ザ・ライフ・オブ・ワタシ

平凡の中の華やかを

2020年 おいしかったもの

 いつもいつも言っていますが、本当に時間が過ぎるのは早い。光陰ミサイルの如しですよ、もう。2020年は本当に前例のない年で、今までの「当たり前」とはなんだったのか改めて考えさせられました。何となくそこにあった日々の人間関係や生活のことも、大きく変化してしまったからこそ見つめなおす機会ができた。ステイホームで生まれた時間もそういったことに対して思い巡らすのに一役買ったのかな。

 折坂悠太の「どうか2020年をなかったことにしないでください。忘れないでください。僕たちはここで生きておりました。」という言葉がぐっとくる。まるで戦争や災害の悲劇が忘れられるみたいに、数十年後の子どもたちが今年を教科書上の出来事にしてしまわないように。

 さて、たとえウイルスのせいで行動が制限されようと、そこには生活がありました。私たちは、笑って、食べて、怒って、寝て、泣いて、排泄をしていました。お腹は空くし、眠くなるし、トイレにも行きたい。生まれてから死ぬまで(ほとんどの人においては)変わらずそこにあるもの。

 ありがたいことに、今年もたくさんのおいしいものにありつけた年でした。今まで22年間、毎日いろいろな食べ物を口にしてきたけど、私はどこか無意識的な食事をしてしまっていたと後悔することも多いです。友人に借りた平野紗季子さんの本や、各SNSで見かける投稿を通して、「食べる」ということに対してより意識的になりたいなと思う年でもありました。今回の記事では自分のための備忘録として、2020年のおいしかったものを通して2020年を振り返ります。2020年12月31日午前1時29分現在、空腹を抑えながらこの記事を書いています。

f:id:the-life-of-watashi:20200928014219j:plain

2019年9月から2020年3月まで半年間暮らしていた部屋。

  1. 友人宅にて食べた鍋(1月24日、イギリス・ニューカッスル

    f:id:the-life-of-watashi:20200928014522j:plain イギリスで食べる鍋の具材は基本的に中華系スーパーで揃えていたので、日本で食べる鍋とは一味違いました。日本の鍋と同じようにシメとして麺を入れていたのですが、egg noodleという私たちには馴染みのない乾麺でした。これが本当においしくて、レシピもあったので作ってみようかな(できるかしら)。

  2. Ohayo 江湖私房菜で食べたいろいろ(1月25日、イギリス・ニューカッスル

    f:id:the-life-of-watashi:20201231013731j:plain 留学中に所属していたTaiwanese Societyの春節祭イベントにて。いろいろあった中での参加で、このあと人生で一番酔っ払いました。

  3. Pop Up Wokの干豆腐麺(2月16日、イギリス・ニューカッスル

    f:id:the-life-of-watashi:20200928014937j:plain 「イギリスは料理がまずい」というのは間違いで、正確には「イギリス料理はまずい」だと思っていて、移民系の方々が作る各国の料理は本当においしかった。中華料理では特にこの干豆腐麺?というのがカルチャーショックを受けるレベルでおいしかったです。また食べたい味。この日、愛犬が亡くなったと日本の家族から連絡があったのだけど、友だちとご飯食べて少し気がまぎれた。2020年は出逢いも別れもたくさんだった。

  4. Fat Hippoのハンバーガー(2月19日、イギリス・ニューカッスルf:id:the-life-of-watashi:20200928015024j:plain 留学中に何度か訪れたニューカッスルの人気バーガーショップ。新入生歓迎イベントの一環で訪れた際の緊張、イギリスでの初リアル*1で訪れたときの安心感、地下にあるからWi-Fiが繋がりにくかったこと…色々なことを思いだします。

  5. 台湾サークルでのPodluck(2月22日、イギリス・ニューカッスルf:id:the-life-of-watashi:20200928015114j:plain 再びTaiwanese Societyのイベント。Potluckとはそれぞれが持ち寄った料理をみんなで食べること(この頃はまだ箸で突っついてご飯食べれたね)。唯一の日本人参加者でありながら料理が全くと言っていいほどできない私はイギリス人の友人と協力してお好み焼きを持っていきました。好評で嬉しかった。

  6. GongchaのDirtie(3月5日、イギリス・マンチェスター

    f:id:the-life-of-watashi:20201231020552j:plain 日本でもおなじみのゴンチャ、イギリスにも進出していました。「せっかくだから日本で飲めないものを!」と、恐らく日本にはないDirteaという種類のものを。上にのっているのはチョコレート味のパウダーみたいな。マンチェスターといえばGrilled Cheese Restaurantというお店のCheese toastieもすっごくおいしかった!

  7. Vete Kattenのシナモンロール(3月7日、スウェーデンストックホルム

    f:id:the-life-of-watashi:20200928015325j:plain 中学生の頃からずーっとあこがれていたスウェーデンに訪れた際の朝食。創業1928年の老舗パティスリー、Vete Katten!「何を頼めばいいの~」とおどおどしながら注文したシナモンロールセムラがすごくおいしかったことを覚えています。

  8. Prinsenのミートボール(3月7日、スウェーデンストックホルム

    f:id:the-life-of-watashi:20200928015419j:plain Instagramのフォロワーさんに教えていただいたストックホルムのレストランで念願のミートボールを。店の雰囲気から高級感が漂っていて、ここも本当に緊張した(左上のパンの正しい食べ方が最後まで分からず)。肝心のミートボールは素朴だけどとてもおいしかった。次行くときはもう少しこのレストランに相応しい人に近づけていたらいいな。

  9. Kavallerietのサラダボウル(3月8日、スウェーデンストックホルム

    f:id:the-life-of-watashi:20201231020956j:plain ストックホルムの中でも感度が高い人が行くようなところに行ってしまってたじろいだ、Kavalleriet。見渡す限り美男美女であまりの輝かしさに倒れそうになりました。内側から美しくなってみました。

