ザ・ライフ・オブ・ワタシ

平凡の中の華やかを

2018年 行ったライブ

ただの備忘録です。

 

・1月

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 6日 - 坂口有望「ひとりディッセンバー」@ 新栄 sunset BLUE

 

・2月

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 9日 - The xx「I See You 2018 Japan Tour」@ Zepp Osaka Bayside

 

・3月

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 15日 - iri / 向井太一「iri 1st Tour 2018」@ 栄 APOLLO BASE

 

・4月

 29日 - 大橋ちっぽけ 等「シンパシーのテレパシー」@ 池下CLUB UPSET

 

・5月

 1日 - 小袋成彬 @ 渋谷WWW

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 17日 - 尾崎裕哉「Beyond All Borders Tour 2018」@ 今池 BOTTOM LINE

 20日 - 坂口有望「live tour『blue signs』」@ 新栄 APOLLO BASE

 

・6月

 17日 - 大橋ちっぽけ「『僕と青』リリース記念ミニライブ&特典お渡し会」@ タワーレコードあべのHoop

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 17日 - Keishi Tanaka / 向井太一「NEW KICKS」@ 梅田 Shangri-La

 

・8月

 14日 - 「リゾームライブラリー」@ 岡崎市図書館交流プラザ Libra

 25日 - 倉木麻衣「春夏秋冬会」@ エアポートウォーク名古屋

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 26日 - 阿部芙蓉美 @ 京都 紫明会館

 

・9月

 21日 - 椿鬼奴 / レイザーラモンRG / 藤井隆「SLENDERIE TOUR」 @ 大須 X-Hall -Zen-

 

・10月

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 5日 - 小袋成彬「ワンマンライブ・秋」@ 心斎橋 Music Club JANUS

 

・11月

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 11日 - 倉木麻衣「Mai Kuraki Live Project 2018 "Red it be 〜君想ふ 春夏秋冬〜"」@ 日本特殊陶業市民会館

 16日 - The Songbards 等「The Places Release Tour」@ 新栄 CLUB ROCK'N'ROLL

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 22日 - 宇多田ヒカル「Hikaru Utada Laughter in the Dark Tour 2018」@ 日本ガイシホール

 

・12月

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 6日 - 中村佳穂BAND「2nd album 『AINOU』 release party」@ 今池TOKUZO

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 20日 - DYGL「DYGL 2018 December Tour」@ 伏見JAMMIN'

 

狂ったようにライブに行った。ように、というか狂っている。愛知13公演、関西5公演、東京1公演、チケット代や交通費のことは絶対に考えたくない。

ライブばかり見ているようなスケジュールだったが、一つ一つの思い出をどうか大切にしていきたい。念願の小袋成彬を二度も観ることができたのは幸せだった。夏の京都で観る阿部芙蓉美と、リゾームライブラリーは昨年から恒例になりつつある。個人的なビッグニュースは小学生以来9年ぶりの倉木麻衣。「渡月橋」以降の彼女は話題に事欠かず、20周年イヤーを迎えようとしているのにも関わらずフレッシュさを感じさせる。なんだか稀有な存在だ。6月のKeishi Tanakaと向井太一のツーマンはとても楽しかった瞬間として心に強く残っている。R&B〜ファンクの要素を感じる終始ハッピーな雰囲気のライブを、彼氏と楽しめたのはきっと一生の思い出だ。二人がORIGINAL LOVEの「接吻」のカバーをしてくれたときは会場のほぼ全員が妊娠したと思う。生きているうちに見ることができるとは思っていなかった宇多田ヒカルを遂に見ることができたし、The Songbardsなど前々から気になっていたアーティストを年末に総ざらいできたのもよかった。やっと観れた中村佳穂は想像の何倍も凄かった。彼女のアルバムを初めて聴いたときの感動が蘇って、大袈裟じゃなく世界中の人に見て欲しい。

今年はライブを控えたいと言いつつも、Troye Sivanの来日公演に向井太一のツアー、そして倉木麻衣の20周年イヤーと目白押しなので到底無理そうである。楽しみだ。

2018年 ベストソング

先日のベストアルバムに思いのほか反響があり嬉しく思っている。二十歳になった今でも「自分らしさって…?」と迷走している自分だが、「らしい選曲だね」と言ってくれる人が数人いて、なんだか安心した。

2018年も残すところあと3日。今年も色々な方のおかげで沢山の音楽に出会え、色々な音楽のおかげで沢山の方に出会うことができた。恵まれた環境に感謝。

Apple Musicのおかげもあり、今年も膨大な数の曲を聴いてきた。可能性が広がる一方で、「音楽のインスタント化」だなんてことも言われていて、それはいいことなのか悪いことなのか分からない。できるだけ1曲1曲との出会いを大切にしていけたら嬉しいと思う。

前回の記事に引き続き、今回は個人的ベストソングを50曲選んでみた。順番には正直言って今も確信を持てないし、本当は100曲以上載せたいけれど、誰も得しないのでこれくらいが丁度いいと思う。ベストアルバムと重複する部分もあるが、前回同様広い心で見ていただければ幸いだ。

 
50. 加藤ミリヤ「Through your eyes」

49. MONDO GROSSO「偽りのシンパシー ft.アイナ・ジ・エンド(BiSH)」

48. SHAUN「Way Back Home」

47. 中小企業「Mirage feat. 東郷清丸」

46. 米津玄師「Lemon」

45. D.A.N.「Chance」

44. Anderson.Paak「Tints (feat. Kendrick Lamar)」

43. ROTH BART BARON「HEX」

42. MNEK「Tongue」

41. JHart「Why Does It Hurt」

40. KIRINJI「時間がない」

39. Samm Henshaw「How Does It Feel?」

38. Alessia Cara「Growing Pains」

37. Ava Max「Sweet but Psycho」

36. MØ & Diplo「Sun in Our Eyes」

35. Thomston「The Heights」

34. きゃりーぱみゅぱみゅ「きみのみかた」

33. Charli XCX「No Angel」

32. Your Smith「Bad Habit」

31. Christine and the Queen「Girlfriend (feat. Dâm-Funk)」

30. Sophie「Immaterial」

29. 原田知世「銀河絵日記」

28. Ben Khan「the green」

27. Lykke Li「sex money feelings die」

26. XYLØ「Don't Panic」

25. Rozzi「Uphill Battle」

24. Amy Shark「I Said Hi」

23. Hatchie「Sure」

22. Rina Sawayama「Cherry」

21. Kent Funayama「グッドバイ」

20. Robyn「Missing U」

19. Kim Petras「Heart to Break」

18. 南瓜妮歌迷俱樂部「山坡上的薩滿」

17. 宇多田ヒカル「夕凪」

16. 七尾旅人「Leaving heaven」

15. 星野源「アイデア

14. Troye Sivan「My My My!」

13. Bebe Rexha「Ferrari

12. Tempalay「どうしよう」

11. おとぎ話「綺麗」

10. 小沢健二アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」

9. Shawn Mendes「In My Blood」

8. 阿部芙蓉美「Heart of Gold」

7. 小袋成彬「門出」

6. 踊ってばかりの国「Boy」

5. 1010 Benja SL「Wind Up Space」

4. Maggie Rogers「Light On」

3. 中村佳穂「そのいのち」

2. butaji「秘匿」

1. 森山直太朗「糧」

 

番外編. 倉木麻衣「今宵は夢を見させて」

20周年イヤーも盛り上がっていきます。

 

ベストアルバムと同様に、Apple Musicのプレイリストも作成しました。上位にいるはずなのに、完全に入れ忘れていた2曲もプレイリストにのみ入れてみました。大掃除のBGMにも。

2018年 ベストアルバム

2018年も気づけば終わろうとしている。ハロウィンが終われば街はクリスマスの様相で、私たちを年末へと駆り立てる。12月ともなれば年末の歌番組や、ビルボードの年間チャートまで発表されてしまい、心のざわざわは止まらない。先日、大学に推薦入試の合格者が貼られていたのを目にして、もうあの時から2年が経ってしまったのかと衝撃を受けた。2年前は色々なことがあった。今では恥ずかしいと思うことばかりだけれど、生きるというのは羞恥心の更新作業なので仕方ない。

今年も音楽に囲まれて1年を過ごした。2月初頭には、昨年のベストアルバムとして選んだThe xxのライブを観ることができた。4月には以前から応援していた小袋成彬が衝撃的なデビューを果たし、翌月には渋谷で初ワンマンを観た。6月のKeishi Tanakaと向井太一の2マンは泣きたくなるほど楽しかったし、8月には最愛のTroye Sivanの2ndがリリースされた。11月、12月は濃密すぎてどうにかなってしまいそうなほどだった。9年ぶりの倉木麻衣のコンサートに、初めて観る宇多田ヒカル、中村佳穂の新作に、ずっと待ち続けていた阿部芙蓉美のリリース。最後は1年半ぶりに観るDYGLのライブで締めくくった。来年は倉木麻衣20周年にTroye Sivan来日ライブと目白押しなので今から待ち切れない気持ちだ。

2018年を締めくくるにあたって、今年のアルバム20枚を選んでみた。独断と偏見によるものなので、広い心で見てほしい。

 

20. Ella Mai『Ella Mai』

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19. カネコアヤノ『祝祭』

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18. 思い出野郎Aチーム『楽しく暮らそう』

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17. Bluems『恋について』

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16. おとぎ話『眺め』

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15. Sunni Colón『Satin Psicodelic』

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14. Years & Years『Palo Santo』 

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13. Tempalay『なんて素晴らしき世界』

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12. The Songbards『Cages in the Room』

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11. Mitski『Be the Cowboy』

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10. Robyn『Honey

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9. Lykke Li『so sad so sexy』

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8. 折坂悠太『平成』

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7. 宇多田ヒカル『初恋』

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6. 七緒旅人『Stray Dogs』

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5. butaji『告白』

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4. Troye Sivan『Bloom』

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3. Ben Khan『Ben Khan』

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2. 中村佳穂『AINOU』

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1. 小袋成彬『分離派の夏』

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番外編: 倉木麻衣『君 想ふ ~春夏秋冬~』

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愛こそすべて。

 

思い出

9月に書いた記事を漸く投稿する。今年のものは今年のうちに消化。

 

数か月前、友人から唐突に私の幼少期の写真が送られてきた。保育園に通っていた頃からかなりブランクがあったものの、彼女とは実に17年の仲である。私が中学1年生のころに転校してからはお互い「SNSにいる人」に落ち着いていたが、昨年の春にInstagramを通じてなぜだか再会した。人生面白いこともあるのだなあと思い、度々話のネタにしている。

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これは保育園の年長組、あおぐみ時代の写真だ。恐らく卒園式か何かだろう。この無愛想な表情が我ながら少し可愛くて、ついプロフィール画像にしてしまった。

その保育園は、園長の旦那さんがお寺の住職で、保育園もその境内にある、少し変わった園だった。敷地内には森もあって、夏休みには父親とカブトムシを捕まえに行った。記憶はもう、とても断片的なものになってしまっている。お釈迦さまの頭からみんなで甘茶をかけて飲んだこと。それがとても美味しかったこと。同級生の女の子の歯が一本だけ黄色かったこと。苗字も名前も2文字ずつの、リズミカルな名前の子がいたこと。駐車場の近くの檻に犬が入れられていたこと。お泊り保育というイベントで、張りぼてのニモが屋上から登場したこと。鉄棒でコウモリができたこと。

先日、今年の春までアルバイトをしていたCDショップの先輩が実は同じ保育園に通っていたこと、そして実習で今は先生として通っていることを知り、自分とこの園は切っても切れない関係なのだなあ、とつくづく思わされた。私の基盤は、良い面も悪い面もこの園によって成り立っている。

昔のことを思い出すたびに、室内で絵ばかり描いていて、時々砂遊びをして、親離れできずピアノの下で泣いていた彼に、もう少し胸を張れる大人にならないとなあ、と思う。

「バーバラと心の巨人」

金曜日、大学の帰りに伏見ミリオン座で「バーバラと心の巨人」を観た。平日の3時半という時間帯と、公開から少し経過しているということもあり、客は私以外に4~5人しかいなかった。ミリオン座に行くと決まって飲むゆず茶をすすりながら、ボーっとコマーシャルや予告を眺める。

新鮮な気持ちで観て欲しいので特に内容には触れないが、とても優しい映画だった。人間の弱さと、それが段々と強さを身につけていく様子がとてもリアルに訴えてくる。物語が進むにつれて、「あれ?」と思っていたことが解き明かされていくのも、すごくうまくてやられてしまった。気づくとそのタイミングで号泣していた。観たあとは人のよさが20%くらいよくなるような温かみのある映画だ。バーバラにしろ、「シエラ・バージェスはルーザー」のシエラにしろ、賢いオタクは最高なのである。

帰りに劇場前のポスターの写真を撮るか迷ったが、あとでInstagramに載せて映画通ぶるイタい大学生だと思われるのが嫌でやめた。結局もらったフライヤーの写真を投稿しているので、どうしようもない奴である。

https://www.instagram.com/p/BpZIqtRlXTY94R-ougyhFQElseCf3fhR889Apc0/

ところで、このバーバラは他人には見えない「巨人(Giants)」を心の中に持っていたが、私にも似たような経験がある。

小さなころ、「さんかちゃん」という子と仲が良かった。保育園から家に帰ると、母親にその話を引っ切り無しにしていたそうだ。しかしながら、どれだけ私が真剣に話そうとも、さんかちゃんはこの世には実在していなかった。

また、さんかちゃんには性別もなかった。母親がいくら聞いても返事は曖昧なものだったという。性別の在り方に敏感な私であるが、もしかしたら既にこの時期にはその基盤が完成していたのかもしれない。考えすぎか。

今さらこのことが気になり調べてみると、この空想の友人は「イマジナリーフレンド」と言って、そこまで珍しいものではないようだ。読んで字のごとくなネーミングもなんだかおかしいが、このイマジナリーフレンド、幼児期に体験した人物の方が社交性が高いそうである。喜んではみるものの、自分がその例外であるのは確実なので少し悲しい。

もう二度と会うことのないさんかちゃん、自分で作りだしたのに、勝手に忘れてしまい、申し訳ない気持ちもある。この世なりあの世なり、どこかでまた会えたらいい。

大阪旅行

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先日、大阪に1泊2日で行ってきた。普段大阪に行くときは一人なのだが、今回は名古屋に住む高校時代からの友人と、大阪で一人暮らしをしている友人の元へ遊びに行った。

1日目、大学が終わるとすぐに名古屋駅まで行き、新幹線で大阪に向かう。友人にとっては久々の大阪なので、観光がてら道頓堀に行くことにした。自分は月1ペースで大阪に通っているので土地勘はあるつもりだったのだが、所謂ミナミ方面にはめっぽう弱くGoogle Mapに頼りきりになっていた。テクノロジーってすごい。

大阪の地理には私以上に疎い友人を心斎橋に取り残し、小袋成彬のライブへと向かった。

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彼を見るのは5月の東京以来10か月ぶり、2度目だった。彼の音楽は数年前から聴いていたのだが、今年に入ってからあれよあれよと表舞台に出てきて、こうしてライブも観られているのだから幸せなことだ。しかも整理番号は15番、最前列中央で観ることができた。なんだかこっちまで緊張してしまい、終始目のやり場に困っていた。ライブのことを書こうとしているわけではないので内容は割愛するが、やはり期待を裏切らない素晴らしいパフォーマンスだった。なんて内省的で、繊細で、それでいて大胆な歌唱なのだろう。

ライブが終わった後は、友人の住む我孫子で合流し、夜中まで適当に過ごした。スマホを見せてダブルチーズバーガーを貰ったり、さほど興味のないドラマを観たり、スーパーで買い物をしたり。

普段は大阪に観光しに行くわけではないので、2日目は観光客モードで楽しもうと決め込む。とりあえず午前は天王寺動物園へ。新鮮な気持ちで1日を楽しもうとしていたが、実はこの動物園に行くのは人生で3度目だ。それでも大阪で好きな場所トップ10には入るほどお気に入りの場所なので、気にしない。

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見てよ、このアンニュイなコアラ。

この日は10月にしては珍しい猛暑で、動物たちもどこか元気がないようだった。オオカミもぐったり。また、先日の記録的な台風でフクロウの小屋が潰されていた。中にいたシロフクロウは台風の前日、自傷行為を始めたために他の部屋に移動させられていたらしい。もしかしたら予知…?なんて思いながら感心。でも可哀想。

動物園を一通り楽しんだあとは新世界へ。これだけ大阪に行っておいて新世界はまもとに行ったことがないなんて笑ってしまうが、ここで人生初の串カツ「だるま」を体験。美味しかった~。

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新世界のあとは私の大のお気に入り、「安藤百福発明記念館」へ。安藤百福は日清カップヌードルの生みの親、つまりNHK連続テレビ小説の『まんぷく』のモデルとなった人物だ。ここもやはり初めての場所ではないのだが、安藤サクラが好きな私にとっては、再び訪れるに値する場所だった。

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この記念館の一番の目玉はやはりこの、マイカップヌードルファクトリー。300円で自分の好きな具材とスープを選んでオリジナルのカップヌードルが作れる。楽しい…!

このあと大学生3人でカップヌードルを首から下げ、そのまま大阪駅へ。軽食を取ろうとするもカフェ難民になり、バタバタしながらグランフロントのMUJI CAFEへ。美味しいサンドイッチを食べたあとは早歩きでターミナルへ向かい、なんとか乗車時刻までに高速バスに乗ることができた。

2018年だけでも十数回行っている大阪、いつもとは少し違った視点で見ることができてこれもよかった。次はまたホームな感じで行く。

台北旅行

先日、台北三泊四日、実質二日間の短い旅行をしに訪れた。

実は昨年の初春にも台北には訪れているのだが、その独特な空気感に魅了されてしまい、一年半で再び足を運ぶこととなった。今回は晩夏。季節も真逆で、いい頃合いだったと思う。

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二年連続で訪れた士林夜市。広すぎて全貌が把握できていない。

台北は本当に面白い街だ。まだ二度しか訪れたことがない身ではあるが、それでもやはり面白いと思う。現代の日本が失ってしまった美しさや温かさと、現代の日本が必死に追い求めているテクノロジーとが、うまく同居している。そしてこの街の人々は、「見てみぬフリ」を覚えてしまった私たちが手放したものを、大切に守り続けている。電車でよろけたおばあさんを周りの人たちが支えてあげる光景を見て感動してしまう自分が、恥ずかしくさえあった。

 

きっと台北では、思いやりがひどく当たり前のものなのだ。

銀行で外貨両替しようとすれば「隣の銀行なら手数料がかからないからそっちがいいよ」なんて損得抜きで教えてくれるし、ティースタンドで土産用の茶葉を見ていたら、試飲用にと販売用のお茶をプレゼントしてくれた。雑貨屋さんでは、お互い拙い英語ながら必死に商品の説明をしてくれた。ただ運がよかっただけなのかもしれない。でもろくに現地語も話せない日本からの観光客に寛大な心をもって接してくれた彼らは絶対に親切な人たちだ。

 

今、自分は名古屋市の観光案内所でアルバイトをしている。統計のためにもインバウンド客の出身国を聞いているのだが、台湾は最もよく耳にする国名の一つだ。親切さに還元も何もないけれど、やはり彼らには感謝と尊敬の念をもって接したいと感じる。

 

ふと「僕らが変わるってことは 世界を変えるということと ほとんど同じなんだよ」というSEKAI NO OWARIの歌詞を思い出す。見てみぬフリが横行しているこの社会のなかで、小さな存在である一個人が変わることは案外大きな意味を持つのかもしれない。

日々の生活に追われ、優しさを持つ余裕がなくなりそうなときには、また台北に訪れたいと思う。おいしいものもあるし。

 


いい曲ですよね。