ザ・ライフ・オブ・ワタシ

平凡の中の華やかを

最近のこと

 この1~2週間でコロナウイルスを取り巻く状況は大きく変化した。街に出て友人と会うことはできなくなったし、既に決定していた対面式のインターンシップがオンライン開催に変更になった。栄にある名古屋のシンボル、テレビ塔オアシス21の水の宇宙船の色が「警戒」を示す黄色から、「厳重警戒」を示すオレンジ色になった。

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6月21日に撮影した写真。この頃は市民応援のために虹色だったテレビ塔オアシス21も、今は緊張感のあるオレンジ色に。街のシンボルが危険を示す指標になるのは少し悲しい。

 コロナウイルスばかりの日常に正直疲れてしまうことも多くて、情報は適度に取り入れねばと思う。無闇に目に見える数字に踊らされず、正しく恐れたい。

 先日、弘田三枝子の訃報を知った。訃報を知った祖母が「私と同い年だ」と言っていて悲しくなった。おばあちゃんっ子の自分、祖母もそういう年齢なのかと実感する。今でも清掃のパートをしている元気な祖母だが、いつの間にやら数年前に亡くなった祖父の享年を超えている。若い頃から仕事、家事、子育ての三足のわらじで忙しく生きてきた祖母なので、健康な今のうちに若い頃忙しくてできなかったことを体験してほしいと思う。と同時に、当の本人は「忙しい」と言いながらも生き生きとしているので、仕事や家事が好きなのかなとも思う。一度自分が航空券とホテル代金を払うという条件で台北旅行に誘ったが断わられた。一緒に旅行したいと思うのはたぶん自分のわがまま。

 アルバイト先の同僚の方がradikoのタイムフリー機能は(制約付きで)無料だということを教えてくれた。今までラジオはテレビ番組と違って決まった時間に聞かないといけない、ということでどうしても敬遠しがちだったのが、急に敷居が低くなった。どうやら音楽メインの番組はタイムフリー視聴できないようなのだが、これからは「オードリーのオールナイトニッポン」が好きなときに聞ける。「松尾潔のメロウな夜」は毎週月曜日に聞かないといけない。仕方ない。


 

 松尾潔のメロウな夜」で紹介されていたシンガー、Bren Joy。まんまとハマった。

 再びの自粛生活でアルバイト以外はほとんど家にいるので、読書が捗っている。ドキュメンタリー本はほとんど読むことがないので「誰が音楽をタダにした?」は時間がかかったけど、そのあと「アルゼンチンババア」と「るきさん」を立て続けに読んだ。今は「英子の森」と「星の王子さま」を並行して読んでいて、そのあとに「Spotify 新しいコンテンツの誕生」が控えている。「星の王子さま」は永遠のスタンダードとして読み継がれているのになぜだか21年間ご縁がなかったので、この暇な時間を利用して初めて読んでみている。

 機会を逃し続け4年、遂に自動車学校に通い始めた。就職活動を始めるにあたり、運転免許を保持していないことのディスアドバンテージに気づいて、焦って入学した。8月はどうやら学生たちが殺到するようで、なんと今日時点で月末までの教習予約が埋まっている。それゆえまだ座学の講義しか受けていないのだけど、教室で教科書を開くのは恐らく2月ぶりなので、少し不思議な感覚。居眠りしないように頑張る。