  10. Dojoで食べたサーモン丼(3月14日、イギリス・ニューカッスルf:id:the-life-of-watashi:20200928015455j:plain コロナウイルスの影響が出始めたころ、オーストラリア出身の友人の帰国が決定し、彼女との最後の食事になりました。値段が安いうえにおいしくて、なんでもっと早く知らなかったのだろうと思ったお店でした。

  11. 友人が作ってくれたケーキ(3月20日、イギリス・ニューカッスル

    f:id:the-life-of-watashi:20201231021628j:plain あれよあれよと自分の帰国もほぼ決定し、仲良くしていたルーマニア人の友人らが私と友人のために作ってくれたケーキ。冷蔵庫の中で文字が溶けてしまったらしくて笑っちゃったけど、すごくうれしかった。

  12. Uber Eatsで頼んだWagamamaのラーメン(3月23日、イギリス・ニューカッスル

    f:id:the-life-of-watashi:20200928015607j:plain 店も次々閉まり、帰国が数日後に迫る中、Uber Eatsで注文したラーメン。コロナに関係なく留学先ではUber Eatsなどを頻繁に利用していました。寮でのテイクアウトは大体えっちな思い出とともにある(朝に食べる冷えたピザの味)。Wagamamaはイギリスでは有名な日本料理店。日本人留学生の間では不評でしたが、個人的には好きでした。寮で一緒に暮らしていたイギリス人フラットメイトとずっと「一緒にWagamamaに行こうね」と話していたので、離れてしまう前に二人で食べた思い出の味。

  13. 久遠のカレーうどん(5月26日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20200928015749j:plain 日本に帰国後、長いステイホーム期間を経て行ったお気に入りのお店。右下にある卵黄の西京漬けがとってもおいしい。ここに行くといつもカレーうどんの食べ方が難しくて苦戦します。

  14. 鼎泰豊の小籠包(5月29日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20200928015950j:plain 緊急事態宣言も明けて、沢山外出できるようになったころのこと。今はまた外出が難しい状況なので、つい「あの頃は…」と思ってしまいますが、たった7か月前のこと。留学期間中会えなかった友人と食べた小籠包、すごくおいしかった。ここから2020年私の台湾料理ブームが始まりました(写真に撮らなかっただけでこのあと2回鼎泰豊には訪れ、バイトの休憩でもたびたび小籠包を食べました)。

  15. Taipei'sのルーローハンセット(6月7日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20200928015850j:plain 私がイギリス留学中にスペイン留学していた友人(ロンドンで一度遊んだ)と、前年度にアメリカ留学していた友人の3人で行った話題の新店舗。お店のかわいいビジュアルもさることながら、本格的なルーローハンもとてもおいしかった。

  16. サワデーすみ吉の名前がわからないタイ料理(6月29日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029094309j:plain 高校時代の友人と3人で集まった際の夜ごはん1件目。次から次へと繰り出される本格的すぎるタイ料理に圧倒されながらも、おいしくいただけました。

  17. なごのやのたまごサンド(7月9日、愛知・名古屋)f:id:the-life-of-watashi:20201029095940j:plain 名古屋の素敵な商店街、円頓寺商店街にある飲食店兼ゲストハウス「なごのや」のたまごサンド。分厚いたまご焼きとからしの入ったマヨネーズ、シャキシャキのきゅうりと、いつ行っても変わらない安心感。

  18. 微風台南のルーローハン(7月10日、京都・京都)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029100024j:plain 2020年台湾料理3件目は京都の「微風台南」で。Taipei'sよりも更に現地に寄った味がすごくおいしかった。今書いている間にも京都に行きたくなりました。食べたーい。

  19. 宿泊先のTSUGUで食べたデリカテッセンのものたち(7月10日、京都・京都)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029100045j:plain 夜ごはんはあるお店でテイクアウトしようと考えていたのですが、すでにお店がいっぱいとのことで急遽デパ地下のデリカテッセンで買いたいものを買いまくる作戦を決行。実家暮らしということもあり、デパ地下でご飯を買うことはほとんどないので、特別感がすごかった。「何選んでもいいのよ~」と頭の中でささやく声!

  20. イノダコーヒ本店のフレンチトースト(7月11日、京都)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029100114j:plain 今まで食べた中で一番おいしいフレンチトースト!これはマジ。庶民なのでナイフとフォークを使ってフレンチトーストを食べるのは緊張しましたが、留学生活で21歳にしてようやく使い方をマスターしたのですこし誇らしい気分でした。

  21. 矢場とんのみそカツ丼(7月17日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029100248j:plain 日本に留学していたイギリス人の方と遊ぶことがあり、名古屋は初めてとのことだったので矢場とんに一緒に行きました。私自身、何かこういったきっかけがないとなかなか「なごやめし」って食べないのですが、やっぱり久々に食べるとおいしいです。名古屋のDNAがよろこんでいました。

  22. 10-1 Kettleのスコーン(7月22日、静岡・三島)f:id:the-life-of-watashi:20201029100855j:plain 人生で何度三島に行ったのかはもうカウントするのをやめたのですが、行くときは大体いつもこの友人と。2度目の10-1 Kettleで食べたスコーンは素朴だけど温かくておいしかった~。

  23. ラーメンやんぐの三島馬鈴薯ラーメン(7月22日、静岡・三島)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029100904j:plain 三島市名産の三島馬鈴薯と、三島田町の人気ラーメン店ラーメンやんぐがコラボした期間限定の品。人生で一番おいしいラーメン認定しちゃいます!普段はあまりラーメンは食べないのですが、このラーメンやんぐだけは特別です。ビシソワーズ風の冷製スープにオクラや冷凍のトマトペーストなどラーメンの域を超えているような。期間限定・数量限定だったので食べることができて本当にラッキーでした。

  24. シヤチルのティラミス(8月18日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231023701j:plain ずっと気になっていた今池のカフェ、シヤチルに行った際のもの。思いのほか洋酒の味が強くてはじめこそ驚いたけど、ふんわりとした食感もあっておいしく完食できました。夏に外で並んだの、暑かったな~。

  25. KAKUOZAN LARDERのハンバーガー(8月27日、愛知・名古屋)f:id:the-life-of-watashi:20201029101122j:plain 保育園の頃からの幼馴染と行きました。私ハンバーガーってすごく好きなんです。KAKUOZAN LARDERは大学1年生のころに行ったのですが、当時から店の雰囲気がガラッと変わっていて驚きました。

  26. ヤンガオのカレー(9月5日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029101213j:plain 今までに2~3回訪れてはイベント出店や休業日などで食べられなかったヤンガオ、待ちに待った初体験~!お肉もほろほろでおいしかった。一緒に行った先輩がシナモンをジャーキーだと思ってかじっていたのがめちゃくちゃ面白かったです。

  27. あみやき亭の焼肉(9月9日、愛知・長久手

    f:id:the-life-of-watashi:20201029101311j:plain 私が留学で学年がずれるまで同じクラスで毎日会っていた友人と3人で久々の再会。大学の近くにあるあみやき亭で食べた焼き肉、別に味は特別変わらないけど、いい思い出になりました。

  28. FLIGHT OF DREAMSで食べたサラダとマック&チーズ(9月12日、愛知・中部国際空港

    f:id:the-life-of-watashi:20201029101348j:plain 中部国際空港にあるFLIGHT OF DREAMSという施設に行った際のランチ。コロナ禍ということもあって人は少なかったけど、それでもコックピット内に入れる施設は1時間待ちだった。全体的にカップルやファミリー層向けだったので友人と二人で行くのはなんかシュールでした(楽しかったけど)。

  29. 花茶荘の豆花(9月15日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029101425j:plain また台湾。大須矢場町にある百花茶荘でなんと人生初の豆花。台湾料理をこれだけ食べておいて、現地にも3回訪れたのにまさかの初体験。豆乳や豆腐がすきだし、黒蜜の甘さも優しくてとてもおいしかった~。

  30. 世界の山ちゃん手羽先(9月18日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029101457j:plain 留学先で出会った日本人留学生の子たちが名古屋に来てくれたときのやつ。自分も含めみんな山ちゃん初体験だったのだけど、「味が濃いね~」という感想で一致しました。このときはAirbnb借りて5人で飲んだり話したり楽しかったな。

  31. RAYARD HISAYA ODORI PARKに出店していたヤンガオのカレー(9月20日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029101544j:plain 今年9月にリニューアルした名古屋テレビ等の麓、RAYARD HISAYA ODORI PARKに出店していたヤンガオのカレーを食べました。12時からアルバイトの中、1時間半の余裕をもって大学の友人と、前々日から名古屋に泊まっていた留学先の友人と3人で並びました(2人は初対面)が、なんと列が長すぎて私だけアルバイトに行くというトラブルメーカーぶりを発揮しました。2人でバイト先に届けてくれた時の申し訳なさと恥ずかしさと、うれしさ!

  32. メイホクバーガーのハンバーガー(9月27日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029101623j:plain 高校時代からの友人と行った伏見のメイホクバーガー。「食べにくいね~」と言いつつどこか自分のほうがうまく食べたいという競争心がメラメラしていた気がします。フライドポテトもカリカリですごくおいしくて、名古屋でお気に入りのハンバーガーショップになりました。

  33. 今昔物語の肉寿司(10月24日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201029101747j:plain 高校時代の部活動のメンバーで数年ぶりに集まったときの夜ごはん。肉寿司なんて高山旅行のときに食べたくらいだったので緊張しましたが、特に左のウニが載っているやつは贅沢な気持ちでした。高校の頃の友人たちと数年に一度集まるのっていいですね。

  34. スープカレーイシバのチキンスープカレー(11月3日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201229163744j:plain 以前から気になっていたスープカレーイシバにカレー友だち(?)と行きました。開店時間15分前を狙うも、1時間ほど待たされ人気を実感。独特な注文スタイルや店の狭さ、そしてカレーのサイズ感に圧倒されるものの、食べ始めたらおいしく最後まで行けちゃう。毎週食べたいというより、数か月に一度贅沢で食べたい味。

  35. 沼津魚市場食堂のマグロ丼(11月8日、静岡県沼津市f:id:the-life-of-watashi:20201229163836j:plain 三島市をはじめとする静岡県東部、今年だけでも3度行っています。狂っている。今回はいつもの友人に、三島初体験の友人も入れて3人で旅行。2度目の沼津港にして、初めての魚市場!時間が時間だけに競りはもう終わっていたけど、とれたての魚がおいしかった(ボリュームが多くてびっくり)。

  36. 炭焼きレストランさわやかのげんこつハンバーグ(11月8日、静岡県長泉町

    f:id:the-life-of-watashi:20201229163910j:plain 静岡と言えばこれ!という人も多いはず。久々のさわやかだけどやっぱり1時間半くらい並んだし、並んだ甲斐のあるおいしさでした。目の前で切ってくれるときとかやっぱり緊張しちゃうんですよね、飲食店ではいっつも緊張してる。

  37. カモシヤの名古屋ハヤシ(11月9日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201229163957j:plain 高校時代の友人と4人で集まったときの1軒目。4人で集まるのは1年半ぶりくらいだったのに、自然と会話が進むのがうれしかった。SNSがあるとあまり会わなくても距離を感じなくていいですね。このお店は9月に日本人留学生同士で集まったときに教えてもらったのだけど、おいしいものばかりで好きです。

  38. むさしの焼き鳥(11月9日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201229164016j:plain ハンバーガー、台湾料理に次いで好きなのが焼き鳥。写真映えする料理でもないのであまりカメラロールには残っていないですが、2020年結構食べました。このときはアルバイト先のお姉さまがおすすめしてくれたむさしに。アボカドの串揚げなんていう変わった品もありました(マクドナルド店内の味がする)。

  39. SHAKE SHACKのShack Burger(11月19日、大阪・梅田)

    f:id:the-life-of-watashi:20201229164100j:plain 当初友人たちと予定していた台湾での卒業旅行が叶わず、「どこでもドアきっぷ」で西日本を旅行したときのご飯。以前はよく大阪に行っていたのですが、その中でも恋しく思っていたSHAKE SHACKを夜ごはんに。留学先でできた友人と、高校の同級生2人と4人で食べました。「これこれ~」というバーガーとポテトの味!

  40. 米屋のにぎりめし 山田村のチーズ明太おにぎり(11月20日、岡山・岡山)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231005830j:plain 旅行の第1目的地、岡山ではじめて食べたもの。SNSでお世話になっている岡山県在住の方がおすすめしてくださってみんなでウキウキしながら行きました。ジャンキーなものが好きなので、ついチーズ明太をチョイス。食べたことがない味だったけど、おいしくないわけがなくて、帰りにも同じものを買ってしまいました。多分次岡山行ったらまた食べる。

  41. かっぱのミニとんてい(11月20日、岡山・倉敷)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231005915j:plain これも先ほどの方に教えていただいたところ。倉敷市では名の知れたとんかつ屋さんらしいですが、それも納得のおいしさ!デミグラスソースでとんかつを食べるのは初めてだったのですが、「こんなに合うの~」とご飯が進みました。からし抜きで注文したのにからしがついてきて、そのことをお店の方が何度も謝ってくださってなんかこちらが申し訳なくなっちゃったのも思い出。

  42. 小豆島ラーメンHISHIOの醤そば(11月20日、香川・小豆島)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231005949j:plain 旅行の2つ目の目的地、小豆島で食べた夜ご飯。一緒に行った二人がラーメン好きということもあり、ラーメンばかり食べている旅行でした(どれもおいしかった)。

  43. 小豆島オリーブ園 サン・オリーブのオリーブラーメン 塩(11月21日、香川・小豆島)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231010049j:plain 衝撃の二日連続ラーメン!この日はオリーブオイルを麺に練り込んだというオリーブラーメンを瀬戸内のレモンと一緒に食べる、見た目にもさわやかなラーメンでした(左のサイダーもオリーブサイダー)。小豆島オリーブ園、景色もよくて素敵な場所だった~。

  44. 楽天地のもつ鍋(11月21日、福岡・博多)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231010137j:plain 所は変わって旅行の最終目的地、福岡へ!福岡と言えば中洲の屋台だろうと思って行ったら、3連休ということもあり長蛇の列だったので諦め。でもそのおかげて人生初のもつ鍋を食べることができたのでした。鍋ってあまり家の外で食べることがなかったのだけど、みんながもつ鍋を好きな理由がわかった気がする。成長!

  45. パンとエスプレッソと博多とのムーめんたい(11月22日、福岡・博多)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231010322j:plain 本当はめんたい重に行きたかったのだけど、衝撃の4時間待ちで諦めここに。めんたい重に行けなかったのは残念だけど、個人的にはここもとってもおいしかったので結果オーライ。「パンとエスプレッソと」自体は全国にたくさんある(名古屋にはない)けど、博多店限定の品があると聞いて行ってみました。明太トーストはこれまでも何度も食べたことがあるけど、これはぴか一でおいしかった!クリーミーな明太子スプレッドが癖になりました。

  46. 大砲ラーメンの昔ラーメン(11月22日、福岡・天神)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231010443j:plain 衝撃の3日連続ラーメン。本当は博多ラーメンが食べたかったのだけど、どこも激混みで久留米のラーメン屋さんに行きました。私自身あまりラーメンは詳しくないのだけど、こってりとんこつでおいしかった。0か1かみたいなところのある性格なので、天下一品くらいこってりのやつか、レモンラーメンくらいさっぱりしたやつがすきです。

  47. ラーメンやんぐの生搾りレモンラーメン(12月5日、静岡・三島)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231010612j:plain 今年2度目の登場、ラーメンやんぐ。今回は就職活動の一環で三島市を訪れたということで一人ラーメン初体験でした。小心者なのでとても緊張した。ここの売りはレモンラーメンなのに、なぜか今まで怯えて挑戦できていなかったのですが、今回ようやく注文しました。おいしかった!三島って不思議な場所で行くたびに発見や出会いがある気がします。これからも何度も足を運ぶことになりそうな場所。

  48. Vanhan Porvoon Jäätelötehdasのジンジャークッキージェラート(12月13日、愛知・名古屋)

    f:id:the-life-of-watashi:20201231010653j:plain 就職活動のイベント帰り、クラスメイトと3人で高島屋で行われていた北欧展に訪れた際に食べたジェラート。ストレスフルな就活のご褒美にみんなで食べたジェラート、ジンジャーの味がどこか懐かしくておいしかった。

 こうやって振り返ると、コロナ禍と散々言われてきた中でも結構外食はしていたほうだったのかも。本当はもっともっと色々なものを食べてきたから、ちゃんと写真に残しておけばよかったなあと思います。

 食事の写真を撮ると「インスタ映え」「SNS目当て」だなんていう声もありますが、あらゆる楽しみ方があると思います。そのものの味というよりも、そこに付随するストーリー、一緒に食べた人、食べた場所などを思い出せるのがすごくよかった。はじめに書いた通り、来年はそこに「食べる」行為そのものや食べ物そのものについての記憶もついてくるといいな。そんな年。

*1:日本のゲイコミュニティで用いられる言葉で、インターネットなどで出会った相手と実際に対面すること。

2020年 すきなEP

 この記事では2020年のお気に入りのEPを15個紹介。

 昔からEPという形態が好きだ。4~6曲程度の短い間で世界観が確立しているあの感じ。最近は新人アーティストのアルバム発売前の自己紹介的な意味合いだったり、Justin BieberやSam Smithみたいな過去作の寄せ集めだったり、はたまたアルバムなのかEPなのか分からない微妙な収録曲数のものだったり、以前ほど「アルバム」「EP」という垣根がなくなって、楽曲やプレイリスト単位で親しまれることのほうが多い気がする。その中でも今回選んだ作品たちはEPとしての存在意義を感じることができるものが多いと思っています。よかったらぜひ聴いてみてください~。

 

15. Shygirl『ALIAS』

14. CXLOE『Heavy, Pt. 1』

13. Brandon Banks『STATIC』

12. TSHA『Flowers』

11. Ric Wilson & Terrace Martin『They Call Me Disco』

10. Silver Sphere『all my boyfriends』

9. Miloe『Greenhouse』

8. Jordana『To You』

7. ウ山あまね『Komonzo』

6. Christine and the Queens『La vita nuova』

5. Remi Wolf『I’m Allergic to Dogs!』

f:id:the-life-of-watashi:20201217220342j:plain

4. Kyle Lux『Projectors』

f:id:the-life-of-watashi:20201217220333j:plain

3. Alfie Templeman『Happiness in Liquid Form』

f:id:the-life-of-watashi:20201217220326j:plain

2. joan『cloudy』

f:id:the-life-of-watashi:20201217220319j:plain

1. Troye Sivan『In a Dream』

f:id:the-life-of-watashi:20201217220310j:plain

 

2020年 すきな曲

 2020年もあと2週間ほどで終わり。今年も浴びるように大量の音楽を聴いてきました。ありがとうサブスクリプションサービス。こうやって見返してみるとどれも素敵な作品ばかりで、今年もこうやって音楽に助けられてきたのだなとしみじみ。

 好きな曲があまりに多すぎて、各アーティスト1曲ずつという決まりを自分で作りました。それではこちらももったいぶってカウントダウン形式でどうぞ。

 

100. MICHELLE「UNBOUND」

99. Disclosure「Tondo」

98. Arca「Nonbinary」

97. Victor Leksell「Om igen」

96. AAAMYYY「Utopia」

95. Jordana「Divine」


 94. Bastille「Admit Defeat」

93. Grimes「Delete Forever」

92. Perfume Genius「On the Floor」

91. Sunni Colon「Penny for Your Thoughts」

 

90. RAYE「Natalie Don't」

89. Becky and the Birds「Wondering」

88. Carly Rae Jepsen「Comeback (featuring Bleachers)」

87. Silver Sphere「football game」

86. girl in red「midnight love」

85. Agnes「Fingers Crossed」


 84. NIKI「Switchblade」

83. Gus Dapperton「Post Humorous」

82. Queen Naija「Butterflies Pt. 2」

81. Nicklas Sahl「Say It Back」

 

80. Kyle Dion「That Don't Mean a Thing」


 79. Caribou「Never Come Back」

78. KAYTRANDA「What You Need (featuring Charlotte Day Wilson)」

77. Drake「Laugh Now Cry Later (featuring Lil Durk)」

76. The Naked and Famous「Everybody Knows」

75. Leven Kali「GET BY」

74. 折坂悠太「トーチ」

73. Park Hye Jin「Like this」

72. 070 Shake「Guilty Conscience」

71. Meghan Trainor「Nice to Meet Ya (featuring Nicki Minaj)」

 

70. Still Woozy「Window」

69. Alex Newell「Mama Told Me」

68. V6「PINEAPPLE」

67. 安斉かれん「GAL-TRAP」

66. Rejjie Snow, MF DOOM & Cam O'bi「Cookie Chips」

\

65. HAIM「3am」

64. Róisín Murphy「Murphy's Law」

63. FLETCHER「Bitter (with Kito)」

62. Ty Dolla $ign「Ego Death (featuring Kanye West, FKA Twigs and Skrillex)」

61. Dorian Electra「Sorry Bro (I Love You)」

 

60. 森山直太朗「すぐそこにNEW DAYS」

59. A. G. Cook「Oh Yeah」

58. VanJess「Come Over」

57. Twice「MORE & MORE」

56. Jimi Somewhere「Bottle Rocket」

55. Harry Styles「Golden」

54. 川島明「Where Are You」


 53. Jeremy Zucker「Supercuts」

52. aiko「青空」

51. Alfie Templeman「Obvious Guy」

 

50. Holly Humberstone「Overkill」


 49. Jessie Ware「Spotlight」

48. Max Leone「The Beach」

47. Kiesza「Run Renegade」

46. Troye Sivan「EASY」

45. Kyle Lux「Softly」

44. Miley Cyrus「Midnight Sky」

43. Magdalena Bay「How to Get Physical」

42. 1010 Benja SL「Dobby」

41. Greyson Chance「Dancing Next to Me」

 

40. Ryan Beatty「Evergreen」

39. Daya「First Time」

38. NiziU「Step and a Step」

37. Namasenda「Dare (PM)」

36. That Kid「Taco Bell」

35. Kylie Minogue「Magic」

34. Kim Petras「Malibu」


 33. BTS「Dynamite」

32. joan「try again」

31. Phoebe Bridgers「Garden Song」

 

30. Julia Michaels「Lie Like This」

29. Charli XCX「enemy」

28. Taylor Swift「exile (featuring Bon Iver)」

27. Jacob Banks「Stranger」


 26. The Vamps「Would You」

25. 阿部芙蓉美「凪」

24. Mei River「17」

23. JORDY「Things I Never Said」

22. Bree Runway & Yung Baby Tate「DAMN DANIEL」

21. Dirty ProjectorsOverlord

 

20. Christian French「i think too much」

19. Banoffee「One Night Stand」

18. 宇多田ヒカル「誰にも言わない」

17. Phil Good「Living with No One」

16. 鬼束ちひろ「書きかけの手紙」

15. U.S. Girls「4 American Dollars」


14. Jockstrap「The City」

13. Rina Sawayama「Bad Friend」

12. Declan McKenna「The Key to Life on Earth」

11. Kacy Hill「I Believe in You (featuring Francis and the Lights)」

 

10. Dua Lipa「Levitating」


 9. Bren Joy「Freezing」


 8. Bronze Avery「Boys!」


 7. TENDRE「Hope」


 6. Jónsi「Swill」


 5. Lady Gaga & Ariana Grande「Rain On Me」


 4. 三浦春馬「Night Diver」


 3. Joesef「The Sun Is Up Forever」


 2. Ethan Gruska「Enough for Now (featuring Phoebe Bridgers)」


 1. butaji「中央線」

 

 

 

2020年 すきなアルバム

 時間が経つのは本当に早くて、もう年の瀬が迫っている。街ではクリスマスのイルミネーションが至る所で光っているし、Twitterのタイムラインでは1年を振り返る投稿が目立ち始めた。自分だけが時間の流れに取り残されているような気がする。待って~。

 毎年、12月には好きなアルバムなどを選んで振り返るようにしていて、今回は友人と2人で簡単なルールを決めて選ぶことにした。そのルールがこれ。

  1. リリースされた期間が2019年12月~2020年11月のもの(そのため数枚は昨年のものと重複しています)

 本当に単純なルールなのだけど、友人と「やろう」と決めたり、ルールを定めたりしたことから、何となく責任感が生まれて、今年はちゃんと選ぶことができた(昨年は楽曲の方はさぼった)。

 この記事では、まずはアルバムを振り返りたいと思う。もったいぶってカウントダウン形式でどうぞ。

 

50. Wilsen『Ruiner

49. A. G. Cook『Apple

48. Låpsley『Sadness Is a Shade of Blue

47. 鬼束ちひろHYSTERIA

46. Sylvan Esso『Free Love

45. HAIM『Women in Music Pt. III

44. Empress Of『I'm Your Empress Of

43. Lianne La Havas『Lianne La Havas

42. Chloe x Halle『Ungodly Hour

41. TTRRUUCES『TTRRUUCES

40. The Weeknd『After Hours

 

39. Conan Gray『Kid Krow

38. NCTNCT RESONANCE Pt. 2 - The 2nd Album

37. Allie X『Cape God

36. SONIKKU『Joyful Death

35. Alicia KeysALICIA

34. Leven Kali『HIGHTIDE

33. TENDRE『Life Less Lonely

32. The VampsCherry Blossom

31. iri『Sparkle

 

30. Ryan Beatty『Dreaming of David

29. Westerman『Your Hero Is Not Dead

28. U.S. Girls『Heavy Light

27. Queen Naija『missunderstood

26. NNAMDÏ『BRAT

25. Taylor Swift『folklore

24. 井手健介と母船『Contact From Exne Kedy And The Poltergeists

23. Christian Kurla『Borderline

22. Dagny『Strangers / Lovers

21. Peter CottonTale『CATCH

 

20. Ava Max『Heaven & Hell

19. The Naked and Famous『Recover

18. Owen Pallett『Island

17. GeorgiaSeeking Thrills

16. Carly Rae Jepsen『Dedicated Side B

15. Harry StylesFine Line

14. Various Artists『SLENDERIE ideal

13. Mom『21st Century Cultboi Ride a Sk8board

12. Phoebe Bridgers『Punisher

11. Kacy Hill『Is It Selfish If We Talk About Me Again

 

10. 小袋成彬Piercing

f:id:the-life-of-watashi:20201212195556j:plain

9. Starchild & The New Romantic『Forever

f:id:the-life-of-watashi:20201212195518j:plain

8. KAYTRANADA『BUBBA

f:id:the-life-of-watashi:20201212195432j:plain

7. Charli XCX『how i'm feeling now

f:id:the-life-of-watashi:20201212195346j:plain
6. Kylie MinogueDISCO

f:id:the-life-of-watashi:20201212195307j:plain

5. Kiesza『Crave

f:id:the-life-of-watashi:20201212195151j:plain

4. Jessie Ware『What's Your Pleasure?

f:id:the-life-of-watashi:20201212195107j:plain

3. Ethan Gruska『En Garde

f:id:the-life-of-watashi:20201212195048j:plain

2. Rina Sawayama『SAWAYAMA

f:id:the-life-of-watashi:20201212195028j:plain

1. Dua Lipa『Future Nostalgia

f:id:the-life-of-watashi:20201212194959j:plain

 色々な人たちと話してきたけど、2020年は音楽を含むあらゆることの存在意義を再確認させられた年だったように思う。新型コロナウイルスの蔓延によって社会活動がストップした中で、人とのつながりやエンターテインメントの重要性は身をもって知らされた。『Future Nostalgia』は一連のプロジェクトとしてオンラインライブ含め楽しませてもらったし、『SAWAYAMA』では、日本出身のアーティストがこうやって自分の出自にプライドを持って音楽作品を発表して世界的に評価されたことが同郷の者として素直に嬉しかった。また来年も楽しみなリリースが沢山控えている。来年はまたコンサートで生の音楽を楽しめますように。

最近あったこと・思ったことたち

 10月23日、高校時代の部活のメンバーとの飲み会。映画研究部という部活で映画撮影をしていたのだが、何となくいつも浮いた感じがしていて、卒業後の集まりなどもあまり参加していなかった。数人を除いて、当時の部員と会うこともほとんどなくなっていた。いつの間にか自分以外の人たちも疎遠になっていたようだった。先日、当時自分たちが撮影した自主映画がどこかの動画ストリーミングサイトで配信されることになったとの知らせがきっかけでLINEグループが動き出した。ZOOM飲み会をはさんで高校卒業ぶりに集まったメンツは変わらなかったり、変わったりしていた。キャッチのお兄さんを華麗に振り切る同級生に感動したり、変わらないままの面倒さだったり、それらすべてが懐かしくてどこかいとおしさすら感じたのが、一番の変化だったのかもしれない。また数年に一度のペースで会えたらきっと面白い。

 10月24日、大阪・梅田駅のHEP FIVEから飛び降りた高校生に当たった大学生が亡くなったというニュース。投身自殺の巻き添えを食らった形だった。大阪の方とお付き合いしていたこともあってHEP FIVEには何度か行ったことがあった。あの場所で二人が亡くなったのだと、関係ないながらに何となく落ち込む。2020年1月~9月の日本国内自殺者数は約15,000人だという。1ヵ月に1,660人以上、1日に55人ほどが自殺で亡くなっているという現状。自分は運のいいことにまだ生きていて、今のところ自殺を試みたことはない。でも時たまそれが頭をよぎることはあるし、多分どれだけ精神的に健康な人でも一度や二度くらいは頭をかすめてしまったことがあると思う。死にたさの種はどこにでもあって、実際に行動に移してしまうか否かの違いはそれがどこまで育ってしまうかだけなのだと思う。早いうちに芽は摘まなくちゃいけない。自殺者をゼロにすることは恐らく不可能だし、もしかしたらあの世で「死んでよかった」と思っている人も少なくないかもしれない。生き続けることが最善じゃないかもしれない、けど周りの人たちが自ら命を落としてしまうのは本当に嫌だなと思う。これは残された者のエゴかもしれないけど、「何かできたんじゃないか」「相談してくれれば」と後悔の念に駆られたり詮索してしまったりすること間違いなし!できたことなんてきっとないのにな。

 午前10時から午後3時まで、Webインターンシップに参加した。2日間のインターンシップの2日目。Webインターンシップってなんだよ、1dayインターンシップってなんだよ、インターンシップってなんだよ、と思うことが多々あるが、大多数の人がもう忘れてしまっている気がする。1日目の内容を受けて、2日目では各自でプレゼンテーション・グループワークをすることになっていた。まずは8人のグループ内で各自のプレゼンを発表後、4人ずつのグループに分け、その中で最もよいアイデアをブラッシュアップし、最後に代表者が約30名の前で発表という形だったのだが、わたしのアイデアが選ばれたので緊張しながら30人の前で発表する羽目になった。初めの8人に含まれていたが別のグループに分けられた方がわたしのアイデアを思いきり盗みに来ていて腹が立ったが、きっと社会に出ると人の成果を横取りする人がいくらでもいるのだろうなと半ば諦めの念。

 10月25日。コロナ以降何度目かの大掃除。きれいな箱や袋を見ると「いつか使うだろう」と溜め込んでしまうくせがあって、なかなか抜けない。iPhoneSurfaceを買ったときの箱や、以前お付き合いしていた方に頂いたMHL.の腕時計が入っていた箱など、サイズを考慮しても恐らく一生使い道のないものたちが丁寧に溜められており、今までの大掃除の際も頭の中のこんまりがときめいていたのでそのままにしていたのだが、今回ようやく処分することができた。一気にスペースができて、私は何に固執していたのだろうかと思った。大掃除していると明らかにただのごみであるものから、メルカリで売れそうなものまである。先日、母親が学生のころの「クレヨンしんちゃん」のしゃべる目覚まし時計をメルカリに出品したらそれなりの値段で売れて驚いた。

 10月26日、久々にアルバイト先に出勤すると、職員の方と作っていた地図が完成していた。既存の地図が古くなってしまい、データ化していつでも新店舗などに対応できるようにしようと、1か月以上前から職員さんとPC操作のできるアルバイトで少しずつ作っていたものだった。既存の地図をスキャンし、Excel上で図形などを作りなぞっていくという気の遠い作業であったし、これが最適解なのかも分からなかったが、何度も失敗しながら根気よく続けた結果、前のものよりも見栄えがよいものが出来上がって達成感もひとしおだった。傍から見たらすごく小さな成果かもしれないけど、みんなで何かを作り上げる喜びが22歳にして初めてわかったような気がした。今よりさらに斜に構えていたころに比べて、正直にうれしいと感じられるのは幸せだなと思う。

 10月27日、大学が終わり、高校時代の友人たちと集まる前にタワーレコード藤井隆主宰のコンピレーションアルバム『SLENDERIE ideal』を購入する。元々CDが売れなくなっていたところにコロナ禍で客足が更に遠のいていると元同僚から聞いていたので、以前アルバイトしていたタワレコに。CDを買うことは何だかんだでたまにあるのだけど、店舗に足を運んで買うのはとても久々のことだった。SNSやストリーミングサービスの普及につれて、CDショップは「最新の音楽を発見する場所」ではなくなったけれど、やはり音楽が好きな人が集まる場所として、できるだけ長く続いてほしいと思う。懐かしい先輩や同僚たちに挨拶することもできて嬉しかった。

f:id:the-life-of-watashi:20201028132500j:plain

 そもそも今回のCDをタワレコで購入したのは、元バイト先に貢献という大義名分もありつつ、特典目当てのところもあった。このアルバム、特典商法が実にうまくて、Amazonで購入するとデカジャケ、楽天ブックスで購入するとクリアファイルがもらえ、HMVで購入すると暗黒天使・藤井隆と1分間のテレビ通話が、リミスタで購入するとオンラインサイン会への参加ができる。タワレコでの購入特典はアナザージャケット。収録されている11曲すべてがシングル曲(という設定)のこのアルバム、各楽曲をイメージしたジャケット写真が特典だった。配信版では実際にそのジャケットを用い、各曲シングルとしてカラオケ版とともにリリースされた。

 椿鬼奴レイザーラモンRG、伊礼彼方、早見優、そして鈴木京香…と藤井隆がSLENDERIE RECORDからプロデュースしてきたプロジェクトを見ると、本当にこの人は裏方に回るのが好きなんだなと思う。後藤輝基本田美奈子の楽曲を依頼するセンスもだし、暗黒天使の「Dirty Angel」のアニソン"っぽさ"、そしてなんといっても早見優Giorgio MoroderKylie Minogueの「Right Here, Right Now」のカバーをさせられるのはもうこの世に藤井隆しかいない。元々藤井隆本人がKylie Minogueが好きで、自身のシングル「わたしの青い空」は彼女の曲をイメージして制作されたらしい。好きな曲を好きな歌手にカバーさせるって自分含めオタク気質のある人たちなら一度は頭の中でやることで、そんなオタクの夢を自らの知名度や交友関係、そして才能を存分に活かして体現してしまうのが本当にすごいと思う。

 かくいう自分も例外でなく、友人と海外の歌手に邦楽を歌ってもらうなら何がいいかなどと不毛な話をしたことがある。Camila Cabelloに歌わせたいのはどの曲かというので二人ともが中森明菜の楽曲と答えたのが面白かった(確かわたしが「DESIRE -情熱-」で彼が「ミ・アモーレ」)。来月加藤ミリヤがカバーアルバムを出すというが未だに収録曲が発表されていないので、勝手に歌ってほしい曲を考えてみた。

 清水翔太青山テルマといった盟友たちの楽曲はもちろん、母性愛に溢れた「Just You and I」、怨念ソングの「あなた」「喝采」など、歌うミリヤの姿を妄想しては喜んでいる自分がいる。誰にも迷惑をかけない遊び。

 10月28日。大好きな歌手、倉木麻衣の誕生日。わたしが小学生だったころから応援していた彼女も38歳。わたしも22歳。来年はまた生で観ることができたらいいな、と祈る。LINE LIVEで行われた彼女の誕生日トークライブの配信を観終わったあとTwitterを見ていると、自分と同い年の女性が介護に疲れ、祖母を殺害したというニュースが流れてきた。

mainichi.jp

 この家庭に対して色々な想像はできるけど、わたしにとやかく言う権利もない。ただ、「他人事ではないな」という気持ちだけが込み上げてきた。普段は無意識的に見ないように目を背けているけれど、祖母ももう70代。元々常に何かをしていないと気が済まない性分で(私は完全にこれを受け継いでいる)、今も家事をメインでこなしながら、近所の集合型老人ホームで清掃員のパートもしている。とはいえ常々足腰の痛みは訴えているし、ちょっとした物忘れも数年前に比べて増えた。もし介護が必要な状態になってしまったとき、我が家の経済力ではとても老人ホームやデイサービスに通えさせられるとは思えない。どうしても考えたくないことは逃げてしまいがちだけど、まだ健康と言えるうちに家族の間でこういった話の機会を持っておくことも大切だと思った。

Peter Thomasについて語りたい

 10月9日、推しのミュージシャン、Peter Thomasが新曲「No One」をリリースしました。なんとあの「i hate u, i love u」のヒットで知られるgnashが客演参加!

 個人的には待望のリリースであっただけにかなり嬉しかったのですが、その反面、ほとんど話題にならないことがもどかしく、今回はPeter Thomasの今までの仕事と私がなぜ彼を推さずにはいられないのかをご紹介。

f:id:the-life-of-watashi:20201013222637j:plain

 Peter Thomasはロサンゼルスを拠点に活動するシンガーソングライター。Eric Leva、Brett McLaughlin(Leland)、Allie Xなど、なぜか私は昔からLA拠点のSSWに惹かれる傾向があります。ここ界隈はお互いに繋がっているのが沼要素。

 ソングライター/プロデューサーとしての代表曲はP!nkの「Walk Me Home」やHilary Duffの「Sparks」など。また、「Somebody Loves You」などで知られるBetty Whoとはバークレー音楽大学時代から知り合いで、彼女のデビュー当時から現在までソングライターやプロデューサーとしてクレジットに名前を連ねています。最近は偶然ながら、私が愛してやまないFelix Sandmanの「Boys With Emotion」にもクレジットされています。

 そのほかSelena GomezやAva Max、Ingrid Michaelsonなど錚々たるメンツの楽曲を手掛けている彼ですが、2018年には今や飛ぶ鳥を落とす勢いのSSW、Lelandとの共作でCarly Rae Jepsenの「Run Away with Me」のカバーを発表。シンガーとしてもデビューを果たします(ここまでの情報ですでにポップスファン歓喜だと思う)。

 2019年7月に発表した「Watching TV With The Sound Off」からはシングルを立て続けに発表し、今年初めにはEP『Attatchment』をリリースしました。ビジュアル面にもこだわっており、一連のシングルのMVはJoe DeSantisという監督が担当。彼はこれまでにBronze Avery(こちらもわたし一押し)やAnna ClendeningなどのMVも手掛けています。

 そして、そこから約8か月ぶりの新曲となったのが今回の「No One」。ベッドルームポップ感のあるサウンドとポップミュージシャンならではのキャッチ―なメロディー、そしてリアルで切ない(ときに微笑ましい)歌詞が彼の楽曲のポイント。

 また私が推してやまないのが、彼とパートナーのJack Newsomeとの関係。同じくミュージシャンとして活動するJack Newsomeはボーイバンド出身のシンガーソングライター。これまでにMeghan TrainorやGreyなどの作品に関わっており、昨年にはアメリカのテレビ番組『Songland』にも出演。

 Peterの楽曲「Look at What We've Done」にはバッキングボーカルとして参加。究極の惚気ソングでニヤニヤが止まらない。そして、 お互いがインスタで頻繁に投稿する二人の写真やストーリーズがめちゃくちゃかわいいくて常に癒されます(ここまでくるともうあんまり音楽は関係ないですね)。

f:id:the-life-of-watashi:20201013224036j:plain

 曲よし、ビジュアルよし、おまけに可愛いパートナー付。ここまで散々個人の趣味について書き散らかしましたが、いかがでしたでしょうか。少しでもPeter Thomas(とJack Newsome)の魅力が伝わればと思います。

 現在、Peter Thomasの新曲と共に、彼がソングライターとして参加したLost Kingsの新曲「Oops (I'm Sorry) [featuring Gashi and Ty Dolla Sign]」がリリースされたばかり。ぜひ両方チェックして、ストリーミングして、私と一緒に彼にお金を落としませんか。

 また、私のようにこのあたりの男性SSWがお好きな方はよければこのプレイリストを覗いてみてください。また新しい発見があるかも。

 

「No One」 by Peter Thomas & gnash

f:id:the-life-of-watashi:20201013231653j:plain

Apple Music

Spotify

すきなことを書く

 「友人とZINEを作ろう!」という話になり、試作品として3ページとにかく好きなことを書いてみたのが2ヶ月前。結局その話は頓挫して、そのときに勢いで加入したIllustratorの月額だけが引き落とされています(解約料がかかる)。非常にもったいないので、紙媒体ではなく、こうやってブログに掲載する形で細々と続けていければいいなと思う。画像のほかに、PDFでも作成しました。記事下部のリンクからDropboxでダウンロードできます。

f:id:the-life-of-watashi:20200823021136p:plain

f:id:the-life-of-watashi:20200823015418p:plain

f:id:the-life-of-watashi:20200823020407p:plain

PDFはこちらから(Dropbox)