider House Rules)/ ラッセ・ハルストレム(1999・米)- 4月9日

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  7. 『弱くて強い女たち』(原題:孤味)/ 許承傑(2020・台)- 2月10日

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  8. スタンド・バイ・ミー』(原題:Stand by Me)/ ロブ・ライナー(1986・米)- 2月26日

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  9. 『ミッドサマー』(原題:Midsommar)/ アリ・アスター(2019年・米/瑞)- 5月25日

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  10. パーフェクトブルー』/ 今敏(1997年・日)- 5月31日

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  11. マルコヴィッチの穴』(原題:Being John Malkovich)/ スパイク・ジョーンズ(1999年・米)- 5月21日

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  12. ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(原題:Bridesmaids)/ ポール・フェイグ(2012・米)- 1月12日

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  13. 『幸福 しあわせ』(原題:Le Bonheur/ アニエス・ヴァルダ(1965・仏)- 2月3日

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  14. her/世界でひとつの彼女(原題:her)スパイク・ジョーンズ(2013・米)- 5月2日

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  15. 『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』(原題:Booksmart)/ オリヴィア・ワイルド(2019・米)- 1月8日

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読んだ順番です。

 

Non-2021 Songs

:上半期に入ってから初めて知り好きになった曲や、久々によく聴くようになった曲たちです。

(対象作品:2020年12月1日以前に発売されたもの)

 

  1. 倉木麻衣「always」(2001)

  2. 陳昊森「刻在我心底的名字」(2020)

  3. Prince「I Wanna Be Your Lover」(1979)

  4. SIRUP「Your Love」(2020)
  5. 中森明菜「BABYLON (Remix Long Version)」(1985)
  6. ICONIQ「BYE NOW!」(2010)
  7. non albini「Kyoto (feat. Lil Soft Tennis)」(2020)
  8. Grace Jones「I’m Not Perfect (But I'm Perfect for You)」(1986)
  9. TRESOR「Dancing With The Moon」(2020)
  10. 小南泰葉「やさしい嘘」(2013)

 

 1位の倉木麻衣「always」は、「ZEROからハジメテ」配信リリース時のキャンペーンで当選し、Mai-K本人とZOOMで通話させていただく機会を得たときに、本人が歌ってくれたために聴く頻度が一気に多くなりました。人生のテーマソングにしていきたい。2位の「刻在我心底的名字」は映画の項目で1位とした『君の心に刻んだ名前』の劇中歌。主演俳優である陳昊森(エドワード・チェン)が個人的Hot Guyレーダーに直撃したことも要因の一つでしたが、映画を観て号泣しながら聴いた思い入れの強い曲です。3位のPrince「I Wanna Be Your Lover」はJungleなどの音楽がきっかけで昔のファンクミュージックを探していたときに初めて知った曲。気づいたら聴いている親しみやすい曲でした。4位のSIRUP「Your Love」は、とにかく歌詞が好き。「言葉は諸刃の剣である」というのは常々思うことなのですが、それを軽快なリズムに乗せて歌ってくれるSIRUPは次世代のオピニオンリーダーとしてとても信頼しています。5位の中森明菜「BABYLON」のリミックスは、彼女のデビュー40周年を記念して行われているシングルのリマスター版配信がきっかけで初めて聴いたもの。2021年現在、世界的にリバイバルが起こっている当時のハウスミュージックを地でいっているリミックスで好きです